俳優の鈴木亮平主演、その恋人役で宮沢氷魚が共演、松永大司監督による映画『エゴイスト』（公開中、R15+）より、鈴木、宮沢、阿川佐和子それぞれの思いが詰まったインタビューとメイキングを編集した特別映像が公開された。

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　さまざまなテーマを愛と毒のある切り口で、数々のコラムを世に送り出してきた高山真の自伝的小説が原作。14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごし、今はハイブランドの服に身を包んで、気ままながらもどこか虚勢を張って生きているファッション誌の編集者、浩輔（鈴木）。そんな彼が、シングルマザーである母（阿川）を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太（宮沢）と出会い、物語は動き出す。

　解禁された映像では、鈴木が旧知の仲である松永監督の撮影方法や役者への接し方について「すごく俳優に寄り添ってくれて、気持ちを大事にしてくれて、一緒に作って下さる」とコメントし、「その分、何回も何回も粘りますけど、粘ってくれることが本当に幸せなこと」と、一つのシーンでテイクを重ねる様子も。

　宮沢は龍太という役に「このタイミングで出会えて本当によかった」と言い、「真実だけを表現しようとこの作品を経て思いました」と影響を受けた。阿川は本作の魅力について、「優しさ」を挙げ、「キラキラ光ものがあちこちで見つけられると思う」と、語っている。

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