俳優の上白石萌歌と沢村一樹が、7月3日放送の日本テレビ系連続ドラマ『金田一少年の事件簿』最終話（毎週日曜　後10：30）を前にクランクアップを迎えた。

　七瀬美雪役の上白石と剣持勇役の沢村は、主人公の金田一一（道枝駿佑／なにわ男子）が、オペラ座館で次々と起きた連続殺人事件の真相にたどり着き、館にいる全員を呼び出して、真犯人に向けて推理を披露していくシーンで撮影終了。共演者・スタッフからの盛大な拍手の中、道枝から花束を受け取った。

　上白石は「まだ終わったという実感がなくて、明日も明後日もこの現場に来たいなと思うくらい、この現場と、この現場にいる皆さんと、美雪ちゃんという役が心の底から大好きで、ずっと楽しかったです。はじめちゃんがどんどん魅力的なはじめちゃんになっていくのを一番近くで見られて私は本当に幸せだったし、新しい“金田一”をすてきな形で作ることができたんじゃないかなと思います」と手応えを語った。

　続けて「すてきな出会いもたくさんもあって、すてきな先輩方にもたくさん出会えて、何一つ心残りがないです。楽しかったです！ありがとうございました！」と、およそ4ヶ月にわたる撮影を充実した表情で振り返った。

　沢村も「どんなドラマでも終わりは来るものですね（笑）。以前ドラマでみっちー（道枝）とご一緒した時に、面白い子だなと思っていて、そんなみっちーが主演ならぜひやってみたいと思い、今回のお話を受けました。萌歌ちゃんも話していましたが、みっちーが目の前でどんどん大きくなっていくのを見ることができて、毎日の撮影はすごく大変だったけど、ものすごく楽しい現場でした」と道枝の成長を讃えた。

　そして「大変な現場というのは、撮影の最中は何で（話を）受けちゃったんだろうと思ったりしたこともありましたが、終わってみた時の充実感がものすごいです。最終回に向けて、皆さんは残りあと少し撮影が残っていますけど、頑張ってください。皆さんからたくさんパワーをもらい、すばらしい現場でした。ありがとうございました！」と周囲をねぎらい、撮影を残している道枝や岩崎大昇（美 少年＝崎はたつざき）らスタッフ陣にエールを送った。