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俳優の伊藤沙莉(28)が『第45回山路ふみ子映画賞』で女優賞を受賞。25日、都内で行われた贈呈式に参加した。 伊藤は『ちょっと思い出しただけ』に主演したほか、『ボクたちはみんな大人になれなかった』、『月の満ち欠け』(12月2日公開)にも出演。伊藤は「このようなステキな素晴らしい賞をいただきまして、本当に心から、ありがとうございます」と話す。「『ちょっと思い出しただけ』と『ボクたちはみんな大人になれなかった』は私の中で確実に自分の代表作と呼べる作品になるのではないかと思っている心から特別な作品です。その作品を通して、こういったありがたい賞をいただけたことを心から幸福に思っています」としみじみと語っていた。 また、同賞恒例となる客席からの質問コーナーも。伊藤へは『ちょっと思い出しただけ』を7回観に行ったという熱烈なファンから「演じている感じがしない。逆に素に1番、近かったんじゃないかなとファン目線から思います。難しかった部分は逆にありますか?」という質問が。伊藤は「松居大悟監督が葉ちゃんを私に当てて書いてくださった。始まる前にインタビューに来てくださって、自分が恋愛に対してどういう思い出があるかとか、どういう気持ちこういう時はいるのかとかたくさん聞いてくださって、寄り添って作ってくださったキャラクター。そこで、すごく共通点が多かった」と明かす。 そして「恋愛モノというのは、そこまで数多くやらせていただいて来ていない。イチャイチャとするところは少し恥ずかしいな、という感じで。照れが出ないようにするのが難しかったです」と赤面。「水族館のシーンで、幻想的な中で幻想的なせりふを言う。観てくださった方が葉ちゃんとして魅力的に思ってくださるようなシーンやせりふを自分の中に落とし込む、自然に心から出る人になるのは等身大でいるシーンよりも難しかったです」と振り返っていた。 同賞は、山路ふみ子文化財団が「映画人の育成、功績を称える」ことを目的として1977年より授与を開始。近年では『すばらしき世界』(21年、西川美和監督)や『蜜蜂と遠雷』(20年、石川慶監督)が日本アカデミー賞の各部門で優秀賞を受賞、『寝ても覚めても』(18年、濱口竜介監督)がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門へ正式出品されるなど、その年を代表する作品が受賞している。今年度の各映画賞での評価にも影響を与えそうだ。

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  • イチャイチャシーンで照れ隠しに必死だったという伊藤沙莉 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第45回山路ふみ子映画賞』女優賞を受賞した吉岡里帆 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第45回山路ふみ子映画賞』女優賞を受賞した吉岡里帆 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第45回山路ふみ子映画賞』女優賞を受賞した吉岡里帆 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第45回山路ふみ子映画賞』女優賞を受賞した吉岡里帆 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第45回山路ふみ子映画賞』女優賞を受賞した伊藤沙莉 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第45回山路ふみ子映画賞』女優賞を受賞した伊藤沙莉 (C)ORICON NewS inc.

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