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木村文乃、好きなタイプは「ラーメンの匂いがする人」? 『七人の秘書』映画で絆もスケールアップ

 テレビ朝日系で放送された連続ドラマのレギュラーキャストが再集結する映画『七人の秘書 THE MOVIE』が、7日に公開された。ドラマでは、秘書たちで構成された“影の軍団”が、金や権力にまみれた支配者たちを成敗し、理不尽だらけの日本社会を裏で変えていく活躍を描き話題に。映画公開にあたり望月千代役の主演・木村文乃、照井七菜役の広瀬アリス、長谷不二子役の菜々緒、パク・サラン役のシム・ウンギョンの4人の“秘書”たちを直撃。再会したときの様子や雪山での撮影エピソード、自身が演じる役どころについて語ってもらった。

(左から)シム・ウンギョン、広瀬アリス、木村文乃、菜々緒(撮影:山崎美津留) (C)ORICON NewS inc.

(左から)シム・ウンギョン、広瀬アリス、木村文乃、菜々緒(撮影:山崎美津留) (C)ORICON NewS inc.

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■雪山での撮影は体感温度に“異常”発生

 映画で懲らしめる相手は、信州一帯を支配する「九十九ファミリー」。表向きは経済を潤す地元の名家だが、国家とつながり私腹を肥やすためには手段を厭わない極悪一家という裏の顔がある。木村、広瀬、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子室井滋江口洋介らレギュラーキャストのほか、玉木宏、濱田岳、吉瀬美智子、笑福亭鶴瓶らが出演する。

――連ドラではチームワークの良さを発揮しているシーンが数多くありましたが、映画撮影で久しぶりに集まった際はどのような雰囲気だったのでしょうか。

【菜々緒】 ドラマが終わってから1年ほど空いたのですが、本当にあっという間だったし、ほんの一瞬だけ期間が空いたという感覚で、すんなりみんな元に戻った感じがしました。ブランクはまったく感じなかったですね。

【シム】 私は最初ちょっとブランクを感じた気がしましたが、すぐになくなりました(笑)。久しぶりだし、人見知りだし、どうだろうと思っていたけど、会った途端にもう…。

【広瀬】 「ヤッホー、シムちゃん」みたいな感じだったよね(笑)。

【菜々緒】 私たちの“嵐”の渦に巻き込まれる感じだったね。

――映画の舞台は信州で、物語冒頭から荘厳な雪山が映し出されるなど、スケール感がドラマ版から大幅にアップしていて、いったい何が始まるのだろうという印象を受けました。

【木村】 本当ですよね(笑)。

【広瀬】 雪山の映像だけ見ると『七人の秘書』っぽくはないですよね。

――雪山でのロケはいかがでしたか。

【菜々緒】 一番大変だったのは2人(木村&広瀬)だったと思います。

【広瀬】 もう「寒い。寒い。寒い。寒い。寒い」しか感想が出てこなくて(苦笑)。私は静岡出身で雪が降らないので最初は珍しくて、「雪だ!」と喜んでいたのもつかの間でした、まずロケ地に行くまでも大変ですし、着いたら着いたで寒いのもあって。

【菜々緒】 足跡を付けられないからスタッフさんも入っていけなくて、ケアもできないような状況でした。ただ“生命力”は上がったかもね!

【広瀬】 必死でしたから。上がった気がする。完成した映像を見たときにいろいろ思い出していたら、ちょっと生命力に満ちあふれてきた感じがしました(笑)。

【木村】 室内は暖かいと思ってはいたのですけどね。

【広瀬】 そう! 室内でもマイナス2度だったのですが、マイナス2度でも暖かかったんです。セリフをしゃべっている時とか息が白くて。でも「外に比べたら暖かいね」と言って調べたらマイナス2度で、ちょっと(感覚が)おかしくなっていると思いました。

(左から)シム・ウンギョン、広瀬アリス、木村文乃、菜々緒(撮影:山崎美津留) (C)ORICON NewS inc.

(左から)シム・ウンギョン、広瀬アリス、木村文乃、菜々緒(撮影:山崎美津留) (C)ORICON NewS inc.

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■撮影のオンとオフでもっともギャップがあるのは…?

