俳優の犬飼貴丈、大原優乃がW主演を務めるParaviオリジナルドラマ『−50kgのシンデレラ』（8月12日配信スタート　毎週金曜　後7：00）のキービジュアルが15日、解禁となった。今回のビジュアルは、ファットスーツを着用して特殊メイクを施した大原が演じるダイエット前の佐伯陽芽を、犬飼が演じる富士崎宰がスマートに抱きかかえ、そんな2人にダイエット後の陽芽が笑顔で寄り添うという構図となっている。

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　今回初めて特殊メイクに挑戦した大原は、まるで別人のような自分の姿に“同じ役だけど二役やっているようなギャップ”だと驚いたそうで、ぽっちゃりな陽芽での撮影時は、約3時間30分かけて特殊メイクをして挑んだ。“リアルな重みを感じて芝居ができることがありがたい”と語った、大原の自然で愛らしいぽっちゃり陽芽のビジュルアルに注目だ。

　本作は、一目ぼれした彼に近づきたくて50キロ減量したぽっちゃり女子・佐伯陽芽（ひめ）と、彼女が恋するイケメン御曹司・富士崎宰（おさむ）が繰り広げる大人の極甘オフィスラブストーリー。

　就職活動中の大学生だった陽芽は、ある企業の会社説明会で社員の宰に一目ぼれ。もう一度彼に会いたいという一心でダイエットを成功させ、その会社に就職する。ところが、宰は会社の御曹司で、ダイエット前の陽芽にひかれていたことが発覚。外見と内面の間で揺れ動く陽芽の恋心と、2人の先の読めない恋の行方を、胸キュンシーン満載で描く。

　大原が、特殊メイクについてコメントを寄せた。

■大原優乃
脚本を読ませていただき、ぽちゃこ時代の陽芽を演じる中で、−50キロのダイエット成功後との演じ分けをどうするか悩んでいました。しかし、何度も衣装合わせを重ね、完成した特殊メイクを身にまとうと、そんな心配は一切必要なく、役に入ることができました。プロの方々のお力添えのおかげなので、本当に感謝しています。
ただ、この作品を通してお伝えしたいのは、太ってるのが悪いとか、痩せてるのが良いとか、そういうことではなく。勇気を持って一歩踏み出せば、誰でも変われるということです。むしろ、陽芽のどんな時も真っ直ぐなポジティブさを大切に、変わらないことを意識しました。宰さんに出会って恋をして、好きな人にまた会うために、自分に自信を持つために、ダイエットをすることを選んで、努力する彼女のひたむきさは、演じながら、私自身も心を打たれました。そんな陽芽の姿が、恋をする方々の背中を少しでも押す力になれたら幸いです。