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『アバター』プロデューサー、新作を「大きなスクリーンで見るべき映画」とアピール

 全世界歴代興行収入第1位の映画『アバター』(2009年)の続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日、日米同時公開)のプロデューサーを務めるジョン・ランドーが来日し、4日に都内で“日本初披露”となるフッテージ映像付きプレゼンテーションを行い、「大きなスクリーンで見るべき映画です」とアピールした。

新作をアピールしたジョン・ランドー (C)ORICON NewS inc.

新作をアピールしたジョン・ランドー (C)ORICON NewS inc.

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 「3Dしか味わえない映画体験」を実現し、これまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』。世界中の人が惑星パンドラの世界に入り込む没入感のとりこになった。その続編である『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』でも、「現実世界から離れ、パンドラの世界に浸る。これこそ映画体験だ」と、ジョン・ランドーは語る。

 前作では、地球から遠く離れた神秘の星パンドラで、先住民ナヴィを排除して、パンドラの資源を求める人間たちが傲慢な作戦を強行した。そんな中、(地球上の)戦争での負傷で車いす生活となった元海兵隊員のジェイク・サリーは、ナヴィと人間を合わせた肉体「アバター」に意識をリンクさせ、ナヴィの女性戦士ネイティリと心を通わせていく。

 新作は、前作の10年後が舞台。パンドラの一員となったジェイクは、ネイティリと結ばれ、子どもたちと平和に暮らしていた。そこに再び人類がパンドラに現れ、ジェイクの家族は神聖な森を追われて、海の部族の元へ身を寄せる。しかし、美しい海辺の楽園にも、侵略の手が迫り、パンドラを守るためにジェイクたちは再び戦わざるを得なくなる。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』フッテージ映像付きプレゼンテーションを行ったジョン・ランドー (C)ORICON NewS inc.

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』フッテージ映像付きプレゼンテーションを行ったジョン・ランドー (C)ORICON NewS inc.

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 『ウェイ・オブ・ウォーター』を皮切りに、続編は4本公開される予定になっており、ジェイクの子どもたち世代の成長が描かれていく。ジョン・ランドーは「ティーンエージャーを登場させることで、若い世代がより共感できる、インスピレーションを感じられる作品になるでしょう。それが前作にはなかった要素です。前作は、(大人の)ジェイクが“気づく”話でした。気づいた先のチャレンジを描きました。続編シリーズは、子どもたちが自分の人生にどういう可能性があるか、自分たちの行動が周りにどう影響するのか、自分を探す旅を描きます。そこに自分の姿を感じる若者もいるかもしれません」と、続編の狙いを説明。スマートフォンやタブレットではなく、映画館で映画を観る魅力を若い世代に伝えたいという強い思いを示した。

 新作にはジェイク役のサム・ワーシントン、ネイティリ役のゾーイ・サルダナが続投しているほか、前作にも出演したシガニー・ウィーバー(72)が、14歳の少女キリ役で出演する。ジョン・ランドーは「シガニーが14歳の少女を演じるなんて、(俳優の演技をそのままCGキャラクターに移し替える“パフォーマンス・キャプチャー”の技術を駆使した)『アバター』ならではのことです。シガニーは水中でのパフォーマンス・キャプチャーにも挑みました。キリの動きは14歳だったら、こう動くだろうという、すべてシガニーのリアクションです」と、明かしていた。

 シガニー・ウィーバーを含む俳優陣は、子役も含めて「2ヶ月のフリーダイビングのトレーニングを積んで、パンドラの世界のイメージと似ているハワイの熱帯雨林や海でリハーサルを行い、直径10メートルのタンクの中でパフォーマンス・キャプチャーに臨みました。トレーニングの成果で、シガニーも6分くらい水中にいて、芝居ができるようになっていました」と、前代未聞の水中撮影に自信たっぷり。

 「25年前、『タイタニック』を初めて上映したのも日本の東京国際映画祭でした。日本の文化に親近感を覚えます。独自の映画文化が持ち、非常に重要な影響力があると思います」と、へメディアや劇場関係者からの質問にも丁寧に答えていた。

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  1. 1. 『アバター』プロデューサー、新作を「大きなスクリーンで見るべき映画」とアピール
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