ホラー映画『貞子DX(読み:ディーエックス)』に登場する貞子、俳優の小芝風花(25)、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE/25)が29日、都内で行われた『“怨霊”(御礼)舞台挨拶』に登場し、トークを展開した。 イベントでは、ハロウィンを意識した衣装を身にまとったキャスト陣が、自身の役柄などについて軽妙なトークを展開し、和やかな空気が会場を包んでいた。そんな折、貞子がおもむろにMCの方へ駆け寄り、なんとキャストとスタッフへの感謝思いを綴った手紙を用意したと耳打ちで説明。それをMCが貞子の代わりに代読することになった。しかし、この手紙は約3メートルにおよび、その長すぎる手紙とそこに込められた重すぎる貞子の愛には客席から大きな拍手が送られた。 手紙の内容を聞いた小芝は、「YouTubeでもそうなんですが、貞ちゃんは普段はとってもキュートなんです。宣伝活動で一緒に大阪に行ったり、女子会したり、いろんなことを一緒にしたんですが、美容にもこだわっているし、同じ女子として尊敬する部分がたくさんある」と仲の良さを語った。 続けて、「劇中ではガラッと変わって女優魂を見せつけてくださって。歴代の貞子シリーズがたくさんあるなかで、こんなに真摯(しんし)に向き合って見ていただけたということでうれしいです」と敬意を表していた。 「貞ちゃんありがとうございます!」と感動と喜びを爆発させた小芝に続き、川村が「僕にも!?」と手紙について驚きつつ、「成仏なんて…ちょっと寂しいから成仏しないでよ」と甘い声でささやくと、うれしさのあまりに早速成仏しかかる貞子だった。 小芝は最後に、「劇中でも貞子ウィルスが広まっていったように、面白かったよ!と、SNSで拡散してくれるとうれしいです」と来場者にメッセージを送り、「ホラーなんですが、掛け合いがポップだったりして、ホラーが苦手な方も見やすい作品なのでぜひ劇場で観てくださればと思います!」と締めくくった。