1967年10月2日の深夜1時。「君が踊り僕が歌うとき、新しい時代の夜が生まれる。太陽のかわりに音楽を、青空のかわりに夢を。フレッシュな夜をリードするオールナイトニッポン!」という糸居五郎の第一声で、ニッポン放送“深夜ラジオの代名詞”『オールナイトニッポン(ANN)』が幕開けした。現在にいたるまで、才能豊かな数々のパーソナリティーを見出し、リスナーに寄り添い、常に時代の最先端を見つめ、話題や文化を発信してきた『ANN』が、この4月から55周年YEARを迎えた。
ORICON NEWSでは、毎月1組のパーソナリティーにスポットを当てて『ANN』の今を紹介する連載企画をスタート。第6弾の第3回は、テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がパーソナリティーを務める『佐久間宣行のオールナイトニッポン(ANN)0(ZERO)』(毎週水曜 深3:00)で、佐久間氏と齋藤修ディレクターとの対談・後編を届ける。
■寝坊回の後にもひと波乱? エピソードトークは事前に書いて臨む「事実誤認が怖い」
昨年11月の放送では、佐久間氏が寝落ちで遅刻し、本番の10分前にスタジオ入りしたこともあった。齋藤Dが「心配になって電話をしてみたら『ごめん、ごめん!』から入ってきて『いや違うんだよ』と言っていたので、何が『違うんだよ』なのかなと思いました」と笑わせると、佐久間氏も「電話口で言ったんだっけ?それは『違うんだよ』が染み付いているな」としみじみと話した。
【齋藤】福田さん(作家の福田卓也氏)と一緒にスピーカーフォンで、佐久間さんの「違うんだよ」を聞きました(笑)。
【佐久間】確実にその電話で起きていますね。たぶん、疲れ果てて、目覚ましもかけ忘れているんですよ。目覚ましかけて起きられないってことは、ほとんどないので。
【齋藤】こういった場合、基本的にはタレントさんだとマネージャーさんが電話して、なんとかなることが多いのですが、コンビで番組をやっている場合は、片方が寝坊したら、あえて電話しないということも考えます。この番組に関しては、佐久間さんおひとりなのですが「本番始まってから電話しますか?」みたいなことも話していたんです。ただ、さすがに40歳過ぎたおじさんなので、もし万が一何かしらあったら怖いなと、福田さんが言いまして。
【佐久間】何かしらあったとしたら、家族からニッポン放送に連絡いくよ(笑)。
【齋藤】でも、寝室でぶっ倒れちゃってとか、何かしらあったら怖いなと思いまして。それで2時半に1回かけてみますかということで、電話したら、寝坊でした(笑)。
【佐久間】当日は、直前の『乃木坂46のANN』で新内眞衣さんが卒業を発表されていて、その直後に放送していることもあって、僕の番組にも来てくれたんですよね。そこで「いやー遅刻しちゃって」と話すのは、さすがにおかしいなと(笑)。でも、今年も気をつけないとなー。テレビマンにとって、11月から12月の中旬は特番の収録もあるから。
【齋藤】この件で一番納得できないのは、その週に遅刻しちゃったのは仕方ないとして、翌週も30分くらい遅れて来ているんです(笑)。さも自分は何もしてないですという体(てい)で始まったので「ウソだろ」とスタッフ全員が思ったっていう(笑)。通常回なのに、深夜2時にニッポン放送に来たんですよ。「今週も佐久間さん来ませんね」みたいな話をしていました。
【佐久間】いやー覚えてないな(笑)。
齋藤Dに「パーソナリティーとしての佐久間さんの魅力はどこだと思いますか?」と向けてみると、次のような言葉が返ってきた。「異常なまでにしゃべられる人ですよね。正直、この番組って、トークも佐久間さん自分で用意してくれるし、選曲も佐久間さんが担当されているので、ディレクターとしては、枠組みを整えるとかしか、することがないというか。ほかのパーソナリティーよりもやることがないというのが本音です」。
