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2020年公開の映画『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞、翌21年放送の大河ドラマ『青天を衝け』でも江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜を好演し「第59回ギャラクシー賞」テレビ部門 個人賞を受賞した草なぎ剛(48)。もともと俳優としての評価は高かったが、近年さらに凄みを増している印象を受ける。そこには、これまで考え尽くしてきたからこそたどり着いた“抜けた感覚”が功を奏しているという。8月19日公開の映画『サバカン SABAKAN』に出演する草なぎに、円熟していく表現の現在地を聞いた(取材・文:磯部正和)■最近は役についてあまり考えないようにしています

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  • 草なぎ剛(撮影:田中達晃/Pash) (C)ORICON NewS inc.
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