「第22回TAMA NEW WAVE」、「第15回田辺・弁慶映画祭」の両映画祭でグランプリを含む6冠を達成した、淺雄望(あさお・のぞみ)監督の初長編映画『ミューズは溺れない』が、撮影から3年の時を経て、9月30日より、東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開される。
美術部に所属する高校生の朔子は、船のスケッチに苦戦している最中に誤って海に転落。それを目撃した美術部員の西原が「溺れる朔子」の絵を描いてコンクールで受賞、絵は学校に飾られるハメに。悔しさから絵の道をあきらめた朔子は、代わりに新たな創作に挑戦しようとするが、ある日、西原から「次回作のモデル」を頼まれてしまい…。アイデンティティのゆらぎ、創作をめぐるもがき、葛藤を抱えながらも社会の海へ漕ぎ出そうとする高校生たちの最後の夏を瑞々しく鮮烈に描き切った青春エンタテインメント。
主人公の朔子を演じるのは、300人のオーディションから選ばれた主演作『この街と私』が注目を集めた上原実矩。朔子と相対する西原役には『ジオラマボーイ・パノラマガール』など性別を問わず様々な役で活躍する若杉凩。朔子の親友・栄美役に『わたしの見ている世界が全て』でマドリード国際映画祭にて主演女優賞を受賞した森田想。そのほか、SF研究部の部員役に渚まな美、桐島コルグなど、フレッシュなキャストの脇を川瀬陽太、広澤草などが固める。
上原は「2019年夏、死闘の末撮影を終えた今作品…。3年前の作品ということでむず痒いやらなんやら…ちょっと…まっくろこげに日焼けしてるし…。そんな自分もひっくるめて、淺雄監督の創作愛のぎゅっとつまった『ミューズは溺れない』が、スクリーンから溢れ出すのをそわそわと待っています」とコメント。
若杉は「この映画をご覧になるあなたの心がほんの少しでも動くのであれば、私たちのあの夏が報われます」、森田は「高校時代を思い出すように荒削りな感情を物語から受け取りました。こうしてスクリーンで観ていただけることになり、多くの方に届けばうれしいです」とそれぞれ作品が劇場で公開される喜びを語っている。
大九明子監督などの元で助監督をつとめながら中・短編を製作してきた淺雄監督は「私の青春は暗いものでした。自分の存在を許してくれる人なんていない、と思っていました。でも、そんなことは無かった。だから、そんなことは無いんだよ、と自分に似た誰かに伝えたいと思って、この映画を企画しました。ひとり、またひとりと優しい手を差し伸べていただいて、監督の根暗さからは想像できないほど、前向きな作品に仕上がりました。こんな映画があってよかった、と思っていただけたら本望です」と、熱い思いを語っている。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
美術部に所属する高校生の朔子は、船のスケッチに苦戦している最中に誤って海に転落。それを目撃した美術部員の西原が「溺れる朔子」の絵を描いてコンクールで受賞、絵は学校に飾られるハメに。悔しさから絵の道をあきらめた朔子は、代わりに新たな創作に挑戦しようとするが、ある日、西原から「次回作のモデル」を頼まれてしまい…。アイデンティティのゆらぎ、創作をめぐるもがき、葛藤を抱えながらも社会の海へ漕ぎ出そうとする高校生たちの最後の夏を瑞々しく鮮烈に描き切った青春エンタテインメント。
主人公の朔子を演じるのは、300人のオーディションから選ばれた主演作『この街と私』が注目を集めた上原実矩。朔子と相対する西原役には『ジオラマボーイ・パノラマガール』など性別を問わず様々な役で活躍する若杉凩。朔子の親友・栄美役に『わたしの見ている世界が全て』でマドリード国際映画祭にて主演女優賞を受賞した森田想。そのほか、SF研究部の部員役に渚まな美、桐島コルグなど、フレッシュなキャストの脇を川瀬陽太、広澤草などが固める。
上原は「2019年夏、死闘の末撮影を終えた今作品…。3年前の作品ということでむず痒いやらなんやら…ちょっと…まっくろこげに日焼けしてるし…。そんな自分もひっくるめて、淺雄監督の創作愛のぎゅっとつまった『ミューズは溺れない』が、スクリーンから溢れ出すのをそわそわと待っています」とコメント。
若杉は「この映画をご覧になるあなたの心がほんの少しでも動くのであれば、私たちのあの夏が報われます」、森田は「高校時代を思い出すように荒削りな感情を物語から受け取りました。こうしてスクリーンで観ていただけることになり、多くの方に届けばうれしいです」とそれぞれ作品が劇場で公開される喜びを語っている。
大九明子監督などの元で助監督をつとめながら中・短編を製作してきた淺雄監督は「私の青春は暗いものでした。自分の存在を許してくれる人なんていない、と思っていました。でも、そんなことは無かった。だから、そんなことは無いんだよ、と自分に似た誰かに伝えたいと思って、この映画を企画しました。ひとり、またひとりと優しい手を差し伸べていただいて、監督の根暗さからは想像できないほど、前向きな作品に仕上がりました。こんな映画があってよかった、と思っていただけたら本望です」と、熱い思いを語っている。
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2022/08/02