【佐久間】オレ、それ知らなかったんですよ。ディレクターが齋藤に変わるタイミングで、前任の石井(玄・現ニッポン放送イベントプロデューサー)に飯をおごったんです。その時に、石井が初めて「佐久間さん、これが普通だと思ってやっているでしょう?すげーこっち楽ですから」って、最後の最後に話していて(笑)。オレは、これがパーソナリティーの普通だと思って一生懸命トークも用意して、選曲もやっていたのに、そんなことなかったっていう(笑)。
【齋藤】石井が、そのエピソードを何かのインタビューで話していて、ちょうど僕に代わるタイミングだったんで「何しゃべってんだよ!黙っててくれよ」と思いながら読んだことを覚えていますね(笑)。
【佐久間】(笑)。トークはいまでも、ある程度しっかり書いてから望んでいます。鎌倉殿のトーク(大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の特番でMCを務めたエピソードトーク)は、20〜30分くらいしゃべっていましたけど、エッセイにすると、2回か3回くらいにできる量でした(笑)。それは異常だなと、自分でも思います。すごく最近に起こったことだったりすれば、要点だけ書くくらいですけど。事実誤認が怖くて、記憶違いがあったりするので、割としっかり書いています。
【齋藤】スペシャルウィークのゲストブッキングも、基本的には佐久間さんがお仕事をご一緒した方をお呼びすることになっていたので、その辺のご相談をしています。「佐久間さんの番組だったら!」という方が多くて、スケジュールNG以外でのNGがないので、ものすごく楽です。
【佐久間】僕がラジオに感謝をしているのは、コロナ禍だったから特にというのもありますが、おぎやはぎ、劇団ひとりみたいに長くやっている人以外は仕事をした人と飲みに行かないので、ラジオがあることで、いろんな話ができているなと。
■目前に迫った音楽イベント「ただただ楽しみ」 ナイナイ岡村、オードリーとのラジオ共演に期待
一方、ディレクターとしての齋藤Dへの印象について、佐久間氏に聞いてみた。「齋藤は、時々すごくパンチの強いエピソードをくれるのもありますけど、生放送中にあんまり動じないっていうのも頼りになりますね。外に出ていないだけかもしれないですけど、ヤバいみたいなことはないので」
【齋藤】単純に、さっきお話ししたように、リアクションが薄いということもありますが(笑)、よほどのイレギュラー対応がない限りは、マニュアルが出来上がっているので、それをしっかり頭に叩き込んでいればというところですかね。
29日には、音楽イベント『オールナイトニッポン55周年記念 佐久間宣行のオールナイトニッポン0 presents ドリームエンターテインメントライブin 横浜アリーナ』も開催されるが、RHYMESTER、サンボマスター、花澤香菜、しゅーじまん(相田周二)、はんにゃ・金田哲、黒沢かずこといった、そうそうたる顔ぶれがそろった。
【佐久間】RHYMESTERさん、サンボマスターさん、花澤さんの曲をずっと聴いています。ただただ楽しみです、なんだったら、セットリストを当日まで知りたくないくらいです(笑)。金田は、オレとの付き合いでアレをやってくれるんだろうなと考えると、たぶん15年ぶりくらいに聴くことになるので(笑)、それは楽しみだなー。一番謎なのは黒沢ですね、何をやるのかな(笑)。
ホテルの連動企画もあるって、すごいですよね。先日は「ホテルに泊まるみなさんにお願いします」っていう、謎の収録がありましたから(笑)。ウェルカムで迎える時のトークになっているようです。そもそも、こういった話があるのがありがたいなと思うんですよ。僕は、テレビ東京の深夜番組をやっていて、続けるために番組で稼がないといけないなって思っていたので、一つひとつのスポンサー案件はうれしくて、乗り気でやるので、それがコラボとかで結実すると、よりうれしいですね。明治さんもずっと支えてくださって、謎の動画を撮った上に配信までやらせていただいて、本当にありがたいですし、今回のイベントも太陽生命さんがついてくださっていますから、本当にうれしいです。
