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吉川晃司、朝ドラ初出演が決定「不向きな気がしましたが(笑)」 『舞いあがれ!』航空学校の鬼教官役

 歌手・俳優の吉川晃司が、福原遥がヒロインを務め10月3日スタートするNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演することが20日、同局から発表された。吉川は朝ドラ初出演となる。

連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演する吉川晃司(C)NHK

連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演する吉川晃司(C)NHK

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 同作は、1990年代から現在までを背景に、福原演じるヒロイン・岩倉舞(いわくら・まい)が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマとなっている。

 吉川が演じるのは航空学校・帯広校の教官・大川内守役。航空自衛隊の戦闘機パイロットとして活躍したが、30代半ばで地上勤務にシフトし、航空学校からの誘いがあり教官職に就いたというキャラクター。

 学生たちから鬼教官として恐れられ、ヒロインの舞やエリート学生の柏木がいる班の担当教官として、着陸が下手な舞を厳しく指導する役どころ。容赦なく学生をフェイル(退学)させると言われており、舞にはなかなか理解してもらえないが、そこには大河内なりの人生哲学がある…。

■吉川晃司 コメント
朝ドラの出演は初めて。「朝の顔」としては、私は威圧感があって不向きな気がしましたが(笑)、その威圧感こそが求められていたようです。「パイロットを 目指す若い学生たちの前に立ちはだかる壁、妖怪でいう“ぬりかべ”のような存在でいてほしい」と言われて、オファーをいただいた理由がわかりました(笑)。そんな大河内を演じるにあたっては、むしろ物腰の柔らかい、言葉遣いも丁寧な人物として演じたいと提案させていただきました。そのほうが本当の怖さや厳しさが出ると思ったんです。大河内の厳しさの中にある、彼なりの哲学に注目してください。

■制作統括・熊野律時 コメント
人間が空を飛ぶのは、大変 なことです。大勢の人の命を預かって飛ぶ旅客機のパイロットになるには、幾多の厳しい訓練を乗り越え る必要があります。舞が越えるべきその高いハードルを体現していただける方は、誰だろうと考えたときに、真っ先に思い浮かんだのが、吉川晃司さんでした。ご本人は、柔らかな 笑顔で気さくにお話しされる方ですが、役に入り込んだときにみなぎる緊張感はこれぞ鬼教官というすごみがあります。それと同時に、厳しさの奥にある人間性もじわりと感じさせる吉川さん演じる大河内教官に、ヒロイン・舞がどのように挑んでいくのか、ご期待ください。

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