「第35回東京国際映画祭」(10月24日〜11月2日)で14年ぶりに復活した「黒澤明賞」の受賞者が決定。アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督と深田晃司監督の2人に贈られることが発表された。授賞式は今月29日に東京・帝国ホテルで行われる。
黒澤明賞は、日本が世界に誇る故・黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していきたいとの願いから、世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる賞。
過去にはスティーヴン・スピルバーグ、山田洋次、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)などが受賞している。今年は、映画監督の山田洋次、俳優の仲代達矢、俳優の原田美枝子、評論家・翻訳家の川本三郎、東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの市山尚三が選考委員を務めた。
■アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督(メキシコ)
2000年に『アモーレス・ペロス』で長編映画監督デビューし、同作で「第53回カンヌ国際映画祭」批評家週間部門、「第13回東京国際映画祭」でグランプリを受賞、アカデミー外国語映画賞にノミネートされた。以降『バベル』(06年)、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14年)、『レヴェナント: 蘇えりし者』(16年)と精力的に作品を発表し、アカデミー賞監督賞をはじめとした数々の映画賞を獲得。
最新作『バルド、偽りの記録と一握りの真実』は、本年度ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出され、今回の東京国際映画祭のガラ・セレクション部門で上映されることも決定している。同映画は12月16日より動画配信サービス「Netflix」にて独占配信されるほか、11月より一部劇場でも公開される。
選考委員からは、デビュー作『アモーレス・ペロス』で世界の目をメキシコ映画に向けさせ、その後アカデミー賞をはじめとする多くの賞を受賞しながらも、作品ごとに常に新しい試みに精力的に挑戦している姿勢が評価に値する、として今回の受賞が決まった。なお、イニャリトゥ監督は09年に東京国際映画祭で審査委員長を務めたことがあり、その時以来の参加となる。
■深田晃司監督(日本)
2016年『淵に立つ』が「第69回カンヌ国際映画祭」「ある視点」部門審査員賞を受賞し、同作で17年に「第67回芸術選奨」文部科学大臣新人賞を受賞したほか、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営危機に陥るミニシアターが続出したことに対し、同じく映画監督の濱口竜介氏らとともに全国の小規模映画館支援のためのクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」を立ち上げるなど、若手映画監督としての枠を超えた活動も行っている。
最新作の『LOVE LIFE』は先日のベネチア国際映画祭のコンペティション部門で上映された。今回、選考委員からも作品性が若手映画監督として優れている点や、世界に向けて将来の活躍が期待される日本人監督である点などに加え、映画制作活動以外での精力的な活動についても評価の声が高く、今回の受賞となった。
■第35回東京国際映画祭 開催概要
開催期間:2022年10月24日(月)〜11月2日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリアのやホールなど
主催:公益財団法人ユニジャパン
公式サイト:www.tiff-jp.net
黒澤明賞は、日本が世界に誇る故・黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していきたいとの願いから、世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる賞。
過去にはスティーヴン・スピルバーグ、山田洋次、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)などが受賞している。今年は、映画監督の山田洋次、俳優の仲代達矢、俳優の原田美枝子、評論家・翻訳家の川本三郎、東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの市山尚三が選考委員を務めた。
■アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督(メキシコ)
最新作『バルド、偽りの記録と一握りの真実』は、本年度ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出され、今回の東京国際映画祭のガラ・セレクション部門で上映されることも決定している。同映画は12月16日より動画配信サービス「Netflix」にて独占配信されるほか、11月より一部劇場でも公開される。
選考委員からは、デビュー作『アモーレス・ペロス』で世界の目をメキシコ映画に向けさせ、その後アカデミー賞をはじめとする多くの賞を受賞しながらも、作品ごとに常に新しい試みに精力的に挑戦している姿勢が評価に値する、として今回の受賞が決まった。なお、イニャリトゥ監督は09年に東京国際映画祭で審査委員長を務めたことがあり、その時以来の参加となる。
■深田晃司監督(日本)
2016年『淵に立つ』が「第69回カンヌ国際映画祭」「ある視点」部門審査員賞を受賞し、同作で17年に「第67回芸術選奨」文部科学大臣新人賞を受賞したほか、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営危機に陥るミニシアターが続出したことに対し、同じく映画監督の濱口竜介氏らとともに全国の小規模映画館支援のためのクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」を立ち上げるなど、若手映画監督としての枠を超えた活動も行っている。
最新作の『LOVE LIFE』は先日のベネチア国際映画祭のコンペティション部門で上映された。今回、選考委員からも作品性が若手映画監督として優れている点や、世界に向けて将来の活躍が期待される日本人監督である点などに加え、映画制作活動以外での精力的な活動についても評価の声が高く、今回の受賞となった。
■第35回東京国際映画祭 開催概要
開催期間:2022年10月24日(月)〜11月2日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリアのやホールなど
主催:公益財団法人ユニジャパン
公式サイト:www.tiff-jp.net
2022/10/07