青春時代には伊集院光、電気グルーヴのラジオを聞いていたという佐久間氏に「青春時代の佐久間さんが『佐久間宣行ANN0』がある世界線にいたら、“リスナー”としてどんな印象を持っていたと思いますか?」との質問をぶつけてみた。
【佐久間】僕はそんなに声高には言っていないのですが、この番組の裏テーマとして、テレビとかラジオの作り手って楽しいなって思ってもらいたくて。それがあるから、僕のラジオを中高の頃の僕が聞いていたら「ディレクター面白そうだな!」と思ってくれるのではないかな。こんなにいろんな人と信頼関係を築きながら作っていく作業って、中高生の僕が聞いていたら興味を持っていただろうなと。
55周年を迎えた『ANN』だが、深夜0時からの『ANNX』、深夜3時からの『ANN0』を含めて、縦横の交流も盛んに行われている。とりわけ、佐久間氏はテレビプロデューサーとして、各パーソナリティーとの交流もあるが、木曜の『ANN』を担当するナインティナイン・岡村隆史とは、なかなか接点がなく、今後の交流にも期待がかかる。
【佐久間】確かに、ANNのパーソナリティーの中で、しゃべったことがないのって岡村さんくらいかもしれないですね。Creepy Nuts、星野源さん、久保史緒里さん、霜降り明星、オードリーとは何らかの形で交流がありますし、矢部浩之さんは『あちこちオードリー』に来ていただいたので、ちゃんと話したことないのって岡村さんだけですね。僕にとっては、高校・大学くらいから見ているスターですし、ANNも聞いていたので。でも、いやーどうだろう、実際に会うと緊張しちゃうと思うな。
【齋藤】確かにナイナイさんとしゃべると新鮮ですね。あとは、ラジオでオードリーと話すのは、レアなものになるかなと。若林さん、春日さん、それぞれ個別にゲストで来ていただいたことはありますが、3人そろってというのはないので。
【佐久間】でも、3人そろっては緊張しちゃうな(笑)。オードリーとテレビで一緒にやる時、僕は演者じゃないから、気持ちが楽なんですよ。『あちこちオードリー』でも、そこまでプレッシャーみたいなものはないんですけど、ラジオだと演者同士になるから、緊張しちゃうな。ラジオのオードリーは、僕はいちリスナーですから。
最後に、これから番組を聞くリスナーに向けてメッセージを寄せた。
【齋藤D】ラジオって、本当にリスナーのおかげでできていて、すごくありがたいです。これからも続いていくと思っているので、新規で入ってくれるのはうれしいです。深夜3時からの放送ですが、radikoのタイムフリーもありますし、聞きやすくなっているので、違法アップロードではなくて、公式で聞いていただけたら。Spotifyでは過去の放送回も聞けるので、興味のあるところから聞いていただけたらうれしいです。
【佐久間】この番組で、毎週楽しみなのは、まずリスナーが面白いなと。コーナーもレスポンスのメールも面白い。僕は毎週新鮮に楽しんでいるので、ここから聞く方も面白いなと思っていただけるような関係を、リスナーと築けているような気がするなと。もうひとつは、僕が会社をやめて、いろんな変わった仕事をし始めている最中なので、ANNでいえば、若手時代のナイナイさんが仕事の反省トークをするのが好きだったんですけど、それに近い風合いのトークがこれからたくさん聞けるんじゃないかなと(笑)。
【佐久間宣行】
