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伊集院光、朝の帯ラジオ『伊集院光とらじおと』6年の歴史に幕 エンディングで師匠・円楽の言葉明かす「掛け値なしでうれしかった」

 タレントの伊集院光(54)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(月〜木 前8:30)が、24日の放送をもって、2016年4月のスタートから6年の歴史に幕を閉じた。

伊集院光 (C)ORICON NewS inc.

伊集院光 (C)ORICON NewS inc.

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 同番組は、『大沢悠里のゆうゆうワイド』の後番組として2016年にスタート。始まる前に行われた会見では「僕の地元の工場では『どうせ大沢悠里しか聴かない』からって、ボンドでダイヤルを固定しているところがたくさんある」と明かし「そのままこちらもお試し、習慣のひとつで聴いてもらえると思う。悠里さんにはかなわないけど、俺らは俺らなりの面白いことをやっていると提示できることが、最初のチャンスであり、使命であると感じています」との思いを口にした。

 番組では、リスナーの思い出の味を募集し、リポーターが調査する「俺の5つ星」、一風変わったレコードを“アレコード”として紹介する「伊集院光とらじおとアレと」といった、さまざまなコーナーで構成。9時台は、伊集院が解説者とともにニュースについて語るコーナー、10時台は伊集院がゲストを招いてトークするコーナーも用意されており、好評を博していた。

 今年1月には、今春いっぱいで番組が終了すると番組内で報告。「伊集院光のラジオの人生、おしゃべりの人生、ここから前向きに立て直していこうかなと。とにかく僕は『伊集院光じゃなきゃいけない』という人たちに向けて喋って、『伊集院光じゃないとダメなんだ』という人たちと一緒にものを作っていうことだけはぶらさずにやっていこうと今後、ちょっとになりますけど、前向きに一生懸命にやることしかできないので、最終的にはいい終わり方をしていこうと思っています」と語っていた。

 この日の放送では、リスナーから番組の思い出にまつわるメールなどが相次いで寄せられた。10時台のゲストコーナーで、最後のゲストになったのは伊集院自身で、曜日パートナーの柴田理恵喜入友浩アナウンサーからの質問を受ける形で進行していった。エンディングでは「いろんなことを心配してもらって『よその局でやったら』と言っていただいたり…。正直なことを言いますね。よその局からいっぱいオファーがきていますし『来週からでも』っていうのもあるのですが、僕の中では、ワンクールはみんなお断りしています。TBSラジオと戦うっていう風になるのは嫌で…。他局にも出ますし、裏の番組に出ることもあるかもしれない」とした上で「深夜の方(月曜JUNK 伊集院光深夜の馬鹿力)はまだ続けさせていただく」と宣言した。

 続けて「(『らじおと』直後を担当している)スーさん(ジェーン・スー)が来てくれているんですよ。ゲストに出してくださいっていう話もしたんですけど、なんか告知があったりする時の方がいいと思うから、師匠(三遊亭円楽)が治った時に、二人会やりますみたいな時は、スーさんのところがいいかな」とコメント。「このラジオをやっていて、何がよかったかと言ったら、僕は性格的に反省点ばかり出るんです」と切り出した上で、師匠・円楽との思い出を語った。

 「掛け値なしで200%うれしかったことは、師匠と落語会をやった時に、最後に『おまえ、いいお客さんついてるな』って言ってくれて。ラジオをずっと聞いている、言葉っていうものに対する理解力とか。師匠もよくわかっていて『このタイミングで反応良く拍手がくるということは、言葉の芸術を理解できる人がこんなに集まるのは、本当にないぞ。幸せだぞ』って言ってもらった時に、師弟関係って、まず褒められることないんです。あんなにストレートに『伊集院、お前はラジオをやっているおかげで、これだけのお客さんがついているよ』って言ってもらった時の…なんだろう、誇らしさみたいな感じ」

 その上で「難しいもんだなと思うけど、今、ネット社会だから、いろんな憶測とか、僕のことを思って広がることはいっぱいあるんですけど、ほかの番組とかも、お声をかけていただけたら、図々しくも馳せ参じますし。どんな状況でも、自分が面白いと思うラジオができる環境ができたら、これは正直、どこの局かはわかりませんが、やっていきたいと思うし。きょうも、自由律俳句のコーナーで『ここを変えれば』って思ったりしていて、そこにこういうスポンサーさんを呼べばとか、考えているので、その日が来た時には、ちょっと気にかけてください。6年間、ありがとうございました」と締めくくった。

 28日からは、『パンサー向井の#ふらっと』がスタートする。番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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