俳優の沢村一樹が主演を務める、3月24日放送のテレビ東京ドラマスペシャル『ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者』（後8：00〜後9：48）で竹内涼真が演じる交代人格の役どころが明らかになった。

【写真】その他の写真を見る

　同作は、虚実が入り混じった現代社会に送る、これまで見たことのないヒューマンサスペンスドラマ。誰が“ほんとうの顔”で、誰が“ニセモノの顔”をかぶっているのか。人間の根源に鋭く迫る新感覚のドラマとなっている。過去にある事件で妻を殺害された元刑事・獅子舞亘を沢村、亘が連続誘拐事件の容疑者として取り調べるいくつもの人格をもつ解離性同一性障害（DID）の青年・元村周太を竹内が演じる。

　今回、公開されたのは竹内が演じる元村、カブト、バクと名付けられた交代人格。24歳の青年である主人格・元村はDIDを患っているが、本人はその事実に気付いていない。普段はゴミ処理場の従業員として働いているが、突然連続誘拐事件の容疑者になる。

　カブトは、7歳の少年。臆病な性格で人見知りな面がありながら一目見ただけでその人の身長や体重などがわかったり、瞬時にものごとを暗記することができるなど天才的なIQを持つ。バクは、常に相手のことを否定しながら生きている。性質や動作が荒々しく、乱暴な性格をしている。

　また、表に見せる顔と裏に秘めた顔を鮮やかな明け暮れの背景でイメージしたメインビジュアルも公開された。そして、竹内演じる元村のだんだんと変わっていく表情を寒暖感ある色相で並べ、多重の人格を抱えていることを表し、沢村演じる亘の緊迫感ある表情と、指のすき間から零れる光は見る者が思わず引き込まれてしまうようなビジュアルに仕上がっている。