俳優・仲野太賀主演のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『ジャパニーズスタイル』（毎週土曜　後11：30）が、きょう24日に最終回を迎える。これまで実際に観客を入れて30分間ノンストップの群像劇を描いてきた同作だが、今回は最終回SPとして“本番一発勝負”で1時間の演技に挑戦する。

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　1年前、「虹の屋」を再び飛び出した柿丘哲郎（仲野）が突然戻ってくるところから最終回はスタート。専務としてやりたい放題した挙げ句に出て行ったため、哲郎本人も二度と敷居をまたぐことはできないと思っていたが、浅月桃代（檀れい）、凛吾郎（石崎ひゅーい）親子、影島駿作（要潤）、浮野奏太（KAZMA）、そして梅越一二四（柄本明）は、なぜか彼を快く迎え入れる。

　哲郎の父親であり、「虹の屋」の社長である宗八（ベンガル）が旅館の売却を目論んでいるそうで、それを止められるのは哲郎しかいないという。やがて、宗八がゴルフから帰ってくるが、哲郎の帰宅に激怒する。しかも、いつの間にかキャディーの尾崎夜余代（宮澤美保）と恋仲になっていて…。そしてなんと、哲郎も間もなく結婚することを父に報告する。

　哲郎の宗八への説得はうまく進み「虹の屋」は無事に存続するのだろうか…という展開かと思いきや、事態は一変し予期せぬ方向へ進んでいく。最後には、仲野がおなじみとなった汗だくの演技と、過去一のクズっぷりを見せる哲郎を演じきり、大団円を迎えた。

　クランクアップを迎えた仲野は「最速で、そして最高の達成感のあるすごい現場だなと改めて思いました。みんな頑張った！最高だぜ！」と叫び、「よかったぁ…。酒が飲みたい！」とホッとした表情を浮かべていた。