俳優チャ・ハギョン（VIXX・エン）が、きょう26日より「Huluプレミア」で一挙独占配信されるドラマ『バッド・アンド・クレイジー』に出演。優しく真っ直ぐな若手警官オ・ギョンテ役を熱演する。ORICON NEWSに独占インタビューコメントが届いた。

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同作は、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』などのイ・ドンウクが主演し、『イカゲーム』などのウィ・ハジュンと共演。出世のためなら悪事も辞さない“バッド”な警部リュ・スヨル（イ・ドンウク）が、正義感あふれる“クレイジー”な男・K（ウィ・ハジュン）と繰り広げる刑事ドラマ。『愛の不時着』などの制作会社スタジオドラゴンが手がけ、『悪霊狩猟団：カウンターズ』の監督・スタッフが再集結したことも話題だ。

　持ち前のルックスと生き生きとした演技＆アクションで、まさに“バッド・アンド・クレジ―”な捜査チームのアクセントとなり、ドラマの重要なキャラクターを演じきったチャ・ハギョン。髪を切って若き警官ギョンテとして過ごした日々を振り返った。

■悪党に立ち向かうギョンテに共感「この物話を一緒に引っ張っていきたい」

――今回、真面目な若手警察という役どころです。

『バッド･アンド･クレイジー』で僕はオ･ギョンテを演じました。ギョンテは原則主義者で、ソヒャン交番の若手巡査。とても温和で優しい性格ですが、自分が正しいと考える信念を守るためなら、どんな困難も恐れない情熱のある青年です。

――出演の決め手となったのは。

まず台本が本当に面白かったです。そしてギョンテが悪党に立ち向かうシーンを見て、その１シーンを見てひかれました。その場面を通してギョンテを表現できると思い、この作品で僕がこの物話を一緒に引っ張っていきたいと思いました。

――役作りはどのようにされたのでしょう？

まず頑張って伸ばしていた髪を切りました。ギョンテというキャラクターを表現するために、そしてギョンテを理解するために、普段から「ギョンテならどうするだろう？」「ギョンテならどういう思考でこの状況に立ち向かうだろう？」そう悩みながら過ごしました。

■シーンごとに“数値化”して痛みの違いを表現　大熱演をVIXXメンバーも応援

――演じてみて、一番難しかった点、苦労した点は。

最初は暴行されるシーンが撮影前から心理的にとても負担になっていました。そういうシーンが多いというのもあって、場面ごとの違いをどう表現するべきかという悩みもありました。でも幸いにも、その悩みは監督と話しながら解決することができました。数値化してシーンごとに違う表現をすることができました。「ここは30ぐらいの苦痛を表現しよう」「
ここは70ぐらいの苦痛を表現しよう」と監督と話しながらうまく乗り越えました。

――VIXXのメンバーの反応も気になります。メンバーたちは「チャ・ハギョン」としての俳優の活躍にどんな反応を？

とても応援してくれています。特にRAVIとは、親しくなった先輩たちの話や現場の話をしていたので、たくさん応援メッセージをくれました。LEOも最近、演技の仕事を始めました。映像演技の仕事を始めて、お互いにアドバイスしながら応援して励まし合っています。HYUKも同じですね。KENはミュージカルなので、少し違う演技かもしれないですが、役を理解するという部分は似ていて、そういう部分でもたくさん共感して話をしています。

■イ・ドンウク＆ウィ・ハジュンに感謝　自身のヒーローは家族とファン

――現場の雰囲気や、イ・ドンウクさん、ウィ・ハジュンさんと共演した印象は。

とても気づかってもらった現場でした。特にドンウクさんは共演シーンが多く、そのたびにいつも一番に気にかけてくれました。危険なシーンや少し大変なシーンがある時は、いつも演じきれるように助けてくれました。よく励ましてくれました。だからとても頼りながら撮影をしました。ハジュンさんとは最初は共演シーンが少なかったのですが、待機中によく行き来しながら顔を合わせたので、そのたびにお互いの役についてたくさん話をしたり、応援してくれたり、お互いの役のいい点を話しながら自信を得ていました。

――ウィ・ハジュンさん演じるKは正義感あふれるキャラクターですが、チャ・ハギョンさん自身、幼少期に憧れた正義感あふれるヒーロー像があれば教えてください。

僕はやはり家族だと思います。僕は末っ子で兄とは14歳差、上の姉とは12歳差、下の姉とは4歳差で年の差が大きいほうで、そのせいかとても頼っていました。今でも頼っている存在です。そして今はファンの方たちではないかなと思います。ファンの方たちのおかげで、もっと頑張ることができます。見守られているという考えから緊張を緩めず、たゆまずやっていける原動力になっていると思います。

■必見は「雨に打たれるシーン」＆ギョンテらしく事件解決する姿

――撮影の中で一番印象的だった、または心に残っているシーンを教えてください。

すべての撮影がアクションで、特殊効果も多いそんなシーンでした。その中で僕が一番記憶に残っているシーンは雨に打たれるシーンで、ドンウクさんがご自身のジャケットを犠牲にして僕を守ってくれた。「雨を避けてやる」と、その瞬間が記憶に残っています。それ以降もよく気づかってくれましたが、やはり最初に気づかってもらったその瞬間がとても記憶に残っています。

――注目して見てほしいシーンや場面は。

ギョンテが初めて事件解決に一役買うシーンなんですが、ギョンテと悪役が出くわした際、ギョンテがこの事件をどう解決するのか、どう終わらせるのかをぜひ見守ってほしいです。そこで最もギョンテらしい姿が出てギョンテを説明することができる、そういう場面が出ると思います。ぜひ見ていただけたらうれしいです。

――撮影を通して、自分が成長したと感じる点については。

まだまだ足りないですが、現場でぶつかる方法を少しずつ学んでいると思います。以前は念入りに準備をして演技することを好むタイプでしたが、今は準備段階で壁にぶつかっても現場を信じて「現場に行けば、こういう部分は解決できるだろう」と考え、少し柔軟に対応できるようになりました。そういう部分は成長したと思います。

■今後は「ふわふわした作品もやってみたい」　日本のファンに早く会いたい

――今後、どのような役に挑戦してみたいですか？

いろんな演技をしてみたいですが、今まで主にジャンルものをやったので、今後はふわふわした作品もやってみたいです。僕が殴られたり暴行されたりするシーンが多くて、両親がつらかったと言っていました。ファンの皆さんも同じです。なのでこれからは、もっとハッピーで笑って見られる作品にも出演してみたいですね。

――最後に日本のファンにメッセージを。

日本のファンの皆さんのおかげで僕はより一生懸命に頑張ることができています。そして最後に会ってからずいぶん経ちますが、早く目を見て、向かい合ってあいさつできる機会ができたらと思います。その機会にたくさんお話しできたらうれしいです。『バッド･アンド･クレイジー』とギョンテをたくさん応援してください。本当にありがとうございます。

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