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シルベスター・スタローン、76歳の誕生日に新生「ロッキー」劇場公開を発表

 本日(7月6日)は、ハリウッド俳優シルベスター・スタローンの76歳の誕生日。これをお祝いすべく、スタローンが監督・脚本・主演を務めたシリーズ最大ヒット作『ロッキー4』が、スタローン自らの手で再構築され、42分の未公開映像を加えて、新たなロッキーシリーズとして生まれ変わった『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』が、8月19日より全国の映画館で上映されることが発表された。米国では一晩限りの限定上映、現在配信される予定もない映画館のスクリーンで“観るしかない”一本だ。

シルベスター・スタローン自ら『ロッキー4』を作り直した『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』8月19日より公開決定 (C) 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

シルベスター・スタローン自ら『ロッキー4』を作り直した『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』8月19日より公開決定 (C) 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

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 シリーズ最大のヒット作となった『ロッキー4』(米国1985年、日本86年公開)は、『トップガン』(1986年)、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)と並ぶ、80年代の金字塔。しかし、監督・脚本・主演を務めたスタローンは、長い間、自分が理想とする作品に作り直したいという想いを持っていたという。

 コロナ禍で時間ができたスタローンは、すべての映像に目を通し、未使用シーン、音声トラック、劇伴にいたるまで徹底的に見直した。スタローンは「ドラマの中身に重点を置きたかったんだ。登場人物の心に注目して、より感情的に、より責任感を持って。何故このシーンを使っていない? 当時の俺は何を考えていたんだ?って凹むこともあった。今考えると使うべきシーンは明確だから。当時の自分の人生観に疑問をもったよ(笑)。前の『ロッキー4』を作った頃の俺は、今よりかなり薄っぺらだったんだ」と自省。

 そして、王者ロッキー、元王者アポロ、殺人マシーン・ドラゴらファイターたちの闘いまでの道のりに焦点を当て、物語を再構築。米国での公開35周年を迎えた2020年に、新作といっても過言でない新たな「ロッキー」を誕生させた。

 「タイムマシンに乗るようなこのチャンスを得たことに感謝している。オリジナルが作られてから35年の間に、僕はたくさんのことを経験し、生きてきた。僕は変わったし、映画も変わった。そして、この作品は『ロッキー』に関わった全ての人に敬意を示している」とスタローンは語る。

 42分の未公開シーン×4Kデジタルリマスター×ワイドスクリーン×5.1chサラウンドで生まれ変わった本作は「『ロッキー』はCGも特撮も使ってない。それでも『ロッキーVSドラゴ』は一層大きくなった。オリジナルは1:85だったけど今回はワイドスクリーン。音楽も新たな手法で編集されて、4チャンネルが100チャンネルになったんだ。俺は耳がおかしくなったのか?と信じられないくらいだよ(笑)」と、登場人物のドラマにスポットをあてた編集と、最新デジタル技術によって、クールな作品に生まれ変わったことに満足していることがうかがえる。

 シリーズを愛している映画ファンはもちろんのこと、シリーズ未見の観客も楽しめる未公開シーンを含む3分予告とポスタービジュアルも解禁となった。ロッキーVSドラゴ、アポロVSドラゴが大スクリーンのリングで激突する。

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