俳優・歌手の木村拓哉が主演するテレビ朝日系木曜ドラマ『未来への10カウント』(毎週木曜 後9:00)。2日に放送される第8話では、ボクシングの道を絶たれた西条(村上虹郎)が大きな決断を下すことに。そして、網膜剥離でボクシングを諦めざるを得なかった学生時代の自分と西条を重ね合わせ、やり場のない複雑な感情にさいなまれる桐沢もまた、今後の人生を切り拓く上で避けては通れない“一世一代の決断”に迫られる。 たび重なる挫折を経て、一時は生気を失っていたものの、ボクシング部の指導に生き甲斐を見出し、かつての輝きと覇気を取り戻してきた桐沢。そんな桐沢の目を見張る変化、何よりも人間性にどんどん惹かれ、恋心を募らせていたシングルマザーのボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)が、今夜ついに、桐沢に向かって思いの丈を打ち明ける。 予告にもあった「圭太(川原瑛都)の…お父さんになってもらえませんか?」と葵からの突然の逆プロポーズ。葵は声を震わせながら、絞り出すように言葉を紡ぎ出す。今回解禁された第8話の場面カットでも、ぐっと顔を近づけ、何やら親密な雰囲気になっている桐沢と葵。はたして、この先に広がる2人の未来とは。 さらに桐沢は葵との恋と並行し、もうひとつ“人生の大転換期”に直面する。亡き妻・史織(波瑠)の兄・井村和樹(石黒賢)の後押しで、かつて閉店を余儀なくされた焼き鳥店再開の目処が立ち始めた桐沢。しかし、店を再開するとなれば、新たな生き甲斐となっていたコーチを続けられないかもしれない。コーチ続投か、焼き鳥店再開か…。簡単には取捨選択できない究極の二択。決断の時が迫りくる中、桐沢が意を決して選ぶ道とは。