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SixTONES森本慎太郎、愛すべきバカな役柄に憧れ 自身は「恋心より友情をとります」

 人気グループ・SixTONES森本慎太郎(24)が出演する、フジテレビ系“水10”ドラマ『ナンバMG5』(毎週水曜 後10:00)。森本は千鳥商業高校の1年生であり、ヤンキー高校生・大丸大助(だいまる・だいすけ)役として別の高校に通う主人公の剛(間宮祥太朗)や伍代(神尾楓珠)と友情を深めていくキャラクターを演じている。実力とイカつい風貌で圧倒しつつ、アツくておバカな一面も持つ大丸との自身との共通点や撮影裏を森本が語った。

『ナンバMG5』に出演する森本慎太郎(SixTONES) (C)フジテレビ

『ナンバMG5』に出演する森本慎太郎(SixTONES) (C)フジテレビ

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 原作は小沢としお氏の『ナンバMG5』&『ナンバデッドエンド』(秋田書店)。今までのヤンキードラマとは違い、筋金入りのヤンキー一家「難破(なんば)家」の次男・難破剛が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという<高校“逆”デビュー>物語を描く。

 取材時は第3話放送前ということで「僕は友人とか、メンバーの高地(優吾)は原作がすきなので『見たよ』『やっぱ面白いわ』とか、近くの人からそういった声が聞けるのはうれしかったです」と反響に喜び。「間宮くん、(神尾)楓珠くんといっしょに撮るシーンが多いので撮影の合間に話しています。楓珠くんは、人見知りで無口な方なんですが、年も近い分、話しやすい。仲の良さは今後の大丸、剛、伍代の関係に必要なものだしそこがちゃんと映るといいな」とキャスト間でも打ち解けた様子をみせる。

 剛や伍代との食事シーンは「喧嘩したり遊びにいくのはもちろん、中華屋さんで3人で飯食いながら話すのが一個のキーであり、3人の関係性を作りだす上で大事な場面になっています。あのシーンは、普通に友だちとご飯を食べている気持ちになるし、高校生の時もこうだったなと照らし合わせたり。居心地の良い場所になってます」とより役に入り込むことができるという。

 また「間宮くんに対して『おはようございます!』って言うと、言葉上は『おはようございます』だけど、(撮影を経ての)関係があるからこそ、ラフにできるし、そういったところでスイッチが入る感じはします。現場ついて間宮くんと会って話すと変わります。間宮くんが引き金ですね」と間宮とのあいさつが大丸モードへの切り替えになるそう。

 間宮と共演歴のあるSexy Zoneの菊池風磨から『慎太郎はめっちゃおもろいやつ』という“前情報”が共有されていたそうで、「僕は風磨から(間宮について)クランクイン前には話を聞いてないんですけど、初対面から、間宮くんはめっちゃすきだと思いました。間宮くんから『風磨に聞いたよ』と聞いて…変なハードルが上がって、これは大変だな、と思いました(笑)。でも僕も肌感でめっちゃすきだな、って。男気がある人だし、僕は男気のある人がすき。お世話になってるTOKIO兄さんがそんな感じだから兄貴だけど友だちみたいな」と役柄同様に信頼を寄せた。

■映像作品ならではの“大丸”を意識「自分らしさもちょっとずつ入れながら」

 元々、原作で一番お気に入りのキャラだったという大丸について「熱さや、仲間思いな気持ち、ストレートな感情表現、素直な男の子、みたいなところに引かれました。剛とは(恋の)ライバル関係にもなってくるし、すごく印象に残った。すごくすきだな、と」と魅力を明かす。

 「僕が大丸に対して感じたものを、観ている人たちにも感じてもらえたら。『大丸ってこういうキャラだよね』という、一言で言えば、バカで愛おしい一面があって素直。それがちゃんと出るように。原作だと大丸は吹き出しの感じでも大声を張っている感じ。顔の圧とか勢いとかもあるので、現場で、原作と照らし合わせてやってます。ただ、それ通りやりすぎても実写でやってるし、それはコピーしてる感じよりは自分らしさもちょっとずつ入れながら」とこだわりながら表現する。

 現在は24歳、高校生役を演じることで「みんなで歩いてたり、僕は制服は着てないですけど、友人たちとバカやっている感じとかは高校生の頃を思い出したりしました」と青春を追体験。実際の学生時代は「僕は基本先生と仲良かったので先生としゃべったりすることも多かったです。メンバーの京本(大我)、l田中(樹)、松村(北斗)がいたり、同級生に前共演した人だったり、友だちもいたから、自分のキャラもわかってくれていた。ホームルームでふざけて呼び出されてたり…ちょけてました(笑)。そういう部分は大丸と似てるかもしれないですね」と共通点を明かす。

 一方で、ヒロインの深雪(森川葵)に一目ぼれし、剛とは恋のライバルにもなるが自身は三角関係になったら「引きますね。まったく違います。僕は恋心より友情をとります」ときっぱり。「あれだけ感情をストレートにまわりにも伝えるところや、あの素直さは多分計算してできるようなことではない。僕にはまったくない部分なのでうらやましいです。好きなら好きと言うタイプですが、あそこまでは…(笑)。ああいう(直球な)表現ができるのは子どものときだけ、場の空気を読むようになる。僕は永遠に子どもでいたい人間なので大丸の子どもらしさは、うらやましいな」とピュアでまっすぐ、“愛すべきバカ”大丸への憧れものぞかせていた。

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