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デーモン閣下、刑事ドラマ初出演&内藤剛志と初共演「シュールな感じを見て」

 テレビ朝日系で今夜(14日)スタートする木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長season6』(毎週木曜 後8:00)。その初回拡大スペシャルに、デーモン閣下がゲスト出演。閣下のドラマ出演は2008年、『左目探偵EYE』以来14年ぶりで、刑事ドラマは初となる。近年、ロックアーティストとしてだけでなく、朗読劇への出演や絵本の読み聞かせ動画などで“イケボ(=イケメンボイス)”を披露している閣下が、その低音ボイスを駆使して、コールセンターのリーダー役を演じる。デーモン閣下は「デーモンがデーモンとしてではなく、あくまでも“役”をやっている面白さ。そのシュールな感じを見てもらいたい」とアピールしている。

内藤剛志(右)主演、『警視庁・捜査一課長 season6』初回拡大スペシャルにデーモン閣下(左)が降臨 (C)テレビ朝日

内藤剛志(右)主演、『警視庁・捜査一課長 season6』初回拡大スペシャルにデーモン閣下(左)が降臨 (C)テレビ朝日

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 12年に『土曜ワイド劇場』の一作として産声を上げて以来、ヒラ刑事から這い上がった“叩き上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの熱き奮闘を描き、シリーズ誕生10周年を迎える『警視庁・捜査一課長』。「シリーズ史上最高に視聴者の度肝を抜く、難事件」とうたう初回スペシャルで大岩たちが挑むのは、“タイムトラベラー”の異名を持つ個人投資家・時岡賢(小手伸也)が殺害された事件。

 捜査をはじめた大岩は、ある人物の関与を疑う。それは、コールセンターに勤務する女性・新野はるな(新谷ゆづみ)。大岩の亡き娘・春菜と同じ名前のはるなは大岩とは過去につながりがあるようで…。いったいどういう関係なのか!? そして本当に事件に関わっているのか!? やがて事件は過去と現在だけではなく、“未来”までからんでいるような不可思議な展開を見せていく。

 閣下が演じるのは、はるなが勤めるコールセンターのスーパーバイザー・池母信人(いけぼ・のぶと)。このコールセンターではヘアスタイルも服装も自由なため、スタッフは思い思いのファッションで勤務しているが、その中でもひときわゴージャスで個性的な池母。しかし、部下への思いは熱く、はるなを守るべく、事情聴取にやって来た大岩たちを美声で牽制する場面も。

 閣下は今回のオファーに、「面白い企画を考えるな、と思った」とノリノリ。「何しろ名前が“イケボ”なので、なるべく“イケボ”で話すことに努めた」と、とにかく“声”に気を配って演じたことを告白。 さらには、「いつものデーモンではなく“池母信人役”になること」に徹し、「“若くて個性的な集団”のリーダーに見えるよう」役作りを行ったようだ。

 また、撮影現場では初共演の内藤と「良い声を保つ工夫」について会話したことも打ち明け、「律儀で丁寧な人柄。座長として素晴らしい」と絶賛。はたして、デーモン閣下演じる池母信人は、そのイケボで何を語るのか…!?

■デーモン閣下のコメント

――オファーを受けたときの気持ちを教えてください。

【デーモン閣下】面白い企画を考えるな、と思った。

――コールセンターの“イケボ”スーパーバイザー・池母信人役を演じられましたが、 どのような人物像を思い描いて演技されたのでしょうか?

【デーモン閣下】何しろ名前が“イケボ”なので、なるべく“イケボ”で話すことに努めた。“人物像”に関しては…思い描いた人は特にはないが、“若くて個性的な集団”のリーダーに見えるように考えた。演劇なので、いつものデーモンではなく、“池母信人役”になることを。

――共演された内藤剛志さん、ナイツ塙宣之さんの印象を教えてください。 

【デーモン閣下】吾輩は、芸歴は長いが“ドラマ出演”は多くない。つまり俳優との面識も多くはない。内藤剛志氏は初対面であった。とても律儀で丁寧な人柄だな、と感じたのと同時に大柄であることに驚いた。そして、若い! 内藤氏とは、“良い声を保つ工夫”について話をした。また吾輩が先に出演シーンを終えてスタジオを去る時、車の去り際まで見送りにきてくれた。“座長”としても素晴らしいと思った。

 ナイツ・塙氏とはバラエティーで何度か一緒になっているが、演技への真摯(しんし)さを感じた。塙君とは、NHKでの同じ番組(共演ではないが別のコーナー)出演の話をちょっとだけした。

 あと、斉藤由貴嬢が帰る前にわざわざあいさつに来てくれた。彼女とは演劇での共演はないが、約20年前に吾輩が副演をしたミュージカルで、彼女が吾輩が歌う歌の歌詞を書いてくれた。その関連で、多分一緒に会見を行っている。それ以来の再会で、こちらも「律儀だな〜」と感銘を受けた。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

【デーモン閣下】デーモンがデーモンとしてではなく、あくまでも“役”をやっている面白さ。そのシュールな感じを見てもらいたい。

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