1999年テレビ東京に入社。『TVチャンピオン』などで経験を積みながら、入社3年目に異例の早さでプロデューサーとして抜てきされる。『ゴッドタン』のプロデュース・総合演出を務めるほか、『ピラメキーノ』『キングちゃん』『ウレロ☆未確認少女』『有吉のバカだけどニュースはじめました』、テレビ東京開局50周年記念企画『トーキョーライブ24時〜ジャニーズが生で悩み解決できるの!?』などのプロデュースを担当。2021年3月にテレビ東京を退社後、フリーランスとして活躍している。
ORICON NEWSでは、毎月1組のパーソナリティーにスポットを当てて『ANN』の今を紹介する連載企画をスタート。第6弾の第3回は、テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がパーソナリティーを務める『佐久間宣行のオールナイトニッポン(ANN)0(ZERO)』(毎週水曜 深3:00)で、佐久間氏と齋藤修ディレクターとの対談・後編を届ける。
■寝坊回の後にもひと波乱? エピソードトークは事前に書いて臨む「事実誤認が怖い」
昨年11月の放送では、佐久間氏が寝落ちで遅刻し、本番の10分前にスタジオ入りしたこともあった。齋藤Dが「心配になって電話をしてみたら『ごめん、ごめん!』から入ってきて『いや違うんだよ』と言っていたので、何が『違うんだよ』なのかなと思いました」と笑わせると、佐久間氏も「電話口で言ったんだっけ?それは『違うんだよ』が染み付いているな」としみじみと話した。
【齋藤】福田さん(作家の福田卓也氏)と一緒にスピーカーフォンで、佐久間さんの「違うんだよ」を聞きました(笑)。
【佐久間】確実にその電話で起きていますね。たぶん、疲れ果てて、目覚ましもかけ忘れているんですよ。目覚ましかけて起きられないってことは、ほとんどないので。
【齋藤】こういった場合、基本的にはタレントさんだとマネージャーさんが電話して、なんとかなることが多いのですが、コンビで番組をやっている場合は、片方が寝坊したら、あえて電話しないということも考えます。この番組に関しては、佐久間さんおひとりなのですが「本番始まってから電話しますか?」みたいなことも話していたんです。ただ、さすがに40歳過ぎたおじさんなので、もし万が一何かしらあったら怖いなと、福田さんが言いまして。
【佐久間】何かしらあったとしたら、家族からニッポン放送に連絡いくよ(笑)。
【齋藤】でも、寝室でぶっ倒れちゃってとか、何かしらあったら怖いなと思いまして。それで2時半に1回かけてみますかということで、電話したら、寝坊でした(笑)。
【佐久間】当日は、直前の『乃木坂46のANN』で新内眞衣さんが卒業を発表されていて、その直後に放送していることもあって、僕の番組にも来てくれたんですよね。そこで「いやー遅刻しちゃって」と話すのは、さすがにおかしいなと(笑)。でも、今年も気をつけないとなー。テレビマンにとって、11月から12月の中旬は特番の収録もあるから。
【齋藤】この件で一番納得できないのは、その週に遅刻しちゃったのは仕方ないとして、翌週も30分くらい遅れて来ているんです(笑)。さも自分は何もしてないですという体(てい)で始まったので「ウソだろ」とスタッフ全員が思ったっていう(笑)。通常回なのに、深夜2時にニッポン放送に来たんですよ。「今週も佐久間さん来ませんね」みたいな話をしていました。
【佐久間】いやー覚えてないな(笑)。
齋藤Dに「パーソナリティーとしての佐久間さんの魅力はどこだと思いますか?」と向けてみると、次のような言葉が返ってきた。「異常なまでにしゃべられる人ですよね。正直、この番組って、トークも佐久間さん自分で用意してくれるし、選曲も佐久間さんが担当されているので、ディレクターとしては、枠組みを整えるとかしか、することがないというか。ほかのパーソナリティーよりもやることがないというのが本音です」。
