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武藤敬司「普通のオジサンになるのも大変」引退後も戦いは続く 猪木さん・橋本真也さん・三沢光晴さんの思い背負い東京ドームへ

 1984年に新日本プロレスに入門以来、38年にわたって日本のみならず世界中のプロレスファンを魅了し続けてきた武藤敬司(60)。今月21日に迫った東京ドームでの引退試合chocoZAP presents『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE〜HOLD OUT〜』は、「日本プロレス史上最大の夜」と銘打たれ、武藤の最後の花道を飾るべく現役トップ選手やレジェンドファイターたちが団体の垣根を超えて集結する。

2月21日に引退試合を迎える武藤敬司 (C)ORICON NewS inc.

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 最後の大一番を目前に控え、プロレスの天才は何を思うのか。引退を決意したときの思いや家族の反応、そしてプロレスの試合を“作品”と表現してきた武藤敬司が引退後にどんな“作品”を残していくのか。じっくりと話を聞いた。

■人工関節で膝は回復も…「股関節も奇形してきちゃって」 長州力も歩き方を心配

 引退を決意したのは、昨年の春だった。「ずっと悪かった膝を2018年に手術して人工関節にして良くなって、2021年度のプロレス大賞でベストバウトを獲ることができました(VS潮崎豪)。でも、次は股関節が奇形してきちゃって、こっちも人工関節にしたら、もう完全にプロレスができないと言われて。遅かれ早かれというなかで『もうじゃあ引退しよう』と決断しました」。

2月21日に引退試合を迎える武藤敬司 (C)ORICON NewS inc.

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 引退を発表した時点ではスッキリした表情も見せていたが、その決断に至るまでには悩む日々を過ごしていた。プロレス界の先輩に相談したのか尋ねると「しないよ。誰もいいアドバイスをくんないよ」と笑うが、テレビの共演が多い長州力は、武藤の辛そうな歩き方を見て「敬司、お前もそろそろアレだろって、ちょっと促されましたね」と心配していた。

 引退までずっと自分を支えてくれた家族には、感謝の言葉があふれてきた。「若いときから膝が悪かったから、家族には迷惑をかけてきたし、50代になってからは介護状態に近い感じにもなっていたので、引退を伝えたときは、ホッとしていましたね。武藤家にとって一区切りとなったけど、たぶんこれからも迷惑はかけるからね」。ちなみに、家族からの花束贈呈が引退試合の名物の一つとなっているが「会場には来ると思うけど、前に出るのは絶対に嫌だって言ってるよ」と苦笑した。

2月21日に引退試合を迎える武藤敬司 (C)ORICON NewS inc.

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■引退後も続く“作品”づくり プロレス視聴環境の充実に本音も「40年早く生まれすぎた(笑)」

 武藤は常々、自身の試合を“作品”と表現してきた。2月21日で引退後、プロレスラーではなくなった武藤は、どんな“作品”を残してくれるのか。「それは考えてないけど、普通のオジサンになるだけでも大変だから。人工関節は年をとっても壊れないけど、自分の骨が弱くなってくるとアウトだから、運動は続けていかなきゃいけなくて。だから、普通のオジサンになるために必死に頑張る姿が、これからの作品になるのかな」。

 これまでの武藤のキャリアを振り返ると1984年に新日本プロレスに入門し、2002年に全日本プロレスの社長に就任、13年に「WRESTLE-1」を旗揚げし、21年からはプロレスリング・ノアに所属。新日時代にはアメリカ遠征を経験し、“悪の化身”グレート・ムタは全米屈指のヒールとしてその名を轟かせた。世界を股にかけて活躍し、現役選手ながらレジェンドとしてリスペクトを集める武藤に、「団体ではなく自分の名前で戦ってきた自負はありますか?」と聞くと、「そんなことはないよ」と即答で否定した。

 「やっぱりプロレスって一人でできるわけじゃないから、戦ってきた相手があってこその今の自分ですから。ただ、ノアに来て、ABEMAが放送してくれたりPPVとかもできる、WRESTLE UNIVERSEもあるから世界にも挑戦できるっていう環境は、俺がやってきた“武藤商店”は違うなと。そういう見てもらえる環境が充実しているから、最後はNOAHで引退するっていう決心もついたし。本音では、40年くらい早く生まれすぎたかなって思ったりもしますよ(笑)。こういう視聴環境が整っている時に現役バリバリでやってたら、すごいチャンスがあっただろうし。だから、今の若い選手のことを羨ましいって思う気持ちもありますよ」

