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山田涼介“二重人格役”に初挑戦 フジ水10ドラマで主演「今持てるすべての力を注ぎ込む」

 人気グループ・Hey! Say! JUMP山田涼介(29)が、10月スタートのフジテレビ系“水10”ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(毎週水曜 後10:00)で主演を務めることが決定した。連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生で、自らが二重人格であることを悟り、“もう1人の自分”が殺人を犯しているかもしれないという不安にかられる、自身にとって新境地となる“二重人格ヒーロー”を演じる。

フジテレビ系“水10”ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』で主演を務める山田涼介

フジテレビ系“水10”ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』で主演を務める山田涼介

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 同作は「ヤングマガジン」(2018年5月〜19年8月)、WEBコミック配信サイト「コミックDAYS」(19年8月〜20年9月)で連載され、累計120万部突破した同名コミックが原作。おととしの連載終了直後から、映像化希望の声が出版社に数多く届いており、この度、満を持してファン待望のドラマ化が実現した。

 山田が演じるのは、“人生楽しんだもん勝ち。楽しければそれでいい”と、毎日ヘラヘラ仲間と過ごしている大学2年生・浦島エイジ(うらしま・えいじ)。お気楽な大学生に見えるエイジだが、“実の父親が連続殺人事件の犯人”ということで、少年時代はいじめやひどい嫌がらせにあうなど、過酷な人生を歩んできた。“連続殺人鬼の息子”という重い十字架を背負っていることをまわりにひた隠しにするエイジには、ある愛する人の存在がいた。

 彼女の名は、雪村京花(ゆきむら・きょうか)。京花と過ごす時間だけは嫌なことを忘れ、心から笑うことができたエイジだったが、ある日、父親が起こした殺人事件と殺害方法(卑劣な拷問)が酷似した猟奇的殺人が起こる。だが、エイジにはその殺人事件が起こったとされる期間の記憶が完全に抜け落ちていた…。その後、さまざまな状況を鑑み、自らが二重人格であることに気付き、「今回の猟奇的殺人を犯したのは、連続殺人鬼である恐ろしい父親の血をひく“もう1人の自分”なのでは…」という恐怖と不安にさいなまれたエイジ。事の真相を突き止めるべく、意を決して“自分探しの旅”に出る。

 山田は、今作が『カインとアベル』(16年10月クール)以来、6年ぶりの同局系ドラマ主演となる今作がゴールデン・プライム帯(午後7時〜11時)ドラマで「15」回目の主演作で、ドラマの放送期間中となる11月に、Hey! Say! JUMPがデビュー「15」周年を迎える節目のタイミングでもあり、山田にとってメモリアルな作品となる。

 今回の発表を受けて、山田がコメントを寄せた。

■山田涼介
――台本を読んだ感想・印象はいかがでしたか?
もともと原作を読んでいた作品で、ハードなシーンや描写がたくさんあるので、連続ドラマでどこまで描けるのか、僕はもちろん、原作を読んでいる方もすごく気になる部分ではないのかなと思います。やらせていただくからには、全力で二面性を持った役を演じたいと思います。

――二重人格を持つ、浦島エイジという男の役柄についての印象や思い
二重人格の役をやるのは初めてですが、見た目を大きく変えるとかではなく、性格がまったく違うキャラクターを演じなければいけないということで、自分の中での芝居プランは持っています。連続ドラマとして、皆さんにドキドキハラハラしながら僕の役を楽しんで見ていただけたらと思っています。また、連続殺人鬼の息子というレッテルを貼られて生きている青年なので、まわりと同じように生活をしてはいけないという悩みを背負っています。そんな苦悩や、自らとの葛藤などを押し殺して明るくふるまう青年をうまく演じられたらと思っています。

――Hey! Say! JUMPデビュー「15」周年で、GP帯ドラマ「15」作目の主演となる本作への思い
デビュー15周年も、GP帯ドラマの主演作が15作目ということもどちらもありがたいことですが、僕の中ではまだ通過点だと思っています。あまり数字にはこだわりはありませんが、これまで積み上げてきたものがありますので、そのすべてが“山田涼介の成長”として見せられる作品になるのではないかと、自分でも楽しみにしています。今はまだなんとも言えませんが、僕自身、役者をやる人間として、二重人格者という特殊な役を演じるのは役者冥利(みょうり)に尽きます。こういった役をやりたい方はたくさんいらっしゃると思いますが、それを僕に任せていただけたのはすごく誇りに思いますし、光栄なことですので、役を演じることが自分自身とても楽しみです。難しい役だとは思いますが、今持てるすべての力を注ぎ込んで大切に演じたいと思います。

――放送を楽しみにしている視聴者・ファンの皆さんへのメッセージ
ドキドキハラハラできる1週間の楽しみが皆さんに提供できるのではないかと思っております。二重人格という役どころになるので、不安な部分もありますが、不安を抱えながらやっていった方がこの役は逆にハマるんじゃないかと思っています。このドラマをステキなものにすべく、一生懸命演じますので、ぜひ楽しみにしていてください!

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