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紀里谷和明監督最新作のテーマは「女子高生」と「世界の終わり」 主演は伊東蒼

 連続テレビ小説『おかえりモネ』や映画『空白』、『さがす』などに出演し、注目を集める俳優の伊東蒼が、紀里谷和明監督の最新作『世界の終わりから』(2023年春公開)で、主演を務めることが発表された。

伊東蒼主演、紀里谷和明監督最新作『世界の終わりから』2023年春公開 (C)2023 KIRIYA PICTURES

伊東蒼主演、紀里谷和明監督最新作『世界の終わりから』2023年春公開 (C)2023 KIRIYA PICTURES

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 『CASSHERN』(2004年)で監督デビュー以降、『GOEMON』(09年)、クライブ・オーウェンモーガン・フリーマン共演のハリウッド映画『ラスト・ナイツ』(15年)などを手がけてきた紀里谷和明監督。自身の想いを全て注ぎ込み、最後の作品として長編作品に選んだテーマは「女子高生」と「世界の終わり」。これまでの男性主人公作品とは異なり、不安な未来を必死に生きようとする女子高生が、世界を救うため奔走する物語だ。

 高校生のハナ(伊東)は、事故で親を亡くし、学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいた。ある日突然訪れた政府の特別機関と名乗る男から自分の見た夢を教えてほしいと頼まれる。心当たりがなく混乱するハナだったが、その夜奇妙な夢を見る。

 ハナを演じる伊東は「大切な人を守ることの難しさ、自分の弱さを受け入れて誰かを頼ることの大切さ、自分が1人じゃないと気づけた時の心強さを、撮影中毎日感じる作品でした」と振り返りつつ、「この作品をみてくださった方が自分の悩みや弱さを見せてもいいんだ、自分を大事に思ってくれている人がいるんだ、ひとりぼっちな人なんていないんだ、と思っていただける作品になっていると思います」と見どころをアピールしている。

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