 ABEMAのPPVといえば、昨年6月の那須川天心VS武尊の“運命の一戦”が行われた『THE MATCH 2022』が、定価5000円以上にも関わらず50万件以上も販売という大ヒットを記録した。武尊と親交のある武藤は「あいつからPPVの話を聞いてさ、やりたくてしょうがないんだよ」と期待を込めた笑顔を見せる。「これからのプロレス界って、いっぱい見られてレスラーや団体にお金がいっぱい入る仕組みになれば、どんどん新しい人材も入ってくる好循環が生まれると思うんで、俺の引退試合がそのきっかけになってくれたら、プロレス界に恩返しもできるかな」と柔らかな笑顔も見せた。

2月21日に引退試合を迎える武藤敬司 (C)ORICON NewS inc.

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■師匠・アントニオ猪木さんとの思い出に言葉をつまらせ… 盟友の思いを背負い、ドームに向かう

 引退試合の対戦相手に指名した内藤哲也は、1995年10月の東京ドーム大会で武藤と高田延彦が対戦した「新日本 VS UWFインター」の全面対抗戦のメインイベントを会場で観戦し、プロレスラーになることを決意したという。それから27年の時を経て、プロレスファンだった少年と同じ会場で対戦するが、引退試合でも「俺を見てプロレスラーになろうって思う若い子が増えてくれたらいいな、なんてことも考えながら頑張りますよ」と、自分が去ったあとのプロレス界の未来も見据える。

 武藤が引退を発表してファイナル・カウントダウンをおこなっていた昨年10月、師匠であるアントニオ猪木さんが闘病の末に亡くなった。武藤は「2月21日には猪木さんに登場してほしかったです。現場にいらっしゃるのは難しいとしても、VTRコメントをいただきたかった。猪木さんが亡くなられてから側近の方に聞いたのですが、猪木さんの誕生日が2月20日で、『俺の80歳になって最初の仕事が武藤の仕事かよ』っておっしゃっていたらしいんです。それを聞いた時に、うん…、ちょっとグッとね…」と、この日のインタビューで初めて言葉を選んだ。

 一瞬の間を置いて、「あと、新日本プロレスで一緒に戦っていた橋本真也と、ノアの初代社長の三沢光晴さんは、引退試合ができていないからね。そういう部分も背負うことができたら、しっかり背負って引退したいね、うん」と力を込めた。

2月21日に引退試合を迎える武藤敬司 (C)ORICON NewS inc.

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●chocoZAP presents『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE〜HOLD OUT〜』
2月21日 東京ドーム【ABEMA PPVで独占生中継】
・武藤敬司 VS 内藤哲也
・オカダ・カズチカ VS 清宮海斗
・高橋ヒロム VS AMAKUSA
・外道&石森太二 VS NOSAWA論外&MAZADA
宮原健斗&諏訪魔&青柳優馬 VS 拳王&中嶋勝彦&征矢学
・シュン・スカイウォーカー&KAI&ディアマンテ VS 丸藤正道&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&ニンジャ・マック
・MAO&勝俣瞬馬&上野勇希&小嶋斗偉 VS 遠藤哲哉&岡谷英樹&高鹿佑也&正田壮史
・小川良成&Eita&HAYATA&クリス・リッジウェイ&ダガ VS 小峠篤司&YO-HEY&吉岡世起&アレハンドロ&宮脇純太
・杉浦貴&小島聡&ティモシー・サッチャー VS ジェイク・リー&ジャック・モリス&アンソニー・グリーン
・坂崎ユカ&山下実優&中島翔子&辰巳リカ VS 瑞希&伊藤麻希&渡辺未詩&荒井優希
・マサ北宮&稲葉大樹 VS 稲村愛輝&矢野安崇

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  1. 1. 武藤敬司「普通のオジサンになるのも大変」引退後も戦いは続く 猪木さん・橋本真也さん・三沢光晴さんの思い背負い東京ドームへ
  2. 2. 内藤哲也「武藤敬司に完勝することが恩返し」オカダの乱入で清宮がダウン 2・21決戦に向け波乱が連発

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