嵐の二宮和也が主演を務める、TBS系日曜劇場『マイファミリー』(毎週日曜 後9:00)。第3話では、友果(大島美優)を取り戻し、第1章が完結するというスピーディーな展開を見せた。物語が中盤に差し掛かる第4話(5月1日放送)以降の見どころを飯田和孝プロデューサーに聞いた。
人生最悪の事態に見舞われた家族の絆が試される、ノンストップファミリーエンターテインメント。誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていく。『グランメゾン東京』(2019年)、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年)などの脚本家・黒岩勉氏によるオリジナル作。
――友果が帰ってきたのも束の間、また困難がありそうですが、第4話から中盤にかけての見どころを教えてください。
第1話から第3話は友果誘拐事件ということで、第3話で事件は完結しました。ここからの見どころは、“取り逃してしまった犯人がいる”ということ。「ホシを野放しにしたことをあなたは必ず後悔する」と葛城(玉木宏)に言われた温人(二宮)を含め、未知留(多部未華子)、三輪(賀来賢人)、東堂(濱田岳)それぞれにこれからどういうことが起こるのか。友果誘拐事件がそれぞれの人物に引き起こす波乱だったり、人間関係のもつれだったり、はたまた、犯人は一体誰なのかというところに注目して見ていただけたらと思います。
――事件をめぐる謎や問題が次々に出てくるということでしょうか?
“ノンストップファミリーエンターテインメント”が“ノンストップサスペンスエンターテインメント”に移行する感じです。ただ、だからといって単なる犯人考察ものというわけではありません。タイトルがなぜ『マイファミリー』であるのか、その理由がどんどんわかってきます。「そういうことだったのか」という流れになってくるので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
――ここまで放送してきて、視聴者の方の反応はどのように捉えていますか? 犯人考察が毎回話題になっているようですが。
スタッフ、キャストが作ろうとしているものが、ちゃんと形になって届いている感覚はあります。家族のドラマを作ろうというところから始まっているので、そこに少しでも共感を得られていればうれしいですね。
意外なリアクションでいうと、友果誘拐事件は、お父さんに振り向いてほしくてとか、お父さんちゃんとしてよという理由で未知留と友果の狂言誘拐説というのが結構上がっていたみたいで。それは少し意外でした(笑)。
第1話から第3話まで見ていただいて、この人じゃないのかなと思い始めているところもあると思いますが、第4話を見ると、「あれっ?」と感じることが見えてくると思います。そうそう簡単にはわかりませんよといいますか(笑)。じっくり見ていただくことで、いろいろな見方が楽しめるんじゃないかと思います。
――第4話以降では、鳴沢家以外の家族も続々登場するとのことですが。
三輪、東堂、阿久津(松本幸四郎)といった、いろいろな登場人物の家族がこの物語に関わってきます。本作を最初は「家族の再生の物語」という風に捉えていらっしゃる方もいると思いますが、そういう要素もありつつ、それだけではありません。詳細はまだ語れませんが、「やっぱりみんな自分の家族が大切」というのが前提にあった上で事態は進んでいきます。
――第4話以降の展開を知った二宮と多部の反応はいかがでしたか?
驚かれている感じもありつつ、「でもそうだよね」という感じもありました。1つの感情ではなかったように思います。誘拐事件なので、納得はおかしいし、同情でもないし共感でもない。だけど「自分の家族を守りたい」というのは、全話を通してぶれていないところなので、そこを感じたときに「そうだよね」となる。そういうリアクションだったと思います。
――第1章が完結しました。今後2章、3章…と続きますか?
