あの妖怪たちが帰ってきた! テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー』(毎週土曜 後11:00)が今夜(9日)、スタート。「今度の妖怪は、何かがおかしい…」とうたわれている今作だが、初回1時間の「カッパスペシャル」に登場する“闇落ち”して邪悪化(!?)した「河童(カッパ)」の姿を捉えた場面カットをひと足先に入手した。
同ドラマは、小芝風花が連続ドラマ初出演を務めた異色のホラーコメディー『妖怪シェアハウス』(2020年7月期放送)の続編。前作では、小芝演じる気弱な目黒澪(めぐろ・みお)が、ボロボロのどん底に陥っていたところをシェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、やがて直面するトラブルや悪い奴らを妖怪たちに助けられながら成敗し、成長していく姿を描いた。
人の目を気にして悪目立ちすることを恐れていた澪が、自分の思うがまま自由に生きる妖怪たちと関わる中で、小説を書きたいという夢を見つけ、やりたいように「自分らしく生きる!」と息巻いて“妖怪ヒラキナオリ”としてシェアハウスから羽ばたいていった前作。
しかし、世知辛い世の中、現実は厳しく気持ちだけでは上手くはいかず、やがて生活するお金にも困り果て、小説も書けなくなってしまい、またしてもボロボロになった澪は、かつてシェアハウスで共に暮らした妖怪たち――お岩さん/四谷伊和(松本まりか)、酒呑童子/酒井涼(毎熊克哉)、座敷童子/和良部詩子(池谷のぶえ)、ぬらりひょん/沼田飛世(大倉孝二)と再会を果たす。
第1回「カッパスペシャル」では、バイトに追われ、それも失敗ばかりの澪の姿を伊和たちが目撃していく。またも住む場所を追われ、途方に暮れる澪。「世の中は、お金がないと自由に生きることなどできない」という詩子の言葉は身につまされる。
お腹を空かせ、まるで餓鬼のようにボロボロになった澪だったが、好条件の水泳教室のアルバイトを見つける。そこで出会ったのは、爽やかなイケメン講師で社長の川辺雄介。彼のもとで働き始めた澪は、やがて川辺が女性会員を騙していると疑い始め、さらに怪しい行動を目撃してしまう。ある夜、意を決して川辺を問い詰めると、豹変した川辺にプールに突き落とされ、振り返るとそこには黒い妖怪が迫っていた…。
今回、水泳教室のイケメン講師、頭の上に丸い皿をのせ、手には大きな水かき、背中には甲羅という河童姿、そして謎の黒い妖怪姿と三変化を披露するのは、蜷川幸雄主宰の若手演劇集団「さいたまネクストシアター」の第一期生で、舞台をはじめ、ドラマ、映画と数多くの作品で活躍している小久保寿人。
上半身裸の水着姿のシーンが多いということで、ストイックに筋肉作りを行ってから撮影に挑んだそうだが、見事に割れたシックスパックを惜しげも無く見せてくれる。河童に扮しての撮影では2時間半かけて精妙な特殊メイクを施し、さらに謎の黒い妖怪姿になった時のやけにゴージャスな衣装にも注目だ。
女たらしなイケメン講師ぶりから、「すもうときゅうりとお酒が大好きで、いたずら好きの愛すべき妖怪」の河童、そして闇落ちした姿まで、小久保の振り幅のある芝居は、今後登場するゲスト妖怪たちをおおいに期待させる、トップバッターにふさわしい熱演だった。
第2回以降も、ゲストが人間の姿、本来の(妖怪の)姿、闇落ちした姿に三変化していくのかと思うと、その一段階増える手間を惜しまない作り手たちの熱量が感じられる。河童が闇落ちした理由もコミカルな中に風刺が込められていて、今後登場する妖怪たちがどんな理由で闇落ちして、どんな悪さをするのか、楽しみだ。
劇中、川辺にすすめられて澪がかぶりつく、ホットドッグならぬ、一本丸ごときゅうりドッグも気になる。あれはおいしいのだろうか。第1回「カッパスペシャル」を観てから試すか、今からパンとキュウリを用意して観ながら食べてみる?
同ドラマは、小芝風花が連続ドラマ初出演を務めた異色のホラーコメディー『妖怪シェアハウス』(2020年7月期放送)の続編。前作では、小芝演じる気弱な目黒澪(めぐろ・みお)が、ボロボロのどん底に陥っていたところをシェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、やがて直面するトラブルや悪い奴らを妖怪たちに助けられながら成敗し、成長していく姿を描いた。
人の目を気にして悪目立ちすることを恐れていた澪が、自分の思うがまま自由に生きる妖怪たちと関わる中で、小説を書きたいという夢を見つけ、やりたいように「自分らしく生きる!」と息巻いて“妖怪ヒラキナオリ”としてシェアハウスから羽ばたいていった前作。
しかし、世知辛い世の中、現実は厳しく気持ちだけでは上手くはいかず、やがて生活するお金にも困り果て、小説も書けなくなってしまい、またしてもボロボロになった澪は、かつてシェアハウスで共に暮らした妖怪たち――お岩さん/四谷伊和(松本まりか)、酒呑童子/酒井涼(毎熊克哉)、座敷童子/和良部詩子(池谷のぶえ)、ぬらりひょん/沼田飛世(大倉孝二)と再会を果たす。
お腹を空かせ、まるで餓鬼のようにボロボロになった澪だったが、好条件の水泳教室のアルバイトを見つける。そこで出会ったのは、爽やかなイケメン講師で社長の川辺雄介。彼のもとで働き始めた澪は、やがて川辺が女性会員を騙していると疑い始め、さらに怪しい行動を目撃してしまう。ある夜、意を決して川辺を問い詰めると、豹変した川辺にプールに突き落とされ、振り返るとそこには黒い妖怪が迫っていた…。
今回、水泳教室のイケメン講師、頭の上に丸い皿をのせ、手には大きな水かき、背中には甲羅という河童姿、そして謎の黒い妖怪姿と三変化を披露するのは、蜷川幸雄主宰の若手演劇集団「さいたまネクストシアター」の第一期生で、舞台をはじめ、ドラマ、映画と数多くの作品で活躍している小久保寿人。
上半身裸の水着姿のシーンが多いということで、ストイックに筋肉作りを行ってから撮影に挑んだそうだが、見事に割れたシックスパックを惜しげも無く見せてくれる。河童に扮しての撮影では2時間半かけて精妙な特殊メイクを施し、さらに謎の黒い妖怪姿になった時のやけにゴージャスな衣装にも注目だ。
女たらしなイケメン講師ぶりから、「すもうときゅうりとお酒が大好きで、いたずら好きの愛すべき妖怪」の河童、そして闇落ちした姿まで、小久保の振り幅のある芝居は、今後登場するゲスト妖怪たちをおおいに期待させる、トップバッターにふさわしい熱演だった。
第2回以降も、ゲストが人間の姿、本来の(妖怪の)姿、闇落ちした姿に三変化していくのかと思うと、その一段階増える手間を惜しまない作り手たちの熱量が感じられる。河童が闇落ちした理由もコミカルな中に風刺が込められていて、今後登場する妖怪たちがどんな理由で闇落ちして、どんな悪さをするのか、楽しみだ。
劇中、川辺にすすめられて澪がかぶりつく、ホットドッグならぬ、一本丸ごときゅうりドッグも気になる。あれはおいしいのだろうか。第1回「カッパスペシャル」を観てから試すか、今からパンとキュウリを用意して観ながら食べてみる?
2022/04/09