イタリアで開催された「第79回ベネチア国際映画祭」(8月31日〜9月10日)にて、クラシック部門(ヴェニス・クラシックス)に出品された鈴木清順監督の『殺しの烙印』4Kデジタル復元版が、アジア映画として初めて最優秀復元映画賞を受賞した。授賞式が行われた現地時間10日は、奇しくも日活110年目の創立記念日だった。 鈴木監督は、クエンティン・タランティーノ、ジム・ジャームッシュ、デイミアン・チャゼル、ポン・ジュノ、ウォン・カーウァイら多くの海外の監督からも熱く支持されており、その異才ぶりでは、最もワールドワイドな日本人監督の一人。
2022/09/11