見た目はオトナで実は最強なのに…中身はコドモのヒーローと、神々との闘いを描く、DC映画『シャザム！〜神々の怒り〜』（3月17日公開）の日本版本ポスターが公開された。日本人になじみ深い“GOD”な怪獣にも見えるのは、本作で地球に襲いかかって来る巨大なドラゴン。怒り心頭の“神の娘”三姉妹やドラゴンの迫力と、“神”をなめてかかっている様子のシャザムのギャップが激しいこのビジュアルは、長女ヘスペラ役のヘレン・ミレンや、ビリー役のアッシャー・エンジェルにも大好評だったという。

　シャザムは、古代の魔術師より6 人の神のパワー（S＝ソロモンの知恵、H＝ヘラクレスの剛力、A＝アトラスのスタミナ、Z＝ゼウスの万能、A＝アキレスの勇気、M＝マーキュリーの神速）を授かった最強のヒーロー（大人の姿）。しかし、その頭脳はコドモのビリー。

　彼が、魔法の言葉「シャザム！（S.H.A.Z.A.M）」と唱えると、ドラム缶をデコピンで吹き飛ばすパワー、銃弾を受けてもへっちゃらなボディ、全てを破壊する雷のパワーなど、超絶マッチョなヒーローへ変身する。しかし、本作では、頭脳がコドモゆえに“神の娘”たちを怒らせてしまう。

　劇中でも、“神”をコドモらしさ全開で挑発したり、つい失礼な事を言って怒りの炎に油を注いだり、ヒーローらしからぬ行動を連発。前作では、敵の口上に対して「悪のラスボス的なこと言ってる？　車の音がうるさくて全然聞こえない」と言い放つシーンもあったが、今回も“ヒーローモノあるある”へのツッコミがさく裂しそうな予感大。

　強大な“神”の力を目の当たりにし、「僕にはムリだ、勝てっこない」と逃げ腰全開のシャザムだが、“神の娘”三姉妹との戦いから逃れることはできなさそう。特大スケールの笑いとDC最大級のアクションへ期待を抱かせる。そんな本作の“神”レベルの映像体験を約束するラージフォーマット（IMAX、4D、Dolby Cinema、Screen X）での上映も決定している。