坂元裕二、野島伸司、橋部敦子、浅野妙子、黒岩勉といった数々の人気脚本家を輩出してきた第34回『フジテレビヤングシナリオ大賞』の受賞者が決定し、応募総数1535作品の中から、市東さやかさんの『瑠璃も玻璃も照らせば光る』が大賞に選ばれた。授賞式が29日に行われ、市東さんらに賞状が授与された。 大賞の『瑠璃も玻璃も照らせば光る』は、うつ病の母親を抱え、家族のケアをしている高校生の主人公・木村ひかる(17)が、演劇部の照明係の手伝いをすることになり、真剣に部活に取り組む転校生・立石瑠璃(17)と、家事を担い続けなければならない自分の境遇との間で葛藤する青春ヒューマンドラマ。選考理由として「今を生きる若者たちをリアルに描き、登場人物達が葛藤を抱えながらも暗くなり過ぎない文体に好感を覚えた。希望や夢を抱きづらい時代に、希望の光を与えてくれるような作品で、読んだ後に清々しい気持ちになれた」と、評価された。
2022/11/29