『トランスフォーマー』シリーズ、『6アンダーグラウンド』（2019年）など、数々のアクション大作を手掛け、ダイナミックな爆発を得意とする”ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイ監督の映画『アンビュランス』（公開中）より、キャスト陣が息つく暇もなく怒どうの展開を見せるエキサイティングな本作の撮影舞台裏や見どころを語った特別映像が解禁となった。

【写真】その他の写真を見る

　本作は、血のつながらない兄弟が銀行から大金を強奪する計画を企てるも、瀕死の警官と救命士を乗せた救急車を奪って逃走せざるを得ない状況に追い込まれてしまうスリルたっぷりなノンストップ・アクション。

　特別映像には、ベイ監督作品に初参戦を果たした主演のジェイク・ギレンホールや、ヤーヤ・アブドゥル＝マティーンニ世、エイザ・ゴンザレス、そして本作のプロデューサーを務めるブラッドリー・J・フィッシャーが登場。

　ジェイクは「出演の決め手はマイケル・ベイ監督だ。映画全体のエネルギーが全然違う」と独自のスタイルで作品を手掛けるベイ監督作品であるからこそ出演したかったと語り、「感情に強く訴えかける」と、大迫力の映像だけでなく、本編で描かれるエモーショナルなストーリーも魅力の1つと明かす。

　続けてジェイクは「血のつながりはないが2人は兄弟だ。切っても切れない縁と深い愛情がある」と自身が演じたダニーとヤーヤが演じる弟ウィルとの関係性について言及。

　ヤーヤもまた「ウィルはダニーを避けてきた。だが、愛のため犯罪に手を染める」と劇中で描かれる複雑な兄弟愛について語り、兄弟の関係性がストーリーの軸となっていくとコメント。

　さらに、ジェイクはエイザが演じる不運にもハイジャックした救急車に乗り合わせてしまった救命士のキャムというヒロインが強いことも魅力であると言い、エイザも「これまでにない女性の描かれ方よ。自分より他人の命を優先する」とヒロインが強い意志を持って行動していくことが魅力と明かしている。

　また、ヤーヤは「監督は物言う俳優を好む」と語り、長年ベイ監督作品に出演したがっていたジェイクも「役者に敬意を払いプロセスを尊重する。本作は劇場でこそ本領を発揮する」と監督との撮影を振り返り、ベイ監督がキャストたちから信頼されていたことをうかがわせる。

　本作はロックダウン中に撮影を敢行。独自のスタイルで作品を手がけるベイ監督の貴重な撮影の裏側や、キャストたちが明かすそれぞれ演じた役の見どころ、さらには警察やFBIとの攻防戦を繰り広げる中で逃走を続ける緊迫感が伝わるシーンも収められいる。

　時速100キロで走る救急車の中での撮影に挑んだエイザは「救急車内での撮影中は忘れてたけど大爆発を見てベイの映画だと思い出した」と明かすように、豪快なクラッシュやストリートの爆走も本物の迫力を追い求めるベイ監督らしさ＝ベイヘム（Bayhem）に満ちあふれた1本だ。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」