「第74回カンヌ国際映画祭」で、パルムドール(最高賞)に輝いたジュリア・デュクルノー監督の『TITANE/チタン』が本日(4月1日)より新宿バルト9ほか全国で公開。日本では本編映像初解禁となる、主人公アレクシアの幼少期のシーンが公開された。
交通事故により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア(C)KAZAK PRODUCTIONS - FRAKAS PRODUCTIONS - ARTE FRANCE CINEMA - VOO 2020
2018年『万引き家族』、2019年『パラサイト 半地下の家族』、2020年【開催中止】、そして再開した2021年、カンヌ国際映画祭が頂点に選んだのは、突然変異の如く現れた、まさに【怪物】。
解禁となった本編映像では、交通事故に遭い、手術を受けた幼いアレクシアが術後の経過を医師に確認されながら、静かにじっと父親を見つめるシーンから始まる。少女の右側の頭部にはチタンを埋め込んだ跡が痛々しくも、はっきりとうかがえる。病院の外に出ると車を何度か撫でた後に抱きつき、車への異常なまでの愛の片鱗を見せるアレクシア。そんなアレクシアが成長し、どんな運命をたどっていくことになるのか。
成長したアレクシアは、<車>に対し異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる。やがて、自らの犯した罪により行き場を失った彼女は、消防士のヴァンサンと出会う。10年前に息子が行方不明となり、今は孤独に生きる彼に引き取られ、ふたりは奇妙な共同生活を始める。だが、彼女は自らの体にある重大な秘密を抱えていた──。その衝撃でカンヌをどよめきで揺るがせた圧倒的怪作の全貌が日本でついに明らかになる。
2022/04/01