マーベル・スタジオの新作映画『ブラックパンサー：ワカンダ・フォーエバー』（11月11日、日米同時公開）より、前作でチャドウィック・ボーズマンが演じたブラックパンサー／ティ・チャラのシーンやそのメイキングが含まれた特別映像が解禁となった。映像内には、チャドウィックさんを偲ぶ新作キャストのコメントも入っている。

　ラモンダ役のアンジェラ・バセットは「物語を創ることで、皆で彼に敬意を評した」。ナキア役のルピタ・ニョンゴは「ワカンダの物語をもう度描くことは、祝福の儀式のように思えて感動した」。本作の中心人物となるであろうシュリ役のレティーシャ・ライトは「シリーズの新たな挑戦を見届け、チャドウィックに敬意を表するの。彼の望みは私たちが世界を感動させること」と、それぞれ語る。

　ほかに、ライアン・クーグラー監督などのコメントが収められており、本作へ携わったキャストやスタッフたちが、チャドウィックさんの“想い”を“継承”すべく、全力を尽くした熱い気持ちがひしひしと伝わってくるような映像となっている。

　同作の舞台は、偉大な王であり、ヒーロー／ブラックパンサーであるティ・チャラを失ったワカンダ。国王が不在となったワカンダの新たな脅威が迫る…。その脅威として登場するのが、テノッチ・ウエルタ演じる”海の帝国の王”ネイモア。「態度を決めてくれワカンダは味方か敵か」というネイモアと思われるせりふからは、世界トップの技術力を誇る超文明国家ワカンダ相手にも強固な姿勢で迫るネイモアの気迫と冷酷さが伝わってくる。

　「物語はとても丁寧に描かれている。だからこそ私たちは全身全霊で演じられたの」（オコエ役のダナイ・グリラ）、「シリーズの一員であることが誇らしい皆が情熱的な演技を披露した」（アンジェラ・バセット）、「その情熱が特別な作品を創り出したんだ」（エムバク役のウィンストン・デューク）、「アクションと冒険が感情を高ぶらせる見どころが満載よ」（ルピタ・ニョンゴ）といった、キャスト陣の熱いコメントも見ることができる。