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ピーター・パンを卒業した吉柳咲良、“怪演女優”水野美紀から洗礼 飛躍のステップに

 昨年8月にブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』の10代目ピーター・パン役を卒業し、新たなステージに立った吉柳咲良(きりゅう・さくら/18)。放送中のテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜 後9:00)に、水野美紀演じる「遺品整理のポラリス」の社長・北斗千明の娘・北斗桜役で出演しており、さまざまなキャラクターを見事に演じ分ける“怪演女優”の洗礼を受けている。

10代目ピーター・パン役を卒業し、間もなく高校も卒業する吉柳咲良 (C)ORICON NewS inc.

10代目ピーター・パン役を卒業し、間もなく高校も卒業する吉柳咲良 (C)ORICON NewS inc.

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 「水野さん演じるお母さんとのシーンでは、『あれ? 台本にそんなこと書いてなかったよな?』と思うことがしょっちゅうあって、急に質問されたりして、最初の頃は戸惑ったのですが、せりふもアドリブもすべてがナチュラルで、面白くて(笑)。親子の会話ってこういう感じだよな、という説得力があって私も引き込まれます。水野さんのお芝居にどこまで対応できるか、自分が試されているのを感じています」

 大石静氏の台本に、アドリブを織り交ぜながら、陽気でちゃらんぽらんなところもまた魅力的な北斗のキャラクターを表現する水野に、笑いをこらえるのが大変な時もしばしば。

 「面白すぎるぐらいです。お母さん、最高です」

 同ドラマは、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村匠海)が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら“運命の恋”を育んでいく、“10歳差”ピュアラブストーリー。

 吉柳が演じるのは自身の名前と漢字違いの桜。元気いっぱいでちょっと抜けている母親をフォローするかのように、真面目で優秀なJKに育った。「ポラリス」の従業員たちの妹分のような存在で、実は、一星(北村)に恋心を抱いており、第6話(21日放送)の予告では不意打ちで桜にキスされる一星の姿が!

 一星役の北村とは、劇場アニメ『かがみの孤城』(公開中)で声の共演をしているが、実写作品では初共演。

 「最初、現場ですごく緊張していた私にいろいろ話しかけくださってありがたかったです。カラオケで歌うことが好きで、週に4回行くこともあるくらいなのですが、先日、『猫』を熱唱したことを報告したら、すごく笑ってくれて、うれしかったです。歌でも、お芝居でも活躍されていて、尊敬します」

 劇中の桜と同じように、吉柳も現場で妹分のようにかわいがられているよう。その現場の雰囲気を生み出しているのは吉高だ。

 「現場に行くと、いつもアットホームな雰囲気を感じるのですが、吉高さんが現場にいてくださるとさらに明るくなるというか、私もホッとするというか。吉高さんの優しさに触れて、すごく温かい気持ちになって泣きそうになったこともありました」

■できることの幅を広げていきたい

10代目ピーター・パン役を卒業し、間もなく高校も卒業する吉柳咲良 (C)ORICON NewS inc.

10代目ピーター・パン役を卒業し、間もなく高校も卒業する吉柳咲良 (C)ORICON NewS inc.

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 エンタメ好きな家族のもと、幼い頃から歌ったり、ダンスを踊ったりすることが好きで、石原さとみに憧れ、2016年の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」に応募。12歳4ヶ月でグランプリを獲得し、翌17年に歴代最年少の13歳でピーター・パンに大抜てきされた。10代目ピーター・パンとして、中学1年から高校3年まで舞台『ピーター・パン』に青春をささげた。

 「中途半端なことはできないという責任やプレッシャーを常に背負っていたと思うのですが、それ以上に、ピーター・パンを演じることが当たり前になっていて、ずっとこのまま居心地のいい“子ども”でいられたら、と思ったほどでした。今を生きることに精いっぱいで、先のことを考える余裕もなかったのですが、11代目ピーター・パンの山崎玲奈さん(※崎=たつさき)が発表された時に、『ついにこの時が来たのか…』と思いました。今年から自分じゃない人が、あの舞台に立って、ピーター・パン役をやるんだ…と思うとさみしい気持ちになります」

 高校卒業後のビジョンを訊ねると、「歌をやりたいです。アクションにも取り組みたい。とにかくできることの幅を広げていきたい。高校ももうすぐ卒業ですし、本当に気持ちを入れ替えて、仕事に向き合っていこうと思っています」と前を向いた。

 『ピーター・パン』で歌いながら空を飛びまわっていた彼女である。その歌のうまさは、新海誠監督のアニメーション映画『天気の子』で凪を演じた際、カラオケで「恋するフォーチュンクッキー」を歌うシーンのアフレコ中、新海監督からの無茶ぶりで「ハナミヅキ」をアカペラで披露したという逸話も。アクションについても彼女の身体能力の高さを疑う余地がない。

■『星降る夜に』第6話(21日放送)は桜のフィーチャー回

ドラマ『星降る夜に』第6話(2月21日放送)より (C)テレビ朝日

ドラマ『星降る夜に』第6話(2月21日放送)より (C)テレビ朝日

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 直近で放送されるドラマ『星降る夜に』第6話では、一星とのキスのほかに、北斗と桜が実は血がつながっておらず、桜は北斗の元夫の連れ子だったことが明らかに。桜を産んだ母親が海外に完全移住することになり、最後に一目会いたい、と手紙を送ってくる。葛藤にさいなまれながらも桜に手紙を手渡す北斗。実の母親に会うべきか、会わないべきか…答えが出ない桜は…。

 「第6話の台本を読んだ時、親子愛だけではない、いろいろなものが散りばめられてる気がしました。桜の気持ちがかき乱されて、ちょっと道を踏み外してしまいそうになるというか、むずがゆい感じがとてもリアルで、同年代の人はたぶん、感覚的にわかってもらえるんじゃないかな、と思っています。エゴサもするので、オンエア中は『星降る夜に』のハッシュタグで、どんなことをつぶやいているのか、チェックしながら観ているのですが、視聴者の皆さんがどのような感想を抱くのか、ワクワク、ドキドキしています」

ドラマ『星降る夜に』第6話(2月21日放送)より (C)テレビ朝日

ドラマ『星降る夜に』第6話(2月21日放送)より (C)テレビ朝日

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 第6話の演出を担当した深川栄洋監督からは「お芝居を作ってはいけません。もっとラフな感じで」と指導を受けたという。私たちは、次はこうしてああして、こっちに動いて、これを言おうなどと考えながら生きてはいないからだ。

 「桜という人が本当に存在して、生活しているように見える芝居を心がけています。うまくいったことも、いかなかったことも、全部、いい経験だと思って、糧にしていきたいです」

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  • 10代目ピーター・パン役を卒業し、間もなく高校も卒業する吉柳咲良 (C)ORICON NewS inc.
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  • ドラマ『星降る夜に』第6話(2月21日放送)より (C)テレビ朝日
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