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河瀬直美監督、東京オリンピックドキュメンタリー映画で見せる「対象の人との関係性」

 映画監督の河瀬直美監督(52)が23日、都内で行われた『東京2020オリンピック』の公式ドキュメンタリー映画『東京2020オリンピック SIDE:A』の完成披露舞台あいさつに登壇した。

対象者との関係性を説明した河瀬直美 (C)ORICON NewS inc.

対象者との関係性を説明した河瀬直美 (C)ORICON NewS inc.

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 『東京2020オリンピック SIDE:A』について「(記録された)5000時間の1コマ、1コマが人生です。地球の上に暮らす人類78億の人生が刻まれているかのような東京2020大会の記録をさせていただいたことは自分の人生にとってかけがえのない時間でした」としみじみ。「5000時間は、毎日24時間見ても相当な時間がかかる」と笑いながらも「夢中になりました。できるだけ客観的に物事を見つめようと思いました。この数ヶ月、その世界にどっぷりとつかった。私の眼差しが、この映画を作ったのだとすると、その映画は今の時代の人たちだけじゃなくて、100年、1000年先の子孫にちゃんと届いて、私たちはどんな立場にあっても、ちゃんと一生懸命生きていたというのを残したいと思いました」と語った。

『東京2020オリンピック SIDE:A』完成披露舞台あいさつに登壇した河瀬直美 (C)ORICON NewS inc.

『東京2020オリンピック SIDE:A』完成披露舞台あいさつに登壇した河瀬直美 (C)ORICON NewS inc.

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 ドキュメンタリーの撮影について「フィクションも作っていますがドキュメンタリーも作っています。むしろ1番最初の映画は自分のプライベートの日常を通して描くドキュメンタリー映画。ドキュメンタリーは現実に起こっていくものにカメラを向けるのでコントロールできない」とする。「生身のものに、ちゃんとフォーカスする。時間を一緒に共有させてもらった、そこを克明に描くべきだと思う。つまりドキュメンタリーって対象の人との関係性。私が作り手として心を開いていく。撮影者である前に1人の人として、その人に心を開いていくことで、その人も心を開いてくれるということが起きた時に取材者と対象者だけの関係を越えていける」と思いを語っていた。

 表舞台に立つアスリートを中心としたオリンピック関係者たちを描いた『東京2020オリンピック SIDE:A』が6月3日、大会関係者・一般市民・ボランティア・医療従事者などの非アスリートたちを描いた『東京2020オリンピック SIDE:B』が6月24日に公開。750日、5000時間、東京五輪を撮り続けた膨大な記録を元に、河?監督が総監督として、異なる視点から描く。

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