オンライン動画配信サービス「Hulu」が、35歳以下を対象とした新世代の映像クリエイター発掘&育成プロジェクト『Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ35』の授賞式が22日、都内で行われ、老山綾乃監督の『まんたろうのラジオ体操』がグランプリに輝いた。
グランプリには、賞金100万円とHuluオリジナル作品の新作監督権が贈られ、さらなる活躍の場のサポートが約束される。老山監督は「『どうしよう』というのが一番の感想です。今回の企画で撮らせてもらえるだけで幸せでした。ほかの4人の監督の苦しみも知っていたので、その中でグランプリをもらえて本当にうれしいです」と感無量の表情でスピーチした。
『まんたろうのラジオ体操』は、見過ごされがちな社会問題をエンターテインメントに潜ませた作品で、「生きづらさ」を感じている女性が人生を再起動させる物語。予告映像では、ADの仕事に疲れ切った主人公・さくら(片山友希)とは対照的に、のびやかにラジオ体操をする老人・万太郎(長塚京三)の姿が映し出される。一見重なり合いそうにない2人が交流を図り、さくらが徐々に人生を取り戻していく様が爽やかに描かれている。
審査員を務めた橋本愛は「作品を見終わったあとに気持ちが震えて、本当にいい映画を見れたという気持ちになりました。心に残るだけでなく、いい意味で傷跡が残る経験をさせていただきました。すごくすてきなセンスをお持ちですし、それでいてすごく強い気持ちを感じた」と絶賛のコメントを寄せた。
授賞式ではそのほか、オーディエンスアワードに上田迅監督の『速水早苗は一足遅い』が選出され、審査員の沖田修一監督、本谷有希子、シソンヌ・じろうらが出席した。
グランプリには、賞金100万円とHuluオリジナル作品の新作監督権が贈られ、さらなる活躍の場のサポートが約束される。老山監督は「『どうしよう』というのが一番の感想です。今回の企画で撮らせてもらえるだけで幸せでした。ほかの4人の監督の苦しみも知っていたので、その中でグランプリをもらえて本当にうれしいです」と感無量の表情でスピーチした。
『まんたろうのラジオ体操』は、見過ごされがちな社会問題をエンターテインメントに潜ませた作品で、「生きづらさ」を感じている女性が人生を再起動させる物語。予告映像では、ADの仕事に疲れ切った主人公・さくら(片山友希)とは対照的に、のびやかにラジオ体操をする老人・万太郎(長塚京三)の姿が映し出される。一見重なり合いそうにない2人が交流を図り、さくらが徐々に人生を取り戻していく様が爽やかに描かれている。
審査員を務めた橋本愛は「作品を見終わったあとに気持ちが震えて、本当にいい映画を見れたという気持ちになりました。心に残るだけでなく、いい意味で傷跡が残る経験をさせていただきました。すごくすてきなセンスをお持ちですし、それでいてすごく強い気持ちを感じた」と絶賛のコメントを寄せた。
授賞式ではそのほか、オーディエンスアワードに上田迅監督の『速水早苗は一足遅い』が選出され、審査員の沖田修一監督、本谷有希子、シソンヌ・じろうらが出席した。
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2022/03/22