俳優の浜野謙太が、吉沢亮が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』（毎週月曜　後9：00）の第10話から涌井桃子（生田絵梨花）の夫・翔として出演することが発表された。

　同作は、小児専門の集中治療室「PICU」をテーマにしたメディカル・ヒューマンドラマ。広大ゆえ「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われる北海道で、主人公の小児科医・志子田武四郎（吉沢）が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描く。

　第10話では、医師としての自信を失い、退職届を残して姿を消した武四郎の葛藤の日々が描かれる。母・南（大竹しのぶ）を亡くした喪失感も相まって心を閉ざした武四郎は、心配して自宅まで駆けつけてくれた幼なじみの矢野悠太（高杉真宙）、桃子、河本舞（菅野莉央）のことすらも「1人にしてくれ」と追い返してしまう。人生のふちに立つ武四郎は一体どんな道を歩むのか。

　そして、もう1つ迎える大きな局面は桃子の出産。武四郎不在の中、桃子に陣痛がきて、夫・翔として浜野謙太が出演する。第1話から桃子の会話の中で“しょうちゃん”の名前は出ていたが、なかなか姿を現さず「しょうちゃんは誰？」「桃子の旦那さんって出てきたことある？」と“しょうちゃん”の登場を待ちわびる声が飛び交っていた。満を持して“しょうちゃん”が登場し、桃子との仲むつまじいコミカルな会話劇を繰り広げる。

　浜野は「『お前かよっ』だとは思いますが、撮影ではいい感じに浮いてて、でもそれでもいい感じに愛があって。だからつまり良かったんだと思います」とコメント。「佳境でホットな状態の4人（吉沢、高杉、生田、菅野）とご一緒できたのもうれしかったですし、現場の信頼感や安心感の上で演じさせていただけてありがたい体験でした」と振り返った。