声優の岡本信彦が5日、都内で行われた劇場アニメ『ぼくらのよあけ』の公開を記念した舞台あいさつに登場し、共演の藤原夏海、花澤香菜とともにトークを行った。

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　10月21日から全国公開された同作は、「月刊アフタヌーン」（講談社）で2011年3月号から12月号まで連載された今井哲也氏の同名SF／ジュブナイル漫画を原作とした劇場アニメ作品。主人公の沢渡悠真役を杉咲花、人工知能搭載型家庭用オートロボット・ナナコ役を悠木碧が演じ、悠真と同じ小学校に通う友人・岸真悟役を藤原夏海、田所銀之介を岡本、悠真の母親・沢渡はるか役を花澤香菜が務めた。

　MCからの宇宙に行ったら何をしたいかという問いかけを受け、花澤が「え、（そもそも）宇宙に行きたい？」と向けると、岡本は「うん、本当に宇宙に行きたい」「宇宙に行くためにレーシック受けてないもん」と明かした。

　岡本が「諸説あるらしいんですけど、レーシックを受けていると宇宙空間に出るのが危険になるかもしれないって話を聞いたことがあって」「だからコンタクトでがんばっています！」と理由を言い添えると、花澤は「それはだいぶ行きたい度高いね（笑）」と感心していた。

　興奮が収まらない岡本は「え、宇宙行きたくないの!?」と勢いよく質問。藤原は「行きたい。宇宙で鬼ごっこしてみたい」と回答したものの、花澤は「私は宇宙のことを考えると怖くなる」と告白。その理由を聞かれ、「自分は宇宙の中の塵（ちり）なんだなって…」と深い発言も飛び出した。

　その後、岡本は「でもでも、宇宙の裏側っていうか、その先に何があるのか知りたく…ならないよねぇ」と食い下がったが、花澤は「考えると腰が痛くなる」とバッサリ。MCが「民間人でも宇宙に行ける時代ですから、ぜひ目指してください」と岡本をフォローした。

　これに「お金が…何億とかですよね？」と聞く岡本に対し、花澤は「でも社長でしょ」とたたみかけ、会場からは笑いも起きた。岡本は「はい、こう見えて社長なんです」といいつつも、「そんなことに会社のお金は使えない（笑）」と経営者目線で反撃していた。