8月31日〜9月10日(現地時間)に開催される「第79回ベネチア国際映画祭」のコンペティション部門に出品されているNetflix映画を紹介。
■アダム・ドライバー主演『ホワイト・ノイズ』(12月30日配信開始)
『ホワイト・ノイズ』は、同映画祭のオープニング作品にも選出された注目作。作家ドン・デリーロの同名小説を、『マリッジ・ストーリー』(2019年※アカデミー賞6部門ノミネート)のノア・バームバック監督・脚本&アダム・ドライバー主演で映画化。
「スター・ウォーズ」シリーズのカイロ・レン役でも知られるアダム・ドライバーのほか、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のウォーマシン役で知られるドン・チードル、グレタ・ガーウィグなどが出演する。
化学物質の流出事故に見舞われ、死を恐れ錯乱してしまった大学教授(アダム・ドライバー)が、命を守るため家族とともに逃走する姿を描く、叙情的で不条理な物語。現代に生きる家族が“死”を身近に感じる環境下で、愛や幸福といった普遍的なテーマに向き合っていく。
一面がオレンジ色に染まり人物の陰だけを映したキービジュアルは、家族が不穏な非日常に巻き込まれていく姿をビビッドに表現。米アカデミー賞をはじめとする賞レースの大本命にもなり得る、“死”をテーマにした風刺的な人間ドラマだ。
■『バルド、偽りの記録と一握りの真実』(12月16日配信開始)
『バルド、偽りの記録と一握りの真実』は、『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(15年)、『レヴェナント:蘇えりし者』(16年)でアカデミー賞監督賞に2度輝き、脚本賞や特別業績賞も受賞している、メキシコのアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の新作。真っ赤な色合いの中に男がひとり、踊っているようにも佇んでいるようにも見えるビジュアルのインパクトも抜群だ。
『レヴェナント:蘇えりし者』後、久しぶりに手がけた長編映画となる『バルド、偽りの記録と一握りの真実』は、ある男の壮大な心の旅路をテーマにしたノスタルジック・コメディ。LAから故郷に戻ったメキシコの著名なジャーナリスト兼ドキュメンタリー映画製作者の主人公シルベリオ・ガマ(ダニエル・ヒメネス・カチョ)が、自らの内面や家族との関係、そして自分の愚かすぎる“ある過去”などの問題と向き合いながら、生きる意味を見つけていく。
ストーリーの全貌は謎に満ちているが、メキシコにあるイニャリトゥ監督の故郷で撮影が行われる等、自伝的要素が強いとされており、数々の映画賞を受賞してきたイニャリトゥ監督の集大成的な作品になっていることが期待されている。
ほか、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21年)のパロマ役や『グレイマン』(22年)の記憶も新しいアナ・デ・アルマスがマリリン・モンローを演じる『ブロンド』(9月28日配信開始)、ひとりの少年が殺害されたことをきっかけに巻き起こる争いを描いた“悲劇”のフランス映画『アテナ』(9月23日配信)もコンペティション部門に選出されている。
アウト・オブ・コンペティションには、デンマークのNetflix シリーズ『Copenhagen Cowboy(原題)』などが選ばれている。
これまでも『ROMA/ローマ』(18年)、『アイリッシュマン』(19年)、『Mank/マンク』(20年)、『マ・レイニーのブラックボトム』(20年)、そ
して昨年は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(21年)、『ドント・ルック・アップ』(21年)など、毎年賞レースを賑わせてきたNetflix 映画作品。今年新たに贈る作品群も世界中の注目を集めそうだ。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
■アダム・ドライバー主演『ホワイト・ノイズ』(12月30日配信開始)
『ホワイト・ノイズ』は、同映画祭のオープニング作品にも選出された注目作。作家ドン・デリーロの同名小説を、『マリッジ・ストーリー』(2019年※アカデミー賞6部門ノミネート)のノア・バームバック監督・脚本&アダム・ドライバー主演で映画化。
「スター・ウォーズ」シリーズのカイロ・レン役でも知られるアダム・ドライバーのほか、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のウォーマシン役で知られるドン・チードル、グレタ・ガーウィグなどが出演する。
化学物質の流出事故に見舞われ、死を恐れ錯乱してしまった大学教授(アダム・ドライバー)が、命を守るため家族とともに逃走する姿を描く、叙情的で不条理な物語。現代に生きる家族が“死”を身近に感じる環境下で、愛や幸福といった普遍的なテーマに向き合っていく。
一面がオレンジ色に染まり人物の陰だけを映したキービジュアルは、家族が不穏な非日常に巻き込まれていく姿をビビッドに表現。米アカデミー賞をはじめとする賞レースの大本命にもなり得る、“死”をテーマにした風刺的な人間ドラマだ。
■『バルド、偽りの記録と一握りの真実』(12月16日配信開始)
『バルド、偽りの記録と一握りの真実』は、『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(15年)、『レヴェナント:蘇えりし者』(16年)でアカデミー賞監督賞に2度輝き、脚本賞や特別業績賞も受賞している、メキシコのアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の新作。真っ赤な色合いの中に男がひとり、踊っているようにも佇んでいるようにも見えるビジュアルのインパクトも抜群だ。
『レヴェナント:蘇えりし者』後、久しぶりに手がけた長編映画となる『バルド、偽りの記録と一握りの真実』は、ある男の壮大な心の旅路をテーマにしたノスタルジック・コメディ。LAから故郷に戻ったメキシコの著名なジャーナリスト兼ドキュメンタリー映画製作者の主人公シルベリオ・ガマ(ダニエル・ヒメネス・カチョ)が、自らの内面や家族との関係、そして自分の愚かすぎる“ある過去”などの問題と向き合いながら、生きる意味を見つけていく。
ストーリーの全貌は謎に満ちているが、メキシコにあるイニャリトゥ監督の故郷で撮影が行われる等、自伝的要素が強いとされており、数々の映画賞を受賞してきたイニャリトゥ監督の集大成的な作品になっていることが期待されている。
ほか、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21年)のパロマ役や『グレイマン』(22年)の記憶も新しいアナ・デ・アルマスがマリリン・モンローを演じる『ブロンド』(9月28日配信開始)、ひとりの少年が殺害されたことをきっかけに巻き起こる争いを描いた“悲劇”のフランス映画『アテナ』(9月23日配信)もコンペティション部門に選出されている。
アウト・オブ・コンペティションには、デンマークのNetflix シリーズ『Copenhagen Cowboy(原題)』などが選ばれている。
これまでも『ROMA/ローマ』(18年)、『アイリッシュマン』(19年)、『Mank/マンク』(20年)、『マ・レイニーのブラックボトム』(20年)、そ
して昨年は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(21年)、『ドント・ルック・アップ』(21年)など、毎年賞レースを賑わせてきたNetflix 映画作品。今年新たに贈る作品群も世界中の注目を集めそうだ。
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2022/08/31