俳優の吉高由里子が主演を務める、2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』の新キャストとして道長の姉/一条天皇の母・藤原詮子役の吉田羊の出演が決定した。
紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
吉田羊が演じる藤原詮子は、道長の姉。円融天皇に入内し、父の望みどおり皇子をもうける。その懐仁親王(のちの一条天皇)を溺愛、成人しても常に寄り添い、次第に宮廷での勢力を増していく。
――演じる人物の印象と意気込み
道長の次姉詮子は、弟想いで情が深く、相手の長所や能力を見抜き、伸ばせる人。情勢を読む力にも優れ、さしずめ、平安時代の「出来る女」という印象です。道長にとっては頼るべき存在というところに今作では純真さが加えられ、中でも女が政の道具として扱われることへの彼女の反発や心痛の描写は、高貴な家柄に生まれついたゆえの葛藤もさることながら、彼女がいたって普通の感覚を持った女性だったのかもと想像が膨らみました。同時に視聴者の皆様には、遠い平安時代ながら、現代を生きる私たちと何ら変わりない人々の物語として、身近に感じてもいただけるのではないでしょうか。もとより、そう感じていただけるように私自身、等身大で演じられたらと思っています。
――大河ドラマ出演歴・思い出など
一番長い時間を過ごさせていただいたのは『真田丸』でしたが、真田家の家族物語だったのもあり、日を追うごとにどんどんチームも家族のようになっていくのがおもしろく、長い時間をかけて撮っていく作品の醍醐味を味わいました。
――およそ1000年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみ
日本独自の貴族文化である国風文化が発展した時代ということで、この時代にしか見られないお衣装や、仮名文字が生まれる様子、またお香の役割やお風呂など貴族のリアルな衛生事情もおもしろそうです。例えばこの時代の「風呂」は今でいうサウナですが、そこで使われていた敷物や着物が、風呂敷や浴衣の語源であるといった、現代に繋がるお話も楽しみです。
――古都京都の印象や思い出
訪れるたびに思うのは、「美しい街」だということ。碁盤の目に整備された町しかり、自然の豊かさ、神社仏閣に施された手仕事の繊細さ、京ことば、などなど。それらの美しさに惹かれて、世界中から人が、食が、芸術が集まり、特別な世界を形成している都だなと感じます。直近で訪れたのは昨年末の舞台公演。連日連夜、美食店を巡り、一流の京グルメを堪能したのが思い出です。
紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
吉田羊が演じる藤原詮子は、道長の姉。円融天皇に入内し、父の望みどおり皇子をもうける。その懐仁親王(のちの一条天皇)を溺愛、成人しても常に寄り添い、次第に宮廷での勢力を増していく。
――演じる人物の印象と意気込み
道長の次姉詮子は、弟想いで情が深く、相手の長所や能力を見抜き、伸ばせる人。情勢を読む力にも優れ、さしずめ、平安時代の「出来る女」という印象です。道長にとっては頼るべき存在というところに今作では純真さが加えられ、中でも女が政の道具として扱われることへの彼女の反発や心痛の描写は、高貴な家柄に生まれついたゆえの葛藤もさることながら、彼女がいたって普通の感覚を持った女性だったのかもと想像が膨らみました。同時に視聴者の皆様には、遠い平安時代ながら、現代を生きる私たちと何ら変わりない人々の物語として、身近に感じてもいただけるのではないでしょうか。もとより、そう感じていただけるように私自身、等身大で演じられたらと思っています。
――大河ドラマ出演歴・思い出など
一番長い時間を過ごさせていただいたのは『真田丸』でしたが、真田家の家族物語だったのもあり、日を追うごとにどんどんチームも家族のようになっていくのがおもしろく、長い時間をかけて撮っていく作品の醍醐味を味わいました。
――およそ1000年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみ
日本独自の貴族文化である国風文化が発展した時代ということで、この時代にしか見られないお衣装や、仮名文字が生まれる様子、またお香の役割やお風呂など貴族のリアルな衛生事情もおもしろそうです。例えばこの時代の「風呂」は今でいうサウナですが、そこで使われていた敷物や着物が、風呂敷や浴衣の語源であるといった、現代に繋がるお話も楽しみです。
――古都京都の印象や思い出
訪れるたびに思うのは、「美しい街」だということ。碁盤の目に整備された町しかり、自然の豊かさ、神社仏閣に施された手仕事の繊細さ、京ことば、などなど。それらの美しさに惹かれて、世界中から人が、食が、芸術が集まり、特別な世界を形成している都だなと感じます。直近で訪れたのは昨年末の舞台公演。連日連夜、美食店を巡り、一流の京グルメを堪能したのが思い出です。
このニュースの流れをチェック
- 1. 岸谷五朗、“紫式部”吉高由里子の父・藤原為時役 来年大河『光る君へ』に出演
- 2. 国仲涼子、念願の大河ドラマ初出演 『光る君へ』で“紫式部”吉高由里子の母役
- 3. 高杉真宙、“紫式部”吉高由里子の弟役 『光る君へ』で11年ぶり大河出演
- 4. 段田安則、来年大河『光る君へ』に出演決定 道長の父・藤原兼家役
- 5. 三石琴乃、大河ドラマに初出演「歓喜しました」 『光る君へ』で道長の母・時姫役
- 6. 井浦新、来年大河『光る君へ』に出演決定「個性的な道隆を演じる」
- 7. 玉置玲央、来年大河『光る君へ』に出演決定 道長の兄・藤原道兼役
- 8. 吉田羊、来年大河『光る君へ』に出演決定 道長の姉役「等身大で演じられたら」
- 9. 板谷由夏、来年大河『光る君へ』に出演決定 道隆の妻役「身が引き締まる思いです」
- 10. ファーストサマーウイカ、初大河で清少納言役 “紫式部”吉高由里子とライバル関係「非常にワクワク」
- 11. ユースケ・サンタマリア、来年大河『光る君へ』に出演決定 スーパー陰陽師・安倍晴明役
- 12. 来年大河『光る君へ』第2弾キャスト11人発表 両親役に岸谷五朗&国仲涼子 清少納言役はウイカ 【11人の役柄紹介あり】
- 13. 来年大河『光る君へ』音楽は冬野ユミ氏「さまざまな曲たちでお支えできたら」
- 14. 来年大河『光る君へ』語りは伊東敏恵アナ「心から光栄に思います」
コメントする・見る
2023/02/21