滋賀ふるさと観光大使を務めるアーティスト・西川貴教が、今年3月に開局した無料のBS放送局「BSJapanext」にて“バーチャル知事”にも就任し、全国で起きている課題を解決すべく激論を交わし、本気で地域創生を目指す『西川貴教のバーチャル知事』(毎週月曜 後9:00)を放送中。このほどインタビューに応じ、番組への思い、そして開催を直前に控える『イナズマロック フェス 2022』に向けた心境を語ってくれた。
「今回、BSJapanextさん番組を持たせていただくときに『なんでもいいので好きなことをやってください!』と言われて、パッと思い浮かんだのが地元のことでした。かれこれ14年間、イナズマロック フェスやふるさと観光大使をやらせてもらっていますが、考えたら地元を離れてからずいぶんと経っている。自分が幼い頃に感じていた部分と、今お住いになっている方の感じていることは大きく違うんじゃないのかなって。そういう部分をこの番組を通じて埋め合わせしながら、改めて滋賀県のことを勉強させていただければと。コロナ禍で海外や国内の移動も難しいなか、改めて振り返ると地元をもう一度掘り下げてみたいと思ったんです」。
番組は視聴無料のBSJapanext(ch263)での放送のほか、BSJapanext公式アプリ「つながるジャパネット」(無料)で同時配信される。また、公式アプリから番組を視聴しながら意見・提案の投稿ができる。
次回22日午後9時からは滋賀県視察ロケ2弾「おごと温泉旅館」を訪れる。以前、番組内で出した提案が早速実行されていたり、おごと温泉協会の関係者とより良い発展のため緊急でサミットを開催する。さらに、この日は特別企画として無料の公式アプリ「つながるジャパネット」のコメントチャットに西川本人が登場。番組放送中の投稿コメントをTwitter連動した人の中から抽選で一人に「バーチャル知事バッジ」がプレゼントされる。
そんな西川が発起人であり主催を務める、野外ライブイベント『イナズマロック フェス 2022』が、今年は9月17日〜19日の3日間にわたって琵琶湖岸で開催される。今回のインタビューで西川は、行政や地域住民たちと創り上げてきた14年間、そしてコロナ禍に見舞われ、もがき苦しんだ3年間を回想した。
イナズマロック フェスは、琵琶湖の水質保全と地域振興をテーマに掲げ、2009年にスタートし、今年で14年目。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、一昨年はオンライン開催、昨年は中止となったが、今年は3年ぶりに滋賀県草津市の烏丸半島芝生広場で有観客開催を迎える。
コロナ禍で足踏みを余儀なくされた3年間だったが、西川は「この期間で内部を含めたイナズマロック フェスの構造改革に時間を費やすことができ、より結びつきの強い、地域に根ざしたフェスティバルに生まれ変わることができた」と前向きに語る。今年を“新生イナズマロック フェス”と位置づけ「今回をリスタートとして、また新たにやっていきたい」と語った。
さらに今年は、「びわ湖カーボンクレジット」を活用して実質的にゼロにする「カーボンオフセット」を実施するという。来場者のシャトルバス運行や会場の照明、音響などの電力使用で約30トンのCO2が排出されると試算。「びわ湖カーボンクレジット」は、 国の認証制度である「J-クレジット」に認証されたものの中で、県内で生み出されたクレジットのこと。滋賀県は県内の二酸化炭素削減や排出量の見える化を進めるため、この「びわ湖カーボンクレジット」の普及促進の取り組みを進めている。特に県内の森林組合等で創出の取り組みが進んでおり、滋賀銀行が、同県造林公社や金勝生産森林組合(滋賀県栗東市)から購入した30トン分の「びわ湖カーボンクレジット」の排出権をフェスに拠出する。
西川は「環境と経済活動を両輪で回していくことは難しいけれど、この取り組みを通じて環境問題、地方経済の活性化にも向き合っていきたい」と言葉に力を込めた。
アーティストならではの視点と立場、時にはそのジャンルを超え、あらゆる活動に挑戦している西川。記者から「心折れる瞬間はないのか?」と聞かれると「めちゃくちゃありますよ、心折れることばかりですよ(笑)」とはにかみながら即答した。特にこのコロナ禍は、エンターテインメントは“不要不急”とされ「手足をもがれた状態で生きていかなければいけない」状況だったという。
「自分も事業や会社を経営する立場。自分を含め、周りのみんなに利益を還元したり、生活を支えていくことも大事」とした上で、「社会貢献の観点から見ると、一朝一夕で利益を得られるものではない。イナズマロック フェスも最初の5年目くらいまでは赤字でしたし、3年目までは自分の会社100%出資で毎年銀行とにらめっこしてました(笑)」と苦労もにじませる。
しかし着実に実績を積み重ねていく中で「周りの皆さんが我が事として受け止めてくれた。それが僕にとっての財産です。最初の数年はやる気と気持ちだけで何とかなるものですが、きれい事ではなくビジネスとして確立して、みんなが食べていけなければ続けていけない。地方の経済と地域の皆さんが潤わないと受け入れてもらえない。そのリアルな部分と向き合うことも大事で、それは表舞台に立つ責務だとも思っています」と話した。
実は、イナズマロック フェス第1回の開催は、西川が当時入院中だった母親を見舞うために「地元に帰るきっかけづくり」のために始めたことが理由の一つだったという。そんな最愛の母も2017年8月に死去。それでも西川は地元への“恩返し”を続けた。