【佐久間】オレ、それ知らなかったんですよ。ディレクターが齋藤に変わるタイミングで、前任の石井(玄・現ニッポン放送イベントプロデューサー)に飯をおごったんです。その時に、石井が初めて「佐久間さん、これが普通だと思ってやっているでしょう?すげーこっち楽ですから」って、最後の最後に話していて(笑)。オレは、これがパーソナリティーの普通だと思って一生懸命トークも用意して、選曲もやっていたのに、そんなことなかったっていう(笑)。
【齋藤】石井が、そのエピソードを何かのインタビューで話していて、ちょうど僕に代わるタイミングだったんで「何しゃべってんだよ!黙っててくれよ」と思いながら読んだことを覚えていますね(笑)。
【佐久間】(笑)。トークはいまでも、ある程度しっかり書いてから望んでいます。鎌倉殿のトーク(大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の特番でMCを務めたエピソードトーク)は、20〜30分くらいしゃべっていましたけど、エッセイにすると、2回か3回くらいにできる量でした(笑)。それは異常だなと、自分でも思います。すごく最近に起こったことだったりすれば、要点だけ書くくらいですけど。事実誤認が怖くて、記憶違いがあったりするので、割としっかり書いています。
【齋藤】スペシャルウィークのゲストブッキングも、基本的には佐久間さんがお仕事をご一緒した方をお呼びすることになっていたので、その辺のご相談をしています。「佐久間さんの番組だったら!」という方が多くて、スケジュールNG以外でのNGがないので、ものすごく楽です。
【佐久間】僕がラジオに感謝をしているのは、コロナ禍だったから特にというのもありますが、おぎやはぎ、劇団ひとりみたいに長くやっている人以外は仕事をした人と飲みに行かないので、ラジオがあることで、いろんな話ができているなと。
一方、ディレクターとしての齋藤Dへの印象について、佐久間氏に聞いてみた。「齋藤は、時々すごくパンチの強いエピソードをくれるのもありますけど、生放送中にあんまり動じないっていうのも頼りになりますね。外に出ていないだけかもしれないですけど、ヤバいみたいなことはないので」
【齋藤】単純に、さっきお話ししたように、リアクションが薄いということもありますが(笑)、よほどのイレギュラー対応がない限りは、マニュアルが出来上がっているので、それをしっかり頭に叩き込んでいればというところですかね。
29日には、音楽イベント『オールナイトニッポン55周年記念 佐久間宣行のオールナイトニッポン0 presents ドリームエンターテインメントライブin 横浜アリーナ』も開催されるが、RHYMESTER、サンボマスター、花澤香菜、しゅーじまん(相田周二)、はんにゃ・金田哲、黒沢かずこといった、そうそうたる顔ぶれがそろった。
【佐久間】RHYMESTERさん、サンボマスターさん、花澤さんの曲をずっと聴いています。ただただ楽しみです、なんだったら、セットリストを当日まで知りたくないくらいです(笑)。金田は、オレとの付き合いでアレをやってくれるんだろうなと考えると、たぶん15年ぶりくらいに聴くことになるので(笑)、それは楽しみだなー。一番謎なのは黒沢ですね、何をやるのかな(笑)。
ホテルの連動企画もあるって、すごいですよね。先日は「ホテルに泊まるみなさんにお願いします」っていう、謎の収録がありましたから(笑)。ウェルカムで迎える時のトークになっているようです。そもそも、こういった話があるのがありがたいなと思うんですよ。僕は、テレビ東京の深夜番組をやっていて、続けるために番組で稼がないといけないなって思っていたので、一つひとつのスポンサー案件はうれしくて、乗り気でやるので、それがコラボとかで結実すると、よりうれしいですね。明治さんもずっと支えてくださって、謎の動画を撮った上に配信までやらせていただいて、本当にありがたいですし、今回のイベントも太陽生命さんがついてくださっていますから、本当にうれしいです。
