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片岡鶴太郎主演50作目『終着駅シリーズ』今夜完結 『梅ちゃん先生』で共演した美村里江の役作りに「しびれました」

 俳優の片岡鶴太郎が主演するテレビ朝日系『森村誠一ミステリースペシャル 終着駅シリーズ』の38作目でありファイナル作品『十月のチューリップ』が、きょう22日(後8:00〜9:48)の放送直前に片岡からコメントが到着した。

『終着駅シリーズ』ファイナル作品『十月のチューリップ』に出演する片岡鶴太郎(C)テレビ朝日

『終着駅シリーズ』ファイナル作品『十月のチューリップ』に出演する片岡鶴太郎(C)テレビ朝日

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 『終着駅シリーズ』は、執念の捜査で事件の奥底に潜む真相に迫る、新宿西署のベテラン刑事・牛尾正直の活躍を描くミステリー。1990年、露口茂の主演で誕生し、第5作(1996年)から片岡鶴太郎がバトンを受け継いだ。ファイナル作品は第38作に当たるが、週刊誌記者・川村冴子(水野真紀)とのコラボ作『終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子』シリーズ(計16作)などを合わせると本作は片岡の主演50作目となる。

 そんな牛尾の歩みをしめくくる最終作『十月のチューリップ』では、“神の手”を持つといわれる心臓外科の名医が刺殺される事件が発生。牛尾は第一発見者であるフラワーショップ店主・北野英子(美村里江)に容疑者の面通しを依頼するが、そのときの英子の証言に違和感を覚え、捜査を開始する。やがて、英子の過去にいくつもの謎が隠されていたことが判明。執念の捜査を進めた牛尾がたどり着いたのは、衝撃の真実だった。人間の“善と悪”、そして“生と死”を深く考えさせる、辛く悲しい事件が描かれる。

■片岡鶴太郎(牛尾正直役)コメント
美村さんとは約10年前、連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で共演しましたが、当時からお芝居に真摯に取り組む姿勢がすばらしいなと感じていました。ですから、今回のヒロイン役を演じられるのが美村さんだと聞いた瞬間、「ああ、もう大丈夫だ! 美村さんなら受け止めてくださる」と感じ、この時点で作品の成功を確信していました。
そして思ったとおり、美村さんはすばらしかったですね。この北野英子という役をどう具現化するか、脚本を手に取ったときから彼女の中ではすでに覚悟ができていたみたいで、撮影までに体重を2〜3キロ絞ったとおっしゃっていました。最終的にはストーリーの進行にあわせて、さらに“塩抜き”をして身体を絞ったと聞きました。塩抜きって、ボクサーが計量前、ガッと体重を落とす方法なんですよ。アルカクイックスマイルで美しい美村さんが、中身はなかなかのボクサーだったとは!「ヤバイぞ、これは!」としびれましたね。美村さんは本当に、英子という人物を全身でキャッチしてくださいました。
美村さんが撮影中、「この終着駅シリーズは、いわゆる“流行りモノ”のドラマではなく、噛めば噛むほど味わいがにじみ出る作品ですね」とおっしゃってくださったのですが、とてもうれしい言葉でした。これまで、ありがたいことに過去の作品を再放送していただく機会も多かったのですが、確かにどの作品も古さを感じないんです。この『十月のチューリップ』も、人間を掘り下げた普遍的な作品。“終着駅シリーズ”ならではの深い意味をはらんだ、ファイナルにふさわしい物語です。

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  • 『終着駅シリーズ』ファイナル作品『十月のチューリップ』に出演する片岡鶴太郎(C)テレビ朝日
  • 『終着駅シリーズ』ファイナル作品『十月のチューリップ』に出演する(左から)美村里江、片岡鶴太郎(C)テレビ朝日
  • 『終着駅シリーズ』ファイナル作品『十月のチューリップ』に出演する片岡鶴太郎(C)テレビ朝日

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