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【きょうの金ロー】『竜とそばかすの姫』地上波初放送 細田守監督最大のヒット作

 細田守監督のアニメ映画『竜とそばかすの姫』が、きょう23日に日本テレビ系『金曜ロードショー』枠(毎週金曜 後9:00)で地上波初放送される。昨年の国内興行収入第3位となる66億円の大ヒットを記録した話題作が登場する。

『竜とそばかすの姫』が『金曜ロードショー』で9月23日に放送決定(C)2021スタジオ地図

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 細田監督史上最大のヒット作となった『竜とそばかすの姫』は、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「カンヌ・プルミエール」に選出されたほか、世界各国で大好評を博した。特に、中村佳穂が歌いあげる楽曲の数々は精緻(せいち)な映像とあいまって作品の中で圧倒的な存在感を放っている。常田大希が手がけた主題歌「U」(millennium parade × Belle)も大ヒットとなり、昨年の『NHK紅白歌合戦』に初出場した。

 『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台とし、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生をヒロインに据えた、細田作品の集大成ともいえる作品。母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤(かっとう)しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語を圧倒的なスケールで描き出す。

■あらすじ

『竜とそばかすの姫』が『金曜ロードショー』で9月23日に放送決定(C)2021スタジオ地図

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高校生のすず(中村)は、幼い頃に母(島本須美)を河川の事故で亡くして以来、大好きだった歌を歌うことができなくなっていた。父(役所広司)に対しても、幼なじみの忍(成田凌)にも心を閉ざし続けるすず。あるとき、親友の弘香(幾田りら)に誘われ、インターネット上の仮想空間<U(ユー)>に参加することに。

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50億人が参加する<U>では、<As(アズ)>と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる世界だった。歌えないはずのすずが、「ベル」と名付けた<As>としては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。数億の<As>が集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。

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