音楽家で俳優の星野源が、25日深夜放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン（ANN）』（毎週火曜　深1：00）に出演。同日放送のNHK音楽特番『第22回 わが心の大阪メロディー』（総合、後7：30〜8：42）で、天童よしみがやしきたかじんさんの「やっぱ好きやねん」を歌唱したことを受け、思いを語った。

　星野は「天童よしみさんがすごく大好きで。すごかったよね。『やっぱ好きやねん』を歌われていて。紅白歌合戦に出させていただいた時に、たしかその時が天童さんを生で見た最初だったと思うんですよ。僕は演歌とか歌謡曲とか好きだけど、ずっと聞いてきた立場ではないんだけど、天童さんの歌を生で聞いた時に世代格差をぶち抜いてくる、すげーみたいな感じがあって。本当に10代のあなたにやってみてもらいたいのは、天童さんのコンサートに1回行ってみてほしい。いろんな音楽を聴くと、筋肉がついてきたりするんですよ。触れてこなかったものを聴くと退屈に感じたりするんだけど、天童さんはそれをぶち抜いてくる」と熱弁をふるった。

　「やっぱ好きやねん」にも思い入れがあるようで「SAKEROCKというバンドを組んでいまして、大阪にレコーディングとかライブに行くことがすごく多かったんですよ。僕はなるべく助手席とかで話しかけ続けるみたいなことをやっていたんです。その中で、何時間もかかるからみんな眠くなるし、いろんな場所に行くから疲れちゃう。その中で自分たちを元気づけてくれたのが、CHAGE and ASKAのGUYS、やしきたかじんのやっぱ好きやねんだったんですよ。かけてみようぜっていうのでかけて、それも世代をぶち抜いて、めっちゃいい曲じゃないって。自分たちを元気づけさせてくれた曲でもあって、そういう思い出もあったので、非常にいい曲でしたね」とかみしめるように語った。

　番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。