「僕にとって滋賀県の皆さんと直接の血縁関係があるわけではなないですが、全員家族みたいなもの。母という一番大きい存在を失った代わりに、140万人の家族を手に入れたと感じています。そのつもりでいろんなことに取り組んでいます」
「今回、BSJapanextさん番組を持たせていただくときに『なんでもいいので好きなことをやってください!』と言われて、パッと思い浮かんだのが地元のことでした。かれこれ14年間、イナズマロック フェスやふるさと観光大使をやらせてもらっていますが、考えたら地元を離れてからずいぶんと経っている。自分が幼い頃に感じていた部分と、今お住いになっている方の感じていることは大きく違うんじゃないのかなって。そういう部分をこの番組を通じて埋め合わせしながら、改めて滋賀県のことを勉強させていただければと。コロナ禍で海外や国内の移動も難しいなか、改めて振り返ると地元をもう一度掘り下げてみたいと思ったんです」。
番組は視聴無料のBSJapanext(ch263)での放送のほか、BSJapanext公式アプリ「つながるジャパネット」(無料)で同時配信される。また、公式アプリから番組を視聴しながら意見・提案の投稿ができる。
次回22日午後9時からは滋賀県視察ロケ2弾「おごと温泉旅館」を訪れる。以前、番組内で出した提案が早速実行されていたり、おごと温泉協会の関係者とより良い発展のため緊急でサミットを開催する。さらに、この日は特別企画として無料の公式アプリ「つながるジャパネット」のコメントチャットに西川本人が登場。番組放送中の投稿コメントをTwitter連動した人の中から抽選で一人に「バーチャル知事バッジ」がプレゼントされる。
イナズマロック フェスは、琵琶湖の水質保全と地域振興をテーマに掲げ、2009年にスタートし、今年で14年目。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、一昨年はオンライン開催、昨年は中止となったが、今年は3年ぶりに滋賀県草津市の烏丸半島芝生広場で有観客開催を迎える。
コロナ禍で足踏みを余儀なくされた3年間だったが、西川は「この期間で内部を含めたイナズマロック フェスの構造改革に時間を費やすことができ、より結びつきの強い、地域に根ざしたフェスティバルに生まれ変わることができた」と前向きに語る。今年を“新生イナズマロック フェス”と位置づけ「今回をリスタートとして、また新たにやっていきたい」と語った。
さらに今年は、「びわ湖カーボンクレジット」を活用して実質的にゼロにする「カーボンオフセット」を実施するという。来場者のシャトルバス運行や会場の照明、音響などの電力使用で約30トンのCO2が排出されると試算。「びわ湖カーボンクレジット」は、 国の認証制度である「J-クレジット」に認証されたものの中で、県内で生み出されたクレジットのこと。滋賀県は県内の二酸化炭素削減や排出量の見える化を進めるため、この「びわ湖カーボンクレジット」の普及促進の取り組みを進めている。特に県内の森林組合等で創出の取り組みが進んでおり、滋賀銀行が、同県造林公社や金勝生産森林組合(滋賀県栗東市)から購入した30トン分の「びわ湖カーボンクレジット」の排出権をフェスに拠出する。
西川は「環境と経済活動を両輪で回していくことは難しいけれど、この取り組みを通じて環境問題、地方経済の活性化にも向き合っていきたい」と言葉に力を込めた。
アーティストならではの視点と立場、時にはそのジャンルを超え、あらゆる活動に挑戦している西川。記者から「心折れる瞬間はないのか?」と聞かれると「めちゃくちゃありますよ、心折れることばかりですよ(笑)」とはにかみながら即答した。特にこのコロナ禍は、エンターテインメントは“不要不急”とされ「手足をもがれた状態で生きていかなければいけない」状況だったという。
「自分も事業や会社を経営する立場。自分を含め、周りのみんなに利益を還元したり、生活を支えていくことも大事」とした上で、「社会貢献の観点から見ると、一朝一夕で利益を得られるものではない。イナズマロック フェスも最初の5年目くらいまでは赤字でしたし、3年目までは自分の会社100%出資で毎年銀行とにらめっこしてました(笑)」と苦労もにじませる。
しかし着実に実績を積み重ねていく中で「周りの皆さんが我が事として受け止めてくれた。それが僕にとっての財産です。最初の数年はやる気と気持ちだけで何とかなるものですが、きれい事ではなくビジネスとして確立して、みんなが食べていけなければ続けていけない。地方の経済と地域の皆さんが潤わないと受け入れてもらえない。そのリアルな部分と向き合うことも大事で、それは表舞台に立つ責務だとも思っています」と話した。
実は、イナズマロック フェス第1回の開催は、西川が当時入院中だった母親を見舞うために「地元に帰るきっかけづくり」のために始めたことが理由の一つだったという。そんな最愛の母も2017年8月に死去。それでも西川は地元への“恩返し”を続けた。
「僕にとって滋賀県の皆さんと直接の血縁関係があるわけではなないですが、全員家族みたいなもの。母という一番大きい存在を失った代わりに、140万人の家族を手に入れたと感じています。そのつもりでいろんなことに取り組んでいます」
2022/08/20