青春時代には伊集院光、電気グルーヴのラジオを聞いていたという佐久間氏に「青春時代の佐久間さんが『佐久間宣行ANN0』がある世界線にいたら、“リスナー”としてどんな印象を持っていたと思いますか?」との質問をぶつけてみた。
【佐久間】僕はそんなに声高には言っていないのですが、この番組の裏テーマとして、テレビとかラジオの作り手って楽しいなって思ってもらいたくて。それがあるから、僕のラジオを中高の頃の僕が聞いていたら「ディレクター面白そうだな!」と思ってくれるのではないかな。こんなにいろんな人と信頼関係を築きながら作っていく作業って、中高生の僕が聞いていたら興味を持っていただろうなと。
55周年を迎えた『ANN』だが、深夜0時からの『ANNX』、深夜3時からの『ANN0』を含めて、縦横の交流も盛んに行われている。とりわけ、佐久間氏はテレビプロデューサーとして、各パーソナリティーとの交流もあるが、木曜の『ANN』を担当するナインティナイン・岡村隆史とは、なかなか接点がなく、今後の交流にも期待がかかる。
【佐久間】確かに、ANNのパーソナリティーの中で、しゃべったことがないのって岡村さんくらいかもしれないですね。Creepy Nuts、星野源さん、久保史緒里さん、霜降り明星、オードリーとは何らかの形で交流がありますし、矢部浩之さんは『あちこちオードリー』に来ていただいたので、ちゃんと話したことないのって岡村さんだけですね。僕にとっては、高校・大学くらいから見ているスターですし、ANNも聞いていたので。でも、いやーどうだろう、実際に会うと緊張しちゃうと思うな。
【齋藤】確かにナイナイさんとしゃべると新鮮ですね。あとは、ラジオでオードリーと話すのは、レアなものになるかなと。若林さん、春日さん、それぞれ個別にゲストで来ていただいたことはありますが、3人そろってというのはないので。
【佐久間】でも、3人そろっては緊張しちゃうな(笑)。オードリーとテレビで一緒にやる時、僕は演者じゃないから、気持ちが楽なんですよ。『あちこちオードリー』でも、そこまでプレッシャーみたいなものはないんですけど、ラジオだと演者同士になるから、緊張しちゃうな。ラジオのオードリーは、僕はいちリスナーですから。
最後に、これから番組を聞くリスナーに向けてメッセージを寄せた。
【齋藤D】ラジオって、本当にリスナーのおかげでできていて、すごくありがたいです。これからも続いていくと思っているので、新規で入ってくれるのはうれしいです。深夜3時からの放送ですが、radikoのタイムフリーもありますし、聞きやすくなっているので、違法アップロードではなくて、公式で聞いていただけたら。Spotifyでは過去の放送回も聞けるので、興味のあるところから聞いていただけたらうれしいです。
【佐久間】この番組で、毎週楽しみなのは、まずリスナーが面白いなと。コーナーもレスポンスのメールも面白い。僕は毎週新鮮に楽しんでいるので、ここから聞く方も面白いなと思っていただけるような関係を、リスナーと築けているような気がするなと。もうひとつは、僕が会社をやめて、いろんな変わった仕事をし始めている最中なので、ANNでいえば、若手時代のナイナイさんが仕事の反省トークをするのが好きだったんですけど、それに近い風合いのトークがこれからたくさん聞けるんじゃないかなと(笑)。
【佐久間宣行】
1999年テレビ東京に入社。『TVチャンピオン』などで経験を積みながら、入社3年目に異例の早さでプロデューサーとして抜てきされる。『ゴッドタン』のプロデュース・総合演出を務めるほか、『ピラメキーノ』『キングちゃん』『ウレロ☆未確認少女』『有吉のバカだけどニュースはじめました』、テレビ東京開局50周年記念企画『トーキョーライブ24時〜ジャニーズが生で悩み解決できるの!?』などのプロデュースを担当。2021年3月にテレビ東京を退社後、フリーランスとして活躍している。
2022/10/26