人気グループ・嵐の二宮和也が8日、都内で行われた映画『ラーゲリより愛を込めて』初日舞台あいさつに登壇した。
同作は、シベリア抑留の実態を描いたノンフィクション小説を映画化。収容所で生きる希望を捨てなかった日本人捕虜・山本幡男(やまもと・はたお)さん(享年45)の壮絶な半生を描く。
この日は、サプライズでキャストである寺尾聰が、山本幡男さんの実息である顕一さんの手紙を代読した音声メッセージを公開した。完成した作品を観て顕一さんは「二宮和也さんの姿は父・幡男にそっくりで、驚きました。なにげない仕草や表情が私の記憶をしている父をほうふつとさせる」と絶賛した。
二宮はまず寺尾について「改めていい声しているな、とぜいたくでした。この作品もそうですけど『お前が出てるからなにかあったらいくよ』とずっと言ってくれていた寺尾さんが、本当に出てくれることになって感謝ですね」としみじみ。
顕一さんの“父をほうふつとさせるような演技”の声には「俺もちょっと似ている感じがしている。『え、似てない?』みたいなことを現場で盛り上がったのを覚えている。息子さんも思っていただけたのは、うれしかったです」と笑顔。妻・モジミを演じた北川景子も「現場で初めて二宮さんにお会いしたときに、山本幡男さんってこういう方だったんだろうなと本当に幡男さんにお会いした気がして」と振り返った。
また、顕一さんが二宮の演じた幡男さんが「偉人としてではなく普通に生きた一人の男として表現されていた」としたことに、二宮は「僕らもすばらしい方だと思うのですが、この人はすごい、かっこいいんだというのはやっぱり家族が思うことなので、フラットにそういった人もこういった面があるのではないかと描くべきだと」と意図を明かす。
北川も「二宮さんは、ここは見せ場だ、とか、いいシーンにするんだという格好をしない。いい意味で全部同じ熱量。山本幡男さんが特別な人だと描きたくないんだろうなと感じましたし、ご苦労された方がこの時代にたくさんいて、そのうちの一人だと二宮さんはお伝えしたいんだろうな、と。それが息子さんにも伝わったことがうれしい」と喜んでいた。
このほか、松坂桃李、中島健人(Sexy Zone)、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督も登壇した。
同作は、シベリア抑留の実態を描いたノンフィクション小説を映画化。収容所で生きる希望を捨てなかった日本人捕虜・山本幡男(やまもと・はたお)さん(享年45)の壮絶な半生を描く。
この日は、サプライズでキャストである寺尾聰が、山本幡男さんの実息である顕一さんの手紙を代読した音声メッセージを公開した。完成した作品を観て顕一さんは「二宮和也さんの姿は父・幡男にそっくりで、驚きました。なにげない仕草や表情が私の記憶をしている父をほうふつとさせる」と絶賛した。
二宮はまず寺尾について「改めていい声しているな、とぜいたくでした。この作品もそうですけど『お前が出てるからなにかあったらいくよ』とずっと言ってくれていた寺尾さんが、本当に出てくれることになって感謝ですね」としみじみ。
顕一さんの“父をほうふつとさせるような演技”の声には「俺もちょっと似ている感じがしている。『え、似てない?』みたいなことを現場で盛り上がったのを覚えている。息子さんも思っていただけたのは、うれしかったです」と笑顔。妻・モジミを演じた北川景子も「現場で初めて二宮さんにお会いしたときに、山本幡男さんってこういう方だったんだろうなと本当に幡男さんにお会いした気がして」と振り返った。
また、顕一さんが二宮の演じた幡男さんが「偉人としてではなく普通に生きた一人の男として表現されていた」としたことに、二宮は「僕らもすばらしい方だと思うのですが、この人はすごい、かっこいいんだというのはやっぱり家族が思うことなので、フラットにそういった人もこういった面があるのではないかと描くべきだと」と意図を明かす。
北川も「二宮さんは、ここは見せ場だ、とか、いいシーンにするんだという格好をしない。いい意味で全部同じ熱量。山本幡男さんが特別な人だと描きたくないんだろうなと感じましたし、ご苦労された方がこの時代にたくさんいて、そのうちの一人だと二宮さんはお伝えしたいんだろうな、と。それが息子さんにも伝わったことがうれしい」と喜んでいた。
このほか、松坂桃李、中島健人(Sexy Zone)、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督も登壇した。
このニュースの流れをチェック
コメントする・見る
2022/12/09