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【W杯】いよいよベスト8! 日本の敗退後も、まだまだ見続けたい3つのポイント

 日本代表の躍進により、大きな盛り上がりを見せているサッカー・カタールW杯。過去に優勝した強豪国のドイツとスペインに勝利し、グループステージを1位で突破という快挙を成し遂げた日本代表だったが、決勝トーナメント1回戦で前回準優勝のクロアチアと対戦し、延長でも決着がつかない白熱した試合を繰り広げ、惜しくもPK戦で敗退。目標であったベスト8まで、あと一歩で及ばなかった。

キリアン・エンバペ (C)ORICON NewS inc.

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 快進撃を続けた日本代表が大会を去ったことで、W杯への関心が減ってしまった人が多いかも知れないが、サッカーの世界最強国を決める大会は、日本が壁を破れなかったベスト8がそろったここからが、本当の勝負の始まりともいえる。そこで、「深夜だから…」と見逃すにはもったいない、ここからのW杯をより楽しむための3つポイントをピックアップする。W杯も残りわずか8試合、世界トップレベルのサッカーを体感しよう。

【ポイント1】フランス代表・エンバペは“真のスーパースター”になれるのか?

 前回大会で優勝し、今回も本命として大会を迎えたフランス代表は、グループDを1位で通過し、決勝トーナメント1回戦でもポーランドに4対1で快勝。開幕直前に今季のバロンドール(ヨーロッパ最優秀選手賞)を獲得したカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)が負傷で離脱する危機にも見舞われたが、その影響を感じさせない充実した試合内容で、連覇の可能性も日に日に大きくなっている。

 そんなチームを牽引しているのは、エースナンバー10を背負うキリアン・エンバペだ。前回大会でもわずか19歳という若さで10番を背負い、爆発的なスピードと高い決定力でチームを頂点に導いた。その後もスピードと決定力に磨きをかけ、所属するパリ・サンジェルマンでゴールを量産。昨シーズンからはネイマールリオネル・メッシと世界最強のトリオを結成したが、主役は譲らず28得点・19アシストをマークして得点王&アシスト王をダブル受賞。クラブのリーグ制覇にも大きく貢献した。

 好調を維持したまま23歳で迎えた今大会、4試合で5得点をゲットする大爆発で、ベスト16終了時点で得点王に。コンディションも良さそうで、準々決勝のイングランド戦(10日・深4:00)でもゴールが期待できる。

 もしフランスが連覇となれば、1934年大会と1938年大会で優勝したイタリア、1958年大会と1962年大会で優勝したブラジルに続いて、史上3ヶ国目の快挙となる。60年ぶりの偉業が達成されるとき、その中心にいるのは間違いなくエンバペだ。2010年代の世界のサッカー界は、メッシとクリスティアーノ・ロナウドという2人の偉大なる選手が中心で回ってきた。しかし、ともに30代後半に差し掛かり、いよいよその時代にもピリオドが打たれようとしている。

 メッシもロナウドもW杯を優勝したことがないが、エンバペは2人が持っていない“世界一”という称号をすでに手にしている。もし自身の活躍によって母国を連覇に導くことができたら、エンバペが2人のエースを超えたと認められるだろう。世界のサッカーの中心が変わる、そんな瞬間を目撃したい。

【ポイント2】メッシとロナウド、“最後のW杯”で悲願を達成できるか?

(左から)クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ (C)ORICON NewS inc.

(左から)クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ (C)ORICON NewS inc.

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 ときに華麗に、ときにダイナミックに、ピッチ上でゴールを量産し続け、世界中にサッカーというスポーツの素晴らしさを広めてきたメッシとロナウド。サッカーの歴史に名を残す偉大なストライカーを同じ時代に2人も見ることができた、この幸せな時間も間もなく終了の時を迎える。少なくとも、W杯に限っては2人がそろって出場するのは今回が最後だろう。

 メッシのアルゼンチンは、グループステージ初戦でサウジアラビアに敗れるという失態を犯したが、その後はメキシコとポーランドという難敵に完封勝利し、決勝トーナメントに進出。1回戦でもオーストラリアを相手にメッシがゴールを決めて2対1で勝利した。フリアン・アルバレスやアレクシス・マクアリステルら若手の躍動も頼もしく、上り調子で準々決勝のオランダ戦(9日 深4:00)に臨む。

 一方、ロナウドのポルトガルは、グループステージの最初の2戦(対ガーナ、対ウルグアイ)に連勝して早々に決勝トーナメントに進出し、1回戦では堅守を誇るスイスを相手に6対1という圧倒的なスコアで勝利。盤石の戦いぶりで、準々決勝は今大会の台風の目となっているモロッコと戦う(10日 深0:00)。

 しかし、チームの好調に反してロナウドは輝きを発揮できていない。ガーナ戦で先制点となるPKを決めて、史上初となる「W杯5大会連続の得点者」という栄誉を手にしたが、その後は沈黙。スイス戦ではスタメン落ちし、自分の代わりに先発になったゴンサロ・ラモスが今大会初のハットトリックを記録するという大爆発で、チーム内の立ち位置が一気に危うくなった。

 ともにチームは好調ながらも、現在の状況は正反対となっているメッシとロナウド。メッシがさらに調子を上げていくのか、ロナウドがここから巻き返してチームのピンチを救う活躍を見せるのか。2人が対戦するとしたら、18日の決勝戦。最後のW杯で2人が並ぶ姿が見られたら……。そんなことを想像するのもW杯の楽しみである。

【ポイント3】“最強の解説者”本田圭佑は、どんな名フレーズを生み出すのか?

本田圭佑(C)ORICON NewS inc.

本田圭佑(C)ORICON NewS inc.

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 今回のW杯を盛り上げた大事な立役者として、ABEMAで日本代表の全4試合の解説を担当した本田圭佑は欠かすことができない。視聴者にも分かりやすい戦術分析をはじめ、不満のあるジャッジや相手のラフプレーには堂々と文句を言い、若手選手に「さん」付け、ピッチレポーターの槙野智章とのやり取りなど、数々の名フレーズでサッカーファンはもちろん、初めてサッカーを見るような人たちもトリコにした。

 そんな“最強の解説者”が、準決勝1試合と決勝の解説をすることも決定しており、SNSでは早くも「また本田節が聞けるの、楽しみ!」「ケイスケホンダ語録がまた増えていくのか!」と期待が高まっている。

 日本戦ではない試合で、世界中のさまざまなサッカーを知る解説者・本田は何を語るのか。地上波では聞けない本田の熱い言葉の数々は、ABEMAにて無料で楽しむことができる(試合後に見逃し配信もあり。プレミアム会員は試合中から追いかけ再生も可能)。

●本田圭佑の解説担当試合
・準決勝1 13日 深3:15番組開始/深4:00キックオフ
・決勝 18日 後11:00番組開始/深0:00キックオフ

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