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映画『アムステルダム』撮影に没頭しすぎて警察官が止めに入るハプニング

 世界の歴史を変えた衝撃的な陰謀の裏側を描いた、ありえないけど“ほぼ実話”のクライム・ストーリー、映画『アムステルダム』(10月28日公開)の撮影中、警察官が出動する騒ぎがあったという。

クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンによる親友3人組(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンによる親友3人組(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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 同映画を監督したデヴィッド・O・ラッセルは、アカデミー賞へのノミネーション数が3作品で25部門(『ザ・ファイター』7部門、『世界にひとつのプレイブック』8部門、『アメリカン・ハッスル』10部門)にも及ぶ名手で、カメラを回し続ける長回しのシーンで知られる。

 メインキャストの一人、マーゴット・ロビーは「撮影には許可証が必要なんだけど、時間切れになってしまって警察が来たの。でもそんな状況でもクリスチャン・ベールは演技を続けていて信じられなかったわ(笑)」と、警察が駆けつけるハプニングが起きた“実話”を明かした。

 キャストたちはアメリカ・カリフォルニア州のパサデナで撮影中、ラッセル監督は“カット”をかけ忘れるほど集中しており、マーゴットは「ラッセル監督との撮影は毎日が新鮮で、同じ日は一度たりともなかったわ。監督は撮影中にカットを忘れるほど没頭しているの。ある日、撮影場所を撤収しなければいけない時間が来ても、監督たちは撮影を止めなかった。クリスチャン・ベールは演技を続けているし、警察官が『ストップ!』って撮影を止めたのは初めてだったわ(笑)」と衝撃のエピソードを振り返り、クリスチャン・ベールの役に没頭する姿にも驚いたそうだ。

 そんなとんでもないハプニングを初体験したマーゴットだが、本作ではクリスチャン・ベールをはじめ、大先輩のロバート・デ・ニーロや『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレック、『TENET テネット』で主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントン、『クイーンズ・ギャンビット』をはじめ出演作が目白押しのアニャ・テイラー=ジョイなど、ハリウッドを代表するキャスト陣と共演。

 マーゴットは彼らとの共演が最高の経験になったそうで、「これほど多くのすばらしいキャストたちと一緒にいることができて本当に最高だったわ。クリスチャンだけでなく、ジョンやラミたちとほとんど一緒のシーンに出ていたから、いつも誰かと一緒にいて彼らの演技を見ることができた。共演しても一緒のシーンがないこともあるから、ほとんどのキャストたちと一緒に演技ができてとてもうれしかった」と語っている。

 同作の舞台は1930年代のニューヨーク。第一次世界大戦時の戦地で出会い、終戦後、一緒に過ごしたアムステルダムの地で“何があってもお互いを守り合う”と誓い合った、楽観主義な医師のバート(クリスチャン・ベール)、法律の力で弱き者を助ける弁護士のハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)、アーティストのヴァレリー(マーゴット・ロビー)。ある日、バートとハロルドはひょんなことから殺人事件の“容疑者”となってしまう。彼らは殺人の濡れ衣を晴らすためにとんでもなく“ヤバい”作戦を思いつくが、親友3人組は、さらに巨大な陰謀へと巻き込まれてしまう。

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  • クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンによる親友3人組(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
  • 映画『アムステルダム』(10月28公開)(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
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