俳優の佐々木蔵之介と友近が19日、都内で行われた映画『嘘八百　なにわ夢の陣』完成披露試写会に登壇した。シリーズ第3弾でも夫婦役としてますます息が合ってきた2人。友近が、より距離が縮まった共演シーンについて「今回、初のR指定がついてる」と“嘘八百”を並べて笑わせた。

【写真】その他の写真を見る

　友近の発言に焦った佐々木は「正月映画」となだめるも、武正晴監督も「そうだそうだ、撮り方気をつけました。ちょっとその“全裸”的な感じ」と悪ノリ全開。佐々木が「嘘八百ですわ」と呆れるも、友近は「やっぱりこの夫婦は信頼で成り立ってるというのはわかってもらえる。ほっとするシーンです」と胸を張った。

　すると佐々木も「確かに“絡み”のシーンはこのアングルでこうほしいというのはありました。2人で頑張りました」と乗っかり始め、友近も「そこの部分だけ急に日活感が出てる」と笑い、武監督は「友近さんもそこで本領発揮してる」と太鼓判を押していた。

　大物狙いで空振りばかりの目利き古美術商・則夫（中井貴一）と、腕は立つのにくすぶり続けている陶芸家・佐輔（佐々木）の“骨董コンビ”の“だまし合い”バトルを描く本作。今回は新たに豊臣秀吉の幻のお宝をめぐって大騒動を繰り広げる。友近は佐輔の妻・康子を演じている。

　この他、中井貴一、安田章大、中村ゆり、友近、塚地武雅が参加した。