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福山雅治、13年ぶり共演・大泉洋と“無敵のバディ”に 『日曜劇場』で4年ぶり主演

 歌手で俳優の福山雅治が、4月スタートのTBS系日曜劇場『ラストマン−全盲の捜査官−』(毎週日曜 後9:00)で、『集団左遷!!』(2019年4月期)以来4年ぶりに同枠主演を務めることが決定した。今作では、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)以来13年ぶりに俳優・大泉洋と共演。福山演じる全盲の人たらしFBI捜査官と、大泉演じる犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事が“無敵のバディ”として難事件に挑んでいく。

『ラストマン-全盲の捜査官-』主演の福山雅治と共演の大泉洋 (C)TBS

『ラストマン-全盲の捜査官-』主演の福山雅治と共演の大泉洋 (C)TBS

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 主人公・皆実広見(みなみ・ひろみ/福山)は、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官。人たらしな性格で愛きょうや社交性があり、いつも人の輪の中心にいるような人物。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味でFBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。

 そんな皆実のアテンドを命じられた、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(ごどう・しんたろう/大泉)。代々、警察庁長官を務めあげてきた由緒正しい“護道家”の人間である心太朗は、自ら志願し、警察の中でキャリアではなく現場を選択し、捜査一課で圧倒的な検挙数をあげていた。ある理由から悪を絶対に許さないという“並々ならぬ正義感”があり、犯人を捕らえるためにはどんな手段もいとわないいきすぎた一面も。その姿勢から警察内部にも敵は多い。“次期警察庁長官”と目されている兄から命じられて皆実のアテンドをすることになる。

 「あなたとはいいバディになれそうです」「お別れする日が楽しみです」――何の屈託もなくすぐ周りに助けを求めることができて、人を信じる皆実と、他人を信じず己だけを信じて、一人で生きてきた心太朗という、真逆の凸凹コンビがバディを組み事件を解決していく。

 枠にとらわれない皆実の行動は警視庁の面々にとっては、はた迷惑。ただ交換留学生のお守りをするだけと思っていた心太朗も困惑し、皆実を自分にアテンドさせるのは、護道家の人間である自分にミスをさせて、キャリアの警察官僚である兄を引きずり下ろそうとする警察内部の陰謀だと考える。しかし、「心太朗をバディに指名したのは皆実自身」という衝撃の事実を知る。その理由とは。

 脚本は、『グランメゾン東京』(2019年)、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年)、『マイファミリー』(2022)年など、同枠で数々の人気作品を生み出した黒岩勉氏。サスペンスミステリーの名手である黒岩による、予想のつかない目まぐるしい展開のミステリー、バディの軽快なやりとりもみどころに。1話完結の完全オリジナルストーリーで、毎話扱われる事件は今の時代を反映させた内容になっている。さらに“護道家”や“皆実家”の重厚な家族の人間ドラマも描いていく。

■キャストコメント

▼福山雅治(皆実広見役)
今回演じるのは、全盲のFBI捜査官である皆実広見。タイトルにある“ラストマン”という言葉の通り、難事件を解決する最後の切り札になる男。鋭い分析力、嗅覚、触覚を持ちながら、自分ができないことに関しては素直に人にお願いすることができ、できることは当然自分でやる。フェアな精神を持っていますが、正義のためには二枚舌、三枚舌を使う、“上手くやる大人の男”です。
また、多様性と同時に“平等とは何か”を探っていくのが今作の根底に流れるテーマ。事件のケースには、リアルタイムで起きている様々な社会問題が題材となっているシーンも出てきます。その題材は、単にドラマを作る設定として使っているのではなく“誰もが等しく生きていく社会とはどういう社会か”ということを、さまざまな側面から見せていくエンターテインメント作品になっています。
今回バディを組むことになる大泉洋さんは、お芝居でいうと13年前に大河ドラマ『龍馬伝』でご一緒して以来です。そのときは近藤長次郎(※福山が演じた坂本龍馬の同志)として自害をされて、非常に悲しい別れをして以来です。今作では、警察社会を懸命に生き抜こうとする護道さんに会えてうれしかったですね。
なので今回はまったく新しい関係です。護道心太朗というのは、大泉さんの根底に流れているかっこいい部分と、これもちょっとあるのかな? ダークな部分を持ちあわせている。
“悪かっこいい”部分がある役なので、それを見られるのが僕も楽しみです。
一人ではできないことが二人でできる。最高で最強のバディがさらに周囲の人を巻き込んで、大きなうねりを生み出す。二人でそのうねりの中心になれればと思っています。
テーマやメッセージも含めて、さまざまな挑戦があるドラマだと思います。その挑戦を大泉さんとバディを組むことで楽しんで演じられたらと思っています。シリアスだけれど、ちょっとニヤリとできるような、そういう見せ方がこのバディだったらできるんじゃないかと。
軽くではなく軽快に。重たくではなく重厚に。日曜の夜にスカッとできるドラマです。ぜひご覧ください。

▼大泉洋(護道心太朗役)
護道心太朗という人物は祖父の代から続く警察官僚一家で、自らもキャリアでありながら官僚ポストにはつかず、現場にこだわり、時には手段を選ばず、犯人を挙げることだけに異常なまでに心血を注ぐ人物です。
福山さんとの共演は、13年前の『龍馬伝』ぶりになります。
最近は「福山さんのモノマネをする人」または「福山さんの面白伝説を語る人」と思われがちでしたので、刑事ドラマという私も初めて挑戦する新しい世界でしっかりと共演できるのはとても光栄です。最強のバディとしてドラマを最高に盛り上げつつ、新しい福山さんのモノマネと新作の「福山雅治伝説」を仕入れるのが私の使命と感じております!
どうぞ、さまざまな観点でご期待ください(笑)。

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  1. 1. 福山雅治、13年ぶり共演・大泉洋と“無敵のバディ”に 『日曜劇場』で4年ぶり主演
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