昨年大ヒットしたトム・クルーズ主演の『トップガン マーヴェリック』。Blu-ray等が発売され、配信サービスでも視聴可能となっている中、一部の劇場で上映が続いていた中、「第95回アカデミー賞」へのノミネートを記念して、3月3日より全国175館に拡大し（3月10日からは106館）、入場者プレゼントとして、ノミネートされた賞が刻まれた「ラスト胸熱ステッカー」を全国25万枚限定で配布することが発表された。ラージフォーマットでの上映もある。上映劇場は後日、公式サイトで発表される。

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　現地時間12日（日本時間13日午前）に授賞式を控える「第95回アカデミー賞」には、作品賞、主題歌賞（Hold My Hand／レディー・ガガ）など6部門でノミネートされている。

　アカデミー賞において、トム・クルーズ主演作が作品賞にノミネートされたのは第69回『ザ・エージェント』以来26年ぶり、受賞となればダスティン・ホフマンとのダブル主演した『レインマン』（第61回）以来、34年ぶりとなる。

　コロナ禍以降、厳しい状況にあった映画業界は、『トップガン マーヴェリック』なくしていまの再生と盛り上がりはなかったと言っても過言ではないことを世界中が実感しており、現地時間今月13日に行われた、ノミネートされた映画人が集う恒例の昼食会、オスカー・ノミニーズ・ランチョンでは、スティーヴン・スピルバーグ監督が、トムへ謝意と賛辞を直接送っている様子がキャッチされたことも話題をさらっている。

　日本でも昨年5月27日の公開から今年2月19日までの累計興行収入は135.7億円に到達。2010年以降に公開された実写映画1位という大記録を打ち立てた。トム・クルーズ作品として日本歴代最高記録の『ラストサムライ』（2003年公開、137億円※興行通信社調べ）を超える“胸熱”な瞬間も到来間近だ。