――個性豊かなメンバーがそろう秘書たちですが、ご自身が演じる役の個性や強みをそれぞれアピールしてください。

【木村】 千代だけが唯一それぞれと1対1で話せるので、全部を知った上であえて多くを言わないのが千代の面白みかなとは思います。

【広瀬】 七菜は憎めないですが、ちょっと面倒くさい子(笑)。お節介を焼いて問題を持ってきちゃって、「助けてください。先輩」とすぐ泣きつく。自分でやっていてもむかつくときもあって、こんなときにこんなことを言われたりされたりしたらイヤだなってなるけど、何か憎みきれないというか嫌いになれない。そこが彼女の強みであり魅力です。

【木村】 七菜が問題を持ってこないと始まらないからね。

【菜々緒】 ある意味、一番のキーパーソンだね。

――今回の発端となる出来事もやはりというか、七菜きっかけです。

【広瀬】 そうなんですよ。連ドラから成長していなくて、みんなに結婚報告するとき“デジャブかな”とも思いました(笑)。

【菜々緒】 不二子ちゃんは一番たくましい印象。外側も内側もとにかく強くてたくましいことが(強い)セールスポイントかなと思います。今回はガラッと変わっていつのまにかママになっているというのが、最大のツッコミどころです(笑)。謎めいた女性ですけど一番懐が深くて、母親になっていろんなことを抱えながらもみんなと一緒にミッションを遂行していきます。母親になる部分に関しては、スペシャルドラマを見ていただければ。

【シム】 サランはこの中で一番頭の良い設定でありつつ、ちょっと末っ子みたいな感じもあって。たまにちょっと暴れてポーンといくところが、魅力じゃないかなと思います。

――では、一緒に撮影していて役のキャラクターと本人、オンとオフのギャップが激しいのはどなたでしょうか?

【菜々緒】 どうしても呼びたくなってしまって、先ほどから呼ぼうと決めたウン様かな。

【シム】 もともと皆さんは私のことを、シムちゃんかウンギョンちゃん、ウンギョンさんと呼んでくださっていたのが、ウン様になってしまって(笑)。ギャップはあまりないと思いますが、どういうところでしょう?

【菜々緒】 普段はシャイでおとなしい感じだけど、サランに関してはスイッチが入るとドーンって爆発する部分があるから。

【広瀬】 でも何が起爆剤になるかはわからない。

【シム】 なるほど。今回のアクションのシーンでもやりましたね。

【木村】 ジャッキー・チェンになってたよね。

【菜々緒】 そういう意味でこの中ではウン様が一番違う感じかなという印象があります。

――シムさんから見てギャップを感じる人は?

【シム】 木村さんはギャップがありますね。

【広瀬】 わかる。たまにポワーンとしていて。本番前にわちゃわちゃしてセリフの始まりがわからなくなるときがあるのですが。たまたま誰もしゃべっていないとき(木村が)「あれ、どこからだっけ?」ってボソッと言うようなところ。

【木村】 私、それ起きているかな(笑)。

【菜々緒】 みんなでしゃべっていて、「ここから行きます」「は〜い」と言ったけど、「どこからだっけ?」というのはこのチームにはありがちでしたね。

【広瀬】 きっかけを忘れちゃう(笑)。それでシムちゃんが「○○です」って教えてくれる。

【シム】 きっかけの担当です(笑)。

(左から)シム・ウンギョン、広瀬アリス、木村文乃、菜々緒(撮影:山崎美津留) (C)ORICON NewS inc.

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■“千代”木村の好みのタイプは「ラーメンの匂いがする人」

――秘書たちの中では特にしっかり者のイメージが強い千代ですが、映画ではほのかな恋心が見え隠れして、玉木宏さん演じる緒方紘一がラーメン萬を訪れたときの反応など、また違った表情で楽しませてくれています。

【菜々緒】 (紘一に対しては)「お困りのことは?」と言うタイミングが早くて、「どういうこと?」ってなりますよね(笑)。

【木村】 千代も私もラーメンには弱く、好みのタイプはラーメンの匂いのする人なので(笑)。もちろん食べる方じゃなくて作る方の匂いですけどね。

【菜々緒】 あはは、新しい!