第1話から第3話というのが、壮大なプロローグで、これから放送される第4話がやっとスタート地点というイメージです。今後は、2章3章と細かくは区切らず、ここからは最後まで一気に進んでいくかと思います。
――最後に視聴者にメッセージをお願いします。
第1話から第3話までノンストップできましたが、ここから『マイファミリー』の真相に迫っていきます。本編が始まるというと大袈裟ですが、エピローグに向かってどんどん話が進んでいきますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
■第4話(5月1日放送)あらすじ
娘・友果(大島美優)を救出した、温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)。このまま、普段の生活に戻っていくのだと思っていたのだが、温人の心には葛城(玉木宏)の言葉が不気味に刻まれていた。「ホシを野放しにしたことを、あなたは必ず後悔する」
「犯人が誰であるかなんて関係ない、友果が無事に戻ってきてくれた、それだけでいい」そう思っていた、温人にまたしてもとんでもない困難が襲いかかる。
そして、未知留は、友果は、三輪(賀来賢人)は、東堂(濱田岳)は、そして葛城は……。翻弄されていく彼らに訪れる未来とは……。物語は一気に加速していく。
人生最悪の事態に見舞われた家族の絆が試される、ノンストップファミリーエンターテインメント。誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていく。『グランメゾン東京』(2019年)、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年)などの脚本家・黒岩勉氏によるオリジナル作。
――友果が帰ってきたのも束の間、また困難がありそうですが、第4話から中盤にかけての見どころを教えてください。
第1話から第3話は友果誘拐事件ということで、第3話で事件は完結しました。ここからの見どころは、“取り逃してしまった犯人がいる”ということ。「ホシを野放しにしたことをあなたは必ず後悔する」と葛城(玉木宏)に言われた温人(二宮)を含め、未知留(多部未華子)、三輪(賀来賢人)、東堂(濱田岳)それぞれにこれからどういうことが起こるのか。友果誘拐事件がそれぞれの人物に引き起こす波乱だったり、人間関係のもつれだったり、はたまた、犯人は一体誰なのかというところに注目して見ていただけたらと思います。
――事件をめぐる謎や問題が次々に出てくるということでしょうか?
“ノンストップファミリーエンターテインメント”が“ノンストップサスペンスエンターテインメント”に移行する感じです。ただ、だからといって単なる犯人考察ものというわけではありません。タイトルがなぜ『マイファミリー』であるのか、その理由がどんどんわかってきます。「そういうことだったのか」という流れになってくるので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
――ここまで放送してきて、視聴者の方の反応はどのように捉えていますか? 犯人考察が毎回話題になっているようですが。
スタッフ、キャストが作ろうとしているものが、ちゃんと形になって届いている感覚はあります。家族のドラマを作ろうというところから始まっているので、そこに少しでも共感を得られていればうれしいですね。
意外なリアクションでいうと、友果誘拐事件は、お父さんに振り向いてほしくてとか、お父さんちゃんとしてよという理由で未知留と友果の狂言誘拐説というのが結構上がっていたみたいで。それは少し意外でした(笑)。
第1話から第3話まで見ていただいて、この人じゃないのかなと思い始めているところもあると思いますが、第4話を見ると、「あれっ?」と感じることが見えてくると思います。そうそう簡単にはわかりませんよといいますか(笑)。じっくり見ていただくことで、いろいろな見方が楽しめるんじゃないかと思います。
――第4話以降では、鳴沢家以外の家族も続々登場するとのことですが。
三輪、東堂、阿久津(松本幸四郎)といった、いろいろな登場人物の家族がこの物語に関わってきます。本作を最初は「家族の再生の物語」という風に捉えていらっしゃる方もいると思いますが、そういう要素もありつつ、それだけではありません。詳細はまだ語れませんが、「やっぱりみんな自分の家族が大切」というのが前提にあった上で事態は進んでいきます。
――第4話以降の展開を知った二宮と多部の反応はいかがでしたか?
驚かれている感じもありつつ、「でもそうだよね」という感じもありました。1つの感情ではなかったように思います。誘拐事件なので、納得はおかしいし、同情でもないし共感でもない。だけど「自分の家族を守りたい」というのは、全話を通してぶれていないところなので、そこを感じたときに「そうだよね」となる。そういうリアクションだったと思います。
――第1章が完結しました。今後2章、3章…と続きますか?
第1話から第3話というのが、壮大なプロローグで、これから放送される第4話がやっとスタート地点というイメージです。今後は、2章3章と細かくは区切らず、ここからは最後まで一気に進んでいくかと思います。
――最後に視聴者にメッセージをお願いします。
第1話から第3話までノンストップできましたが、ここから『マイファミリー』の真相に迫っていきます。本編が始まるというと大袈裟ですが、エピローグに向かってどんどん話が進んでいきますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
■第4話(5月1日放送)あらすじ
娘・友果(大島美優)を救出した、温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)。このまま、普段の生活に戻っていくのだと思っていたのだが、温人の心には葛城(玉木宏)の言葉が不気味に刻まれていた。「ホシを野放しにしたことを、あなたは必ず後悔する」
「犯人が誰であるかなんて関係ない、友果が無事に戻ってきてくれた、それだけでいい」そう思っていた、温人にまたしてもとんでもない困難が襲いかかる。
そして、未知留は、友果は、三輪(賀来賢人)は、東堂(濱田岳)は、そして葛城は……。翻弄されていく彼らに訪れる未来とは……。物語は一気に加速していく。
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2022/05/01