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長澤まさみ主演『エルピス』世界最速上映にカンヌ沸く 三浦透子がレッドカーペットに“凱旋”

 俳優の長澤まさみが主演を務める、カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(24日スタート、毎週月曜 後10:00 ※初回15分拡大)が、フランス・カンヌで現地時間18日、世界最速上映された。レッドカーペットには、ドラマでキーパーソンを演じる三浦透子が登場した。

『MIPCOM』に登壇した三浦透子(C)カンテレ

『MIPCOM』に登壇した三浦透子(C)カンテレ

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 カンヌで開催されている世界最大級の国際映像コンテンツ見本市『MIPCOM』で、「Asian World Premiere TV Screening」として『エルピス』が日本放送に先駆けて世界最速で披露された。また前日の17日には、三浦がレッドカーペットを歩き、映画『ドライブ・マイ・カー』で参加した昨年7月のカンヌ国際映画祭授賞式以来となる“カンヌ凱旋”を果たした。

 世界各国の人気俳優陣やVIP陣が続々とそろうなか、三浦は淡いブルーのセットアップをまとった。約1年3ヶ月ぶり二度目のカンヌ訪問に「こんなに短期間でまた来られるというのも、すごく恵まれているなと感じます。“縁を感じていいのかな〜”なんて、少し思いながら歩かせてもらいました。(前回は昼のレッドカーペットだったので)夜のレッドカーペットというのは、すごく新鮮でいい経験になりました」と喜びを語った。

 そして翌日の18日午後6時30分、カンヌ国際映画祭の会場と同じ「Palais des Festivals et des Congres」(パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ)のメインホール「Grand Auditorium」(グランド・オーディトリウム)で、ドラマの公式上映が行われた。60年近い歴史を持つMIPマーケットにおいて、日本ドラマの世界初公開がメインホールで行われたのは、今回が初めてとなった。

 『エルピス』は、実在の複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント。スキャンダルでエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と仲間たちが、女性連続殺人事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く。うだつのあがらない若手ディレクター・岸本拓朗役で眞栄田郷敦、恵那と拓朗の先輩で報道局のエース記者・斎藤正一役で鈴木亮平が出演。三浦は、恵那がコーナーMCを務める深夜の情報バラエティー番組「フライデーボンボン」のヘアメイク・大山さくら(チェリー)役で、拓朗に脅迫めいた相談を持ち掛けるなど、物語のキーパーソンとなる。

 佐野亜裕美プロデューサーとともに登壇した三浦は「海外で上映していただけるということ、とてもうれしく思います。テレビドラマって家で観るものという印象が自分の中であったので、こんなに大きなスクリーンで上映していただくというのは、どんな体験になるのだろうと自分も想像できていなかった部分がありました。きょう、初めて完成した第1話を観て、純粋に物語に集中して楽しめました。それは本当に、このドラマの力強さなのだと実感しました」と喜びを伝えた。

 さらに、司会者から「5歳の時からこの仕事を始め、テレビCMやドラマに出演し、今、女優として成功していることについてどう思いますか」と聞かれると、「自分ではそう思わないです(笑)。成功していると言っていただけることはすごくうれしいですけど、全然そんなふうに自分ではまだ思えていなくて…まだまだ勉強中です」と、照れた表情を見せた。

 世界中から集まった業界関係者や記者からは「とても良いストーリーで、俳優たちも完璧でした。素晴らしかったです。とても好きな作品でした!」(フランス)、「とても楽しんで観ることができました。南アフリカ共和国でも観ることができればいいなと思いますし、友だちにもこの作品をすすめたいです」(南アフリカ共和国)など、ドラマに対して好意的な感想が寄せられた。

 最後に、三浦は24日の初回放送に向けて「報道の現場で働く主人公の女性の姿というのと、えん罪事件を追う社会派サスペンス、どちらの面も持ち合わせたドラマだと思います。ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。観てください!」と日本のファンにメッセージを送った。

■三浦透子 コメント
・レッドカーペットについて
――昨年7月以来のカンヌはいかがですか。
本当にいい天気で、心を解放するパワーのある場所だと改めて感じています。

――(昨年7月以来のカンヌで、)レッドカーペットを歩かれていかがでしたか。
こんなに短期間でまた来られるというのも、すごく恵まれているなと感じます。“縁を感じていいのかな〜”なんて、少し思いながら歩かせてもらいました。(前回は昼のレッドカーペットだったので)夜のレッドカーペットというのは、すごく新鮮でいい経験になりました。

・上映会について
――世界各国の映像コンテンツ関係者の前での上映でしたが、いかがでしたか。
海外で上映していただけるということ、とてもうれしく思います。テレビドラマって家で観るものという印象が自分の中であったので、こんなに大きなスクリーンで上映していただくというのは、どんな体験になるのだろうと自分も想像できていなかった部分がありました。今日初めて完成した第1話を観て、純粋に物語に集中して楽しめました。それは本当にこのドラマの力強さなのだと実感しました。

・ドラマ撮影について
――現在、絶賛撮影中かと思いますが、ドラマ撮影現場の様子はいかがですか。
本当にスタッフの皆さんの強い気持ちを感じるというか、丁寧に撮影できている実感があって、すごくいい経験をさせてもらっています。

――撮影で印象に残っている出来事を教えてください。
撮影初日が物語の中でも結構大事なシーンで、初めましての眞栄田(郷敦)さんとご一緒でしたが、2人とも大事なシーンだったので、そこが一番印象に残っています。最初から2人ともエンジン全開で頑張らないといけないシーンだったので、苦労しましたけど楽しかったです。

――来週24日(月)から初回スタートとなります。日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
報道の現場で働く主人公の女性の姿というのと、えん罪事件を追う社会派サスペンス、どちらの面も持ち合わせたドラマだと思います。ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。観てください!

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  • 『MIPCOM』に登壇した三浦透子(C)カンテレ
  • 『MIPCOM』に登壇した三浦透子(C)カンテレ
  • 『MIPCOM』に登壇した(左から)三浦透子、佐野亜裕美プロデューサー(C)カンテレ
  • 『MIPCOM』に登壇した三浦透子(C)カンテレ
  • 『MIPCOM』の模様(C)カンテレ
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  • 『MIPCOM』に登壇した三浦透子(C)カンテレ

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