【広瀬】 ラーメン激戦区と言われている東京にはその匂いする人、結構いますよ!

【木村】 花婿候補がいっぱいいて、千代は幸せですよ。

――ラーメン屋といえば、江口洋介さん扮する萬敬太郎のカッコよさも忘れてはいけないですね。

【菜々緒】 もしも江口さん級のイケメン店主のラーメン屋があったらアルバイトしたいですね(笑)。「ここで働かせてください!」って『千と千尋の神隠し』並みに言いますよ。『何でもします』と、しつこいぐらいに足しげく通います。

――そうなんですね(笑)。江口さんが入ると皆さんの空気感や雰囲気は変わるのでしょうか。

【菜々緒】 変わらないですね。いつも温かい目で「あはは」って笑いながら見守ってくれています。

【シム】 優しいですね。

【木村】 娘たちを見守る父のような感じです。

【広瀬】 「今日も元気だなぁ」っていう感じですね。

【菜々緒】 「どんどんやりなさい」みたいに見てくれています。

■スケールアップした映画 菜々緒の三つ編みも見どころに

――本作でのご自身の役の注目ポイントを教えてください。

【木村】 好きになった人が実は……という感じですね。

【広瀬】 「結婚します!」と言ったけど……言えるのはそこですね。

【木村】 見どころがネタバレに関わってくるからね。

【広瀬】 相変わらずなスタートだなと思ってもらえれば(笑)。

【菜々緒】 潜入するときのコスプレとアクション。スタッフさんと「こっちの方がいいかな」と相談しつつ、一番いいもの追求してやっていました。

【木村】 多分、菜々緒ちゃんの三つ編みが見られるのはこの作品だけですね。可愛かった。

【広瀬】 あんな人がフェスいたら間違いなくモテると思います。それぐらいめっちゃ可愛かった!

【菜々緒】 そうなの? でも三つ編みのおさげだよ。

【広瀬】 それがいいの。

【木村】 これまでムチを持っていたり長いドレッドをしていたりした人が、おさげしちゃうんだって。これだけ女子がいるからスタッフの皆さんも楽しんでやってくれている感じはすごくありました。

【菜々緒】 メイクさんと「ヘアゴムどうする?」みたいな細かいところまでこだわっています。楽しかったです。

【シム】 サランの見どころは、作戦のために鶴瓶さんのところに潜入して情報を流すほか、アクションに始めて挑みました。そこも見どこなので是非。

【木村】 今回はハッキングというよりも秘書の部分だよね。(シムさんの)アクションが一番面白いと思う。

【菜々緒】 私たちも頑張ったのに最後は結局全部持っていかれた感あるからね。すごい飛ぶなって思ったし、雪山でもめちゃくちゃ飛んでいた。『カンフー・ファイター』と思うぐらいだったよね。

【シム】 最初アクションチームから「ジャッキー・チェン風のアクションを作り上げました」と聞いて、練習していたのですが、本番当日にアドリブでちょっと暴れたら面白いなと思い、監督と相談しながら作ったシーンです。めっちゃ動けると思ったし、とにかく撮影がとっても楽しかったです!

取材・文:遠藤政樹

(左から)シム・ウンギョン、広瀬アリス、木村文乃、菜々緒(撮影:山崎美津留) (C)ORICON NewS inc.

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【七人の秘書 THE MOVIE】
表では、名もなき秘書として働き、裏では「類い稀な潜入スキル」、「極秘情報ネットワークへのアクセス能力」、そして時には「秘めた高い身体能力」を駆使して、人知れず弱きものを救う“影の軍団”として暗躍する“七人の秘書”。

映画で「懲らしめる」ターゲットとなるのは、信州一帯を支配する「九十九ファミリー」。表の顔は経済を潤してくれる地元の名家だが、実はその裏の顔は国家とつながり私腹を肥やすためには手段を厭わない極悪一家だ。木村、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介らレギュラーキャストに加えて、スペシャルゲストとして玉木宏、濱田岳、吉瀬美智子、笑福亭鶴瓶が出演する。

主題歌:milet「Final Call」(Sony Music Labels)
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