田島列島の同名漫画を俳優の広瀬すず主演で映画した『水は海に向かって流れる』(6月公開予定)の出演者が発表された。広瀬とシェアハウスで同居する10歳年下の相手役に大西利空が抜てきされているほか、高良健吾がユーモアあふれる脱サラ漫画家の叔父役を、長編実写映画初出演の當真あみが恋心を秘めた同級生役を演じる。 過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言し、日々を淡々と過ごす「榊さん」こと、26歳のOL、榊千紗(広瀬)。しかし、10歳年下の高校生、直達(大西)と出会い、彼女の閉じ込めてきた感情があふれ出す。個性豊かな年の差男女5人が集うシェアハウスを舞台に、家族でもなく、恋人でもない、“特別な存在”が、一歩踏み出す勇気をくれる物語。監督は、『そして、バトンは渡された』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』など、心潤す数々の群像劇を世に送り出してきた前田哲が務める